当時は話題にもならなかった事が、後になって謎が謎を呼んで、大きな話題になる事が多くある。
こと特撮モノに関して、時代の背景や、そこに出ている怪獣と呼ばれるモノが、一体何からインスピレーションされて想像されたかが話題になったりする。
その中の一つに、ウルトラセブンの劇場車、「ポインター」が一体ベースは何なんだ!?と、もう二十年以上前に話題になった事があった。
当時は、ベストカーなどの雑誌でベース車に関して色々な憶測が飛び、かの 徳大寺 有恒 氏 をも巻き込んで話題になったモノだ。
そのうち、「ポインター」を制作したショップ等が、色々な声を上げ、ベース車は「クライスラー インペリアル クラウン」だという事に落ち着いた。
そう言われてみて、「ポインター」と「インペリアル クラウン」 を並べてみると、
Aピラー、Cピラー、ホイールのオープニングにベース車の面影が残る。
確かに、この二台を並べてみると、AピラーやCピラー、ホイール・オープニングに、ベース車である「インペリアル クラウン」 の面影を見つける事ができる。
さらに日産党が狂喜乱舞したのが、
130セドリックのテールがひそかに左右逆に装着されていた。
テールランプが、130セドリックの前記型で、ご丁重にも左右逆に装着されている事が分かったのだ。
このベース車両の、「クライスラー インペリアル クラウン」 なんだが、1957年から1966年の十年近く作られたのだが、途中1962年に大幅なマイナーが施され、姿形が初期のモノとは大幅に変えれれた。
インペリアルとして二代目となるのだが、初期型は、まさに巨大なテールフィンなどで「おおらかなアメリカ」を具現化していた。
初期型のおおらかな、というか巨大なテールフィンなどを見ていると2トン近い巨体を 6,400CC や 7,200CのV8エンヂンで、どんな感じで走っていたのか興味が尽きないものである。
ボディヴァリエーションも「セダン」、「フォードアハードトップ」、「クウペ」、「コンバーチブル」と多彩なクルマだった。
そうそう、今回このブログを書くにあたって、ウルトラセブンの動画をぼんやり眺めていて、ある事に気付いた、何時の回かは分からないが、途中から「ポインター」のフェンダーミラーの形が変わっているのだ!
よく見てみると、僕の世代で言う「砲丸型ミラー」なんだが、最初はベレGかと思ったのだが、よく細かいディテールを見てみると、
シリーズのある回からフェンダーミラーの形が変わっていた!!僕はコスモスポーツの流用と見たのだが・・・真実は!?
僕は「コスモスポーツ」のモノだと判断したのだが、その真実は!?
その後のウルトラシリーズでは、ポインターほど気合の入った改造を行ったマシンは影を潜め、オリヂナルのままとか、ただ槍や鉄砲を貼り付けたようなクルマしか出て来なくなったのは承知の事実である。
ポインターは、ある意味でまさに子供の夢を具現化したマシンだったのかもしれない。
ウルトラマン80の スカウターS7こと 初代RX-7
さてさて、「ウルトラセブン」と言えば、この方の存在をクルマ以上に忘れてはならないでしょう。
ひし美 ゆり子 さんの 友里アンヌ隊員。
今見ても美しい・・・
ポインターの存在も気になっていましたが、この方の存在も何年たっても印象的でしたね。
色々な意味でウルトラセブンは、音楽性の高さもさらに評価が上がっており、多方面で語り継がれる作品だと思う次第なのだ。
Posted at 2016/09/19 15:23:42 | |
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