フォルクスワーゲン |  VOLKSWAGEN (ドイツ)

プロフィール

設立年月日

1938年(昭和13年)9月16日 

社長名

マルティン ヴィンターコルン(Martin Winterkorn) 

関連リンク(外部サイトへのリンクです)

グローバルサイト(http://www.volkswagen.com/) 

概要

ドイツ語で国民車を意味する“Volkswagen”が示すように、ドイツを代表する量販自動車メーカーである。本拠地はドイツの二ーダーザクセン州。フォルクスワーゲン乗用車部門に加えて、アウディ・ランボルギーニ・ベントレー・シュコダ・セアト・フォルクスワーゲンコマーシャルヴィークルの計8ブランドを傘下に従えるフォルクスワーゲン・グループの中心企業でもある。また、VWとポルシェの買収合戦は最終的に、VWがポルシェを傘下に収める方向で話が進展中で、その時期は2011年後半~2012年とされている。フォルクスワーゲン(以下VW)は2018年にグループの世界自動車販売台数で1000万台/年を超えるという目標を明らかにしているため、実現すればトヨタ・GMを抜いて首位となる可能性が高い。日本においても販売台数首位の輸入車ブランドである。代表的なクルマとして、過去にはオリジナルビートル、現在はゴルフなどがある。 

歴史

フォルクスワーゲンの歴史はヒトラーの国民車構想まで遡る。後にタイプ1(オリジナルビートル)として知られるセミモノコックボティと空冷水平対向4気筒OHVリアエンジンを持つKdFは、1938年にフェルディナンド・ポルシェ博士によって設計された。その前年、フォルクスワーゲン準備会社が創立され、1938年9月16日にはフォルクスワーゲン製造会社に改名。しかしその後ドイツが戦争へと突入すると、フォルクスワーゲン製造会社は軍事車両の生産に追われ、国民車計画は実現していない。

第二次世界大戦が終ると、フォルクスワーゲン製造会社はイギリス軍の管理下に置かれ、KdFはフォルクスワーゲン タイプ1へと名前を改めて量産を開始する。その後はタイプ1の高い品質などが世界中で認められることになり、ビートルなどの愛称で親しまれつつ、1945年の量産開始から2003年のメキシコ工場での生産終了まで、実に60年近くにわたって生産が続いた。累計販売台数2153万台は、T型フォードの約1500万台を抜く世界記録。日本ではヤナセによって195年代から輸入されている。

1960年代になると等速ジョイントやトランスミッションの改良が進み、小型車ではフロントエンジンで前輪を駆動する前輪駆動方式のパッケージ効率の高さが注目されるようになる。ビートルの次世代を開発中のVWの場合、当初はポルシェとアンダーフロアミッドシップの小型車を開発していたが、最終的にはポルシェを切ってこの流れに乗り、ジウジアーロの設計によって1974年にようやく、横置きエンジン&FFハッチバックのゴルフが登場した。ゴルフの名前はメキシコ湾流の風(ガルフストリーム)から来ている。 

技術

・DS
世界初の量産型デュアルクラッチトランスミッション(DCT)。従来型のセミオートマチックがMTのクラッチ操作と変速操作を人間に代わってコンピュータに行わせたのに対し、DCTはMTトランスミッションを基本構造としながらも、偶数段と奇数段の2つのクラッチを組み合わせるところが新しい。いったん走り出した後はどちらかのクラッチがほぼ常に駆動を伝えるため駆動が切れる時間が短く、変速が素早いのが特徴だ。トルコンATに比べて燃費効率が高く、MT並みにコンパクトに設計できるという長所もある。一方で低速時などの変速フィーリングは現在でもトルコンATのほうが洗練されている。DCTの基本技術は80年代にCカーにポルシェが試験採用したのが始まりだが、技術開発はゲトラグによって継続され、緻密なエンジン制御などの条件が整ったことで実用化に至っている。

・TSI
ガソリン直噴エンジンと過給器を組み合わせたパワーユニットのVW独自の呼称で、2005年のゴルフGTIに登載された1.4リッターDOHC直噴ガソリン・ツインチャージャー(1.4TSIツインチャージャー)から始まった。気化潜熱効果で排気温が下がる直噴インジェクターはターボの充填効率効果も高めるため、両者は相性が良い。TSIエンジンはこの組み合わせをパワー向上ではなく、通常は小排気量で回り必要なときに過給して大排気量並みのパワーを出す可変排気量エンジン的なコンセプトで使っている。燃費向上を目的とした排気量のダウンサイズは、TSI以降、特に欧米メーカーで主流になっている。

・W型エンジン
一般的には1本のクランクシャフトに対して、3列のシリンダーを放射状に配置するエンジンを指す。一般的なV型エンジンは2列だが、1列のシリンダー数を減らせるW型は全長をコンパクトにできるのがメリットで、特に12気筒や16気筒といったマルチシリンダーではその効果が高い。一方、フェートンやブガッティ ヴェイロンに登載されるVWのW型エンジンは、15度という狭角V型エンジンを72度の角度でVの字に組み合わせたダブルV型で、シリンダー列は4列になっている。欧州ではダブルV型エンジンを区別してWR型エンジンと呼称したり、逆に旧来のW型エンジンをY型と呼んで区別することがある。 

販売網(ディーラー)

日本法人はフォルクスワーゲングループ・ジャパンで、正規ディーラーは現在、直接契約するディーラーとトヨタ系のDUO(デュゥオ)があるが、2010年12月末をもってトヨタ系販売店とのディストリビューター契約が切れるため、DUO店はVWとの直接契約へと移行している。 

モータースポーツ

VWワークスのレース活動としてはダカールラリーが有名だ。2005年のダカールラリーに初登場した2台のレーストゥアレグはこの年、2台揃って完走し、ステージ優勝ももぎ取る。翌2006年には総合2位に食い込み、2007年は総合4位に終るものの、2009年に総合優勝を果たし、翌2010年も表彰台を独占している。

ニュルブルクリンク24時間レースではほぼワークス仕様のCNGシロッコが代替パワートレーン部門を2009年、2010年と連続で制覇している。

また、最近のVWはF1参戦の噂が耐えないが、2011年3月に行われた会見で、VW研究開発担当のハッケンベルク博士は検討していないことを改めて強調している。 

 

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