新型オーリスについて（１２０T） - オーリス

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新型オーリスについて（１２０T）

元セラ乗り
トヨタ / オーリス
120T(CVT_1.2) (2015年)
- レビュー日：2015年7月7日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 5

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: 燃費、加速、静粛性、今のところ（約3,000Km走行）満足。３ナンバーですが、コンパクトなので駐車するときもあまり苦労しません。車高も低くなり、高速走行時の風切音の質が良い方向に変わりました。街乗り、長距離すべてにおいてオールマイティプレーヤーです。
不満な点: 150Xと比べてアナログな部品が無くなりほとんどデジタル系になったので寿命が心配。10年乗るつもりなのでその辺りが気になります（トヨタの保証をしっかりつければ安心ですが）。また、個人的にダッシュボードは選べるようにしてほしかった。ディーラーでRSと同じにして～とかなり粘ったんですが、ダメでした。分不相応に高級過ぎる気がするのでちょっと不満。
あと、４コーナーセンサーを装着するとモデリスタ、TRDともにエアロ装着ができません。これは大失点です。センサーの安全を取るか格好を取るか…そんな選択をユーザーにさせちゃいけません。また、ホーンの純正オプションも無くなりました。純正の音…情けない音です。速攻でABで交換しました。
総評: GOLFと比較して云々とおっしゃっている方々が多いですが、車両だけを比較したら、うなずける部分もあります。オーリスの性能はトヨタの技術（T-Connect）と併せて総合的にGOLFと差がつきます。自車の位置情報をアプリで検索できる、盗難防止セキュリティ、エアバッグが使われたときにトヨタのセンターに通知、緊急車両の手配、車両使用時に体調が悪くなったときにHELP NETを使用すると緊急車両を自車の位置まで手配してくれる、ドライブ時にオペレーターが道案内をしてくれる（以上、純正ナビ＋DCM使用時）。純正ナビが高いと思われるかもしれませんが、これだけの機能が付いたナビは他のメーカーではありません。若年層にはピンとこないかもしれませんが、安心して楽しく乗るにはこの組み合わせは欠かせませんね。

走行性能: 無評価; 低回転から吹き上がるトルク感はディーゼルターボを彷彿とさせます。昔々の高回転高トルクのターボと全く逆です。発進時加速はA社やM社やLマークの高級車と引けを取りません。ターボを感じさせない分、乗る人を選ばないオールマイティな車だと思います。ちょっとやんちゃしたければSPORTSモードもがありますが、燃費が悪くなるのでお勧めしません（笑）。楽しいですけどね～。久々にトヨタの言う「Fun to Drive」を体現しているクルマだと思います。CVTってのが今の技術レベルではベストだと思います。
乗り心地: 無評価; 静かです。前に乗っていた150Xと比較してお世辞じゃなく、ウソのように静かです。エンジンを回しても静か。個人的に備え付けのタイヤが気に入らなかったのでREGNO GR-XI(195/65/15H)に変えたらさらに本領発揮。荒い路面の道路を走ると実力がわかります。サスペンションは固くもなく、柔らかくもないです。調子乗って運転するとアンダー気味ですね。ただ、無茶しない限り個人差は無いかと。試乗時は気になりませんでしたが、毎日乗っているとアイドリングストップからエンジン始動時の振動がちょっと気になる。他車と比べると小さいようですが、個人的に。ちなみにエンジンが止まる時はわからないくらい静かです。
積載性: 無評価; 前の150Xと比べてトランクが2段式になったので自分の様に大きい荷物を載せるときは高さがなくなった分工夫が必要。まぁ、こんなものかと。これが気に入らないのならVOXYみたいな車種にした方がいいですね。個人的には満足。
燃費: 無評価; 街乗りで１１～１３Km/L、高速だと15～17Km/L(オートクルーズ使用してます)。前車と比較して燃費は良くなったけどガソリン代が高くなったのでトントン。ただ、加速は150Xと比べて正に別世界なので満足度は高いです。そこそこターボを利かせても燃費が落ちないのがこのエンジンの特徴。
故障経験: 高級（？）なダッシュボードの「ビビり音」が納車時にあり、ディーラーで修復。直っています。現在、走行時のみ右前から異音がするので近々ディーラーに相談予定。始動時だけなので解決に苦労するかも…。それ以外、さすがトヨタ、抜かりはありません。