K・I・T SERVICE スロットル 電子式 リンク加工品  

純正品を改造してスロットル径をアップさせた

K.I.T Service　の　K.I.Tスロットル　です。

既に導入されている方々の中でも賛否諸々のパーツであり、NAであるGH2では効果が薄い
ようですが、インテークノーズ、インテークチャンバーと来て、吸気系としては
思いつく（というか知っている）限りでは後はフィルタと過給機（笑）以外では
吸気系としては弄れる場所はスロットルくらいだなぁ。という事で
今夏のFSC neo導入予算の空振り（笑）による代替導入パーツの１つとして導入を決定。
吸気系については、コレでいったん完了でしょうかね。
予算の都合で中古品のスロットルを加工したモノである「リンク品」をチョイスしました。

●で、どんなヤツ？
　ノーマルのスロットル径60mmから62mmに拡大したモノで吸気量が7～15%アップするそうです。
　あくまでざっくりした書き方をすると、ノーマルのスロットルで、
　10開くところまでアクセルペダルを踏み込むと、ビッグスロットルは
　スロットル径を広げた分、同じ踏み込み量で11開く。
　それゆえノーマルと同じ踏み込み量で差分の「1」の分エンジンのレスポンスが
　良くなったと感じる。というシロモノで悪い書き方（？）をすれば、

　スロットル径の差分によって生じた「錯覚」を利用したモノ。

　で、3-Drive等のスロコンが踏み込み量に対するスロットル開度を
　電子的に制御し、複数モード実現しているのに比べ、ビッグスロットルは
　機械的に変更を加え、固定式のため、劇的な変化というものはありませんし、
　その違いに身体が慣れてしまえば、「無いのと同じ」パーツになってしまうかも。

●ナニを想定して入れた？

ネガティブ要素（笑）ばっかりなので、今回も弱気（笑）。

　１）本当に違いは無いのか？
　２）見た目の違いは？


●取り付けは？
　今回は購入も込みでScLaBo立川さんにお願いしています。

●で、どうなのさ？

　１）違った？
　　導入前15分ほど、また導入後もスロコンをOFFにした状態で走りましたが、
　　スロコンのような思わず「ニヤリ」とするような劇的な違いは無く、
　　「嗚呼、ハズレ（？）か・・・・・。」というカンジでしたが、しばらく走っていて

　　「？」→「！」

　　位の違いを感じることができました。
　　導入前はスロコンをOFFにしていると、走り出す時に、アクセルペダルを踏み込むというより、

　　踏み潰す（笑）。

　　勢いで踏んでいましたが、街乗り程度であれば、そこまでしなくても
　　ぐっと走り出してくれます。

　　ある程度スピードが出てきてしまえば違いはありませんが、走り出し時の
　　トルク感は良くなっていると実感できました。
　　スロコン未導入であれば、このマイルドさもある感じもアリかなぁと思いましたね。

　　3-Drive的な表現だと、「SP0.5」みたいなカンジでしょうかね。
　　少しだけしか試してはいませんが、従来の「SP3」ではスロットルの
　　反応が良くなりすぎる感があったので、「SP2」の方が良いかもしれません。
　　ビッグスロットル導入に合わせてスロコンの設定を弱めるとか、なんだか
　　釈然としないモノがありますけどねぇ。
　　今後導入するであろう、スロットルアースでどう変わるかも
　　気になるところではあります。

　２）見た目の違いは？
　　全くありません（笑）。正直、お金だけ取られて、スロットル交換はしてない
　　言われても「ああ、そうだよね。」ってカンジ（笑）。
　　まぁ、疑い出したらキリが無い（笑）。
　　だからと言って、パーツの外見に手を加えて無駄にコストアップするよりは
　　良いかもしれません。


●結論は？

　スロコン導入前ならアリかもしれませんが、スロコンの価格とお手軽さから
　考えると、スロコンに軍配が上がるかなぁ。
　スロコンの電子的な「介入」を嫌い、体感度合いが弱くても、
　スロットルに手を入れたいというのでなければやっぱり

　スロコン安定

　かなぁ。違いが全くないワケでは無いのですが、自分のように
　スロコン導入済の場合は、最終的にはスロコンの陰に隠れて
　埋没（？）してしまうパーツだと思います。

　弄っている

　という満足度が欲しいでなければあまり手を出すべきでは
　無いかもしれませんねぇ。
　悪くは無いんだけどねぇ。という事で星２つ。

●で、お幾ら万円？

パーツ代 40352円
工賃 4200円
送料 2000円
LLC補充、エア抜き 1680円
クーラント代金 992円

でした。
イベント時なら諸々もうちょっとお安くなるそうです。

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