目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今日はGOLF6 GTIのエンジンオイル交換を行いました♪
DIYでやるのって久しぶり~。
以前は実家のガレージでジャッキアップしてチョイチョイと交換していましたが、いまはアパート住まいなんでDIYでやるのも気が引けていました。
でも、やはり愛車のオイルメンテは自分でしっかりとやってあげたいという強い思いが復活して、DIYオイルメンテに踏み切ってしまった(笑)
写真はシェルで以前に沢山もらっておいたオイル汚れチェックシートです。
ちょうど3000km程度利用したのですが、直噴エンジンのためか大分汚いですね。
粘度はもともと非常にサラサラしたオイルなので、指で練ってもちょいとわかりにくい^^;
まだまだいけるかなと思いつつも、色で交換を決意。
汚れは堆積していってしまいますからねぇ。
2
これが今回の交換セット。
オイルは安くて高品質なレッドライン10W-40をチョイス!
S2000のときもレッドラインは安心してサーキットでロングランできましたからね^^
私の好きなオイルはいくつかあるのですが、レッドラインはその中でもトップスリーに入り、並行輸入ものなら1Lで1000円程度と格安。
モチュールなんかも良いのですが1Lあたりの単価が2倍以上になってしまうので、サーキットランじゃないのでコストパフォーマンスも重要ですよね(笑)
そのほか用意したものは
・オイルポイパック4.5L 450円
・ドレンワッシャー(アルミ) ホンダ車用(あまりものなんで)
・紙じょうご5枚入り 250円(1回50円)
・ビニール手袋
・19mmのメガネレンチ
日本車はどこのメーカーも17mmのドレンボルトなんですが、ドイツ車は19mmなんですねぇ。
3
まずは車体を上げて、古いオイルを排出します。
そのときオイルが抜けやすいように、エンジンヘッドのオイルキャップかオイルレベルゲージを抜いておきましょうね^^
ちなみに、GOLFはオイルパン形状から見て、前輪のみ左右上げてあげればしっかりオイルが抜けてくれそうです。
19mmのレンチでドレンを緩めて、ボルトを引き抜くとドス黒いオイルが出てくる出てくる。
しっかりと抜きたいので30分以上抜きます。
量販店とかだとここに時間をかけてくれないので結構エンジン内部に残ってしまうんですよねぇ。
この辺がDIYならしっかり自分の納得するまで出来ますからね^^
(といっても今回フィルター交換なしなんでフィルター内に残ってますが・・・)
4
はい、これが今回抜いたオイル。
しっかり汚れていますねぇ。
前回交換から3000kmでこの色か・・・
ちょっと引きますわ(笑)
注ぎ足すとはいえ15000kmもこの状態で使うとかクレイジー(笑)
やはり、メーカー推奨の15000kmは地球環境のためであって、エンジンのためではないですね。
もちろん環境性能が叫ばれる昨今VWの取り組みは致し方ないことだとは思いますが。とくに欧州は環境面が非常に厳しいですからね。
洗車で洗剤使えないとかどんだけ~~^^;
今回10万キロオーバーを乗る気ですので調子よく楽しみたいので、やはりエンジンオイル交換は3000km~5000kmで行うことに決心しました。
どんなにVW504が高性能なオイルだから15000kmで大丈夫とVWが言おうが、良くない物は良くないのです。
ちなみに15000kmで交換でも普通エンジンは壊れません。
でも確実に調子は崩していきます。
極端な話10万キロ無交換だっていけるでしょう。(多少継ぎ足しが必要でしょうが)
でもVW504て潤滑性能を落とす酸化防止剤がモリモリはいっていそうで、どう考えてもエンジンに優しいオイルじゃないんだよなぁ。
ちょっとここで小話。
エンジンを開けてみるとその人のメンテナンス具合ってすぐわかります。
どんなにエンジンオイルを変えたばかりでも、その交換スパンが長い人のエンジンは堆積するものが多いのです。
よく、エンジン内部クリーナーとかそういうので誤魔化そうとする人がいますが、それって無理です。
オイルライン(オイルの通り道)などに堆積してしまったものは交換する以外除去のしようがないですからねぇ。
ここが目詰まりしてきて、オイル潤滑がスムーズに行われなくなってくると、エンジンは磨耗する一方です^^;
ちなみに、街乗りオンリーの人は、たまに高回転キープで高速とか走ってあげるとよいですよ。
オイルラインの話とは別ですが、エンジン内バルブのカーボンの堆積とかは、大分消し飛んでくれますので。
5
これがドレンボルトです。写真にはドレンボルトワッシャー(アルミ)がついています。
19mmレンチで3kg/mm~4kg/mm程度の締め付けトルクでしょうか。
使用済みのアルミワッシャーはつぶれて、ボルトから抜けません。
(つぶれて内径が小さくなった。)
ペンチで切るしかないですね。
ここで、備忘録を
ボルトの穴径は14mm。
ワッシャー直径は20mm。
ホンダ車のは
ボルト穴径は14mm(実際は15mm)。
ワッシャー直径は22mm。
そういえばマグネットドレンボルトって商品がGOLFでもありますが、GOLF6の場合真横に温度センサー(油量センサ?)があるので影響与えないかな?
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それではお楽しみの新油注入のお時間♪
やっぱり新しいオイルを入れるときっていつもワクワクする^^
ホレホレ、エンジンちゃん新油ですよ~ってね(笑)
今回チョイスのレッドライン10w-40は見事な飴色。
小学校のころ科学クラブでガスバーナーで砂糖を熱して作ったベッコウ飴がこんな色でした(笑)
エンジンオイルの色って結構楽しいですよね。
まっ黄色いオイルとか青いオイル(着色系)とか赤いオイルとか結構カラフルですよね。
匂いもそれぞれで、私が好きなのはモチュールのPOWERてオイル。
ウイスキーみたいな匂いがするんですよ(笑)
今日も久しぶりにオイルの匂いを楽しみたかったんですが、花粉症で鼻づまり・・・残念・・・
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もったいないのでしっかり最後の一滴まで入って頂戴♪
合計4.2Lくらい入りましたな。
レッドライン4本じゃ足りなかったか(笑)
まぁストックが沢山あるから大丈夫ですが(笑)
オイルレベルゲージの真ん中くらいまで入れます。
オイルは少なくても入れすぎても駄目。
3.5L位入れたら平面で小まめにチェック。
このときオイル注入穴からオイルパンに落ちるまで時間がかかるので、のんびりと作業をしましょう。
入れすぎるとクランクシャフトがオイルパンのオイルを叩いて、油温が上がったり泡だったりしてしまうので要注意ですよ^^
ここでオイルが落ちるのを待って、VW504オイルについて私なりの考察を^^
VW504オイルは10w-30の粘度が表すように非常にサラサラとした印象。
色は薄黄色でなんだか薄めた感じの色(笑)
乗り味は、後ほどレッドラインと比べたいと思うが粘度が違うのでなんともいいがたいが、いわゆる軽いオイル。
洗浄成分はいっぱい入っているのか、それとも直噴エンジンの性質上オイルが汚れやすいためか、3000km程度で大分汚れている。
100%化学合成とはいえ、とてもじゃないが、このオイルで高負荷をキープする気にはならないのが正直な感想。
ただし、街乗りをするにはエコ性能はサラサラ系なこともあり悪くはなさそう。しかし、注ぎ足して利用するのはエンジン性能をキープする上でよくない。
沢山の添加剤によりロングライフを実現しているであろう事実も潤滑オイルという点では気になる。
感覚的な話だがあまり長く使いたいオイルとはいえない。
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さ、オイル交換完了^^
どうだい?レッドラインはうまいか?^^
エンジン音が少しだけ静かになった気がします。
(粘度が高いので当然か笑)
では、ちょいと試走~♪
少しだけ新油が廻りきり混ざりきるまで大人しく走ります。
油温が90度を超えたころあいを見て。
高回転までアクセルを丁寧に踏み込む。
うんうん、コシのあるフィーリング^^
なんちゅーか安心感をゲット。
いや、VW504も新油のときはこんな感じだったはず(笑)
では、純正オイルと比べるとどうなのか?
街乗り前提で考えると、純正VW504オイルでもレッドライン10w-40でも大して変わりません!(笑)
しいて言えば、VW504のほうが粘度らしく少し軽い感じの吹けです。
こんなオチかよ!?
と思うかもしれませんが、交換サイクルみたコストパフォーマンスとエンジン保護性能は圧倒的にレッドラインが上でしょう。
これからも頼みますよレッドラインちゃん♪
今回のオイル代:4200円
その他:500円
合計:4700円
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