走りと実用性を包むデザインが何ともセクスィ - ジュリエッタ

マイカー

走りと実用性を包むデザインが何ともセクスィ

セブン,３
アルファロメオ / ジュリエッタ
コンペティツィオーネ (2012年)
- レビュー日：2015年7月8日
- 乗車人数：３人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 4

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: 走行/操作性は先に書いたとおりだが、満足度高いのはとにかくエクステリア＆インテリア（デザイン＆触感）　評価の採点法が以前と変わってその記載欄が無いが…。

外観はガンメタという渋めの色ながら、エッジと曲線織り交ぜた面構成がセクスィ（ホメ過ぎか）。丸いお目メと三角鼻（グリル）は愛嬌も感じる。

内装はコンペティツィオーネのレザー/布コンビシートがカジュアル過ぎず華美すぎず、各部のレッドステッチが効いている。試乗と購入で色々赤ステッチグッズ(ブランケット、キーケース、袋）他ハンカチやキャップなど頂き感謝。
不満な点: あえて重箱の隅つつけば
・ブレーキダスト多大（欧州車なので覚悟してたが）＞TEZZOパッドで解決

・ウィンドウスイッチパネルがエンジン回転域によりわずかにビビる＞防振兼ねカーボン調シート貼り解決。

・追記：季節によってエアコンの効き（温度管理よりウィンドウの曇り）が気になる（内側掃除しなさい）
総評: 趣味性と実用性を併せ持ち、それを包むデザインがセクスィ～という、ラテン系の楽しさと性能が高次元でバランス。

「走って楽しく、乗って心地よく、降りて眺めて目の保養になる」（…は自分が以前乗ったインテグラのCMコピーだが）…とでも言おうか。伝統のデザインも随所に有って見ていて飽きない。

以前の入力方法なら、
エクステリア：10 / インテリア：10 / 装備：8 / 走行性能：9
おすすめ度：7（多少マニアック） / 総合評価：8.8 てなところで、やはりデザインの満足度が高い。

最後に。車検を機に印象まとめてみたが、イタ車としては薄味かも（初めてなので比較できず）。中身は堅実（日本製パーツも多用され、震災後の供給の関係で国内販売が遅れたとも聞く）。しかし知性/野性両面感じさせるD.N.Aシステムもあり、デザインも見たとおり「ラテン味」が巧くついて、美味しさになってるなぁと感じる。

走行性能: 無評価; パワー感：1.4Lダウンサイジングターボとはいえ2L NAからの乗換えでは充分以上。極低速は薄いが中高回転はリニアに伸び気持ちイイ(追記：ダイナミックモードでは、関数の傾きがハナから変わる＋2次曲線的感触)

操作性：そのパワー伝えるTCTは気が向いたらパドル1発でマニュアルモード入り、放っとけば自動復帰する、ラテンな性格の自分に合った操作系。気分でフロアシフトレバーも使えるし。ブレーキは良く効くがフィーリング今イチ→パッドをTEZZOに換えたら改善した。

ステアリングは、重めだが回り始めてしまえばリニアにグイグイ入っていくのでやはり気持イイ。車両の見切りはイマイチか。
乗り心地: 無評価; 乗り心地：舗装のざらつきはまんま伝えるが、より振幅でかい路面の荒れや段差は抑え込み、ダンピングは効いている。カタめだがコシがある、いわゆるアルデンテ？

静粛性：まぁまぁか。先に書いたように路面ざらつきで状況分かりやすいのは良いかも（タイヤの特性？）。エンジンは思ったほどキャラ立ってないが（先入観？）変な振動全く無くスムーズ。排気音も小さくはないが低音中心で心地よい。
積載性: 無評価; リヤ絞ったデザイン考えれば充分。リヤアームレスト部トランクスルーでスキー板も載るし、家族でのロングドライブでも余裕（正直、巨大＆アブラギッシュな積載物はセカンドカーにお任せ）。

ラゲッジはカーペットで囲われ、小さいながらランプも付くのは好印象。
燃費: 無評価; 前車（ホンダ2LNA、当時のエコ税対応）より改善と思いきや…（追記）慣らし終わり回し始めたら同じくらいになった（ぉぃぉぃ）。ダイナミックモード使いすぎか？

まぁ170ps・23.5kgfと、前車（156ps/19.2kgf）比パワーアップを考えれば不満無し。レギュラーガス可ならなお良かったが。
故障経験: イタ車で予想された？細かいトラブルは全く無く素晴らしい。

大きな故障も全く…　と言いたい所だが一回だけ、右折待ち時にマニュアルモード発進したらスコっと駆動が抜ける症状。一瞬アクセル絞ったら復活したが。エラーコードも残って無かったようで、原因不明。再現も出来ず。