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コミ200万という予算の範囲内で買える実用車としては、最高の選択肢ではないかと思う。 ただ、そのあまりにも地味な存在感を許容できるか、というのは - カローラフィールダー
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とみ~☆かいら
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トヨタ / カローラフィールダー
1.5G(CVT_1.5) (2012年) -
- レビュー日:2013年7月4日
おすすめ度: 2
- 満足している点
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■とにかく「普通」
この車の長所を挙げよというのは実に難しい。
何故ならば普通過ぎるからである。
ただ、その普通であるところがこの車の最大の武器であり、明確に「何か」を要求するようなユーザーを除けば、大方のユーザーからの要求を受け止めてしまう懐の深さがある。
■意外と快適な長距離ドライブ
現行型からヴィッツ系のプラットフォームとなり、ともすればクラスダウンとも取れる変更があった。
しかし、ヴィッツ、つまりはコンパクトカーのシャーシを使うようになったせいか、ドラポジが一般的なセダンのそれと比べるとやや立ち気味であり、意外と座りのよいポジションに落ち着いている。
フィールダーはセダンと比べると若向けに振られているせいか足回りがセダンと若干違うそうで、その功名か走りもかなりしっかりとしておりスタビリティが高い。
そこにトヨタお得意の高い静粛性も相まって、かなり長距離ドライブは快適な車である。 - 不満な点
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■兎にも角にもデザインが悪い
NCVカローラ(120系)でせっかく若返りを意識して大幅なイメージチェンジを行ったのに、改良ごとにどんどん年寄り臭くなっていくデザイン。
現行型ではその極地ではないだろうかと思う。
ヴィッツ系プラットフォームとなったせいなのかは知らないけれども、とにかく寸詰まりなデザインと合わせてこれはもうカローラを乗り継いでいるような人とか、消極的な意味での上がりの車を求めてる人にしか照準を合わせていない気がする。
最も、結局120系のあの当時からどんなに頑張っても「カローラ」という車はそういうもんだとしか世間は見ていなかったのだとトヨタも諦めてしまったのかもしれないし、このクラスの真っ当なセダンとなるといつの間にかカローラしか残ってないので、確信犯的なものなのかもしれない。
■スポーティ・若向け=黒内装という発想
エクステリアデザインの保守性とは対になる思想ではあるけれども、カローラワゴンはかのRVブームの頃からはセダンとはまた違う需要層から支持されるようになり、結果久々のモデルチェンジとなった120系からはサブネームを付けたりと明確に若向けを打ち出してきており、それは現行型も変わっていないようだ。
が。
トヨタの「スポーティな内装」というのは、ホントにレクサスのようなガチでカネの掛けられる車レベルじゃないと、墨を塗ったように真っ黒なコーディネートをしてしまうのが難点。
黒くてもアクセントを付けられるといいのだが、トヨタの場合は何故か本当に真っ黒。
インパネなんかにはカーボン調テクスチャなんかを奢っていたりするのだけれども、他のパッドの部分なんかとの色味の差がほとんど無かったりとか、トヨタらしい仕立ての良さが感じられない。
セダンにはベージュとかもあるのに、何故ワゴンは・・・。 - 総評
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コミ200万という予算の範囲内で買える実用車としては、最高の選択肢ではないかと思う。
ただ、そのあまりにも地味な存在感を許容できるか、というのは、この車を選択するにあたっての大きなポイントともなるだろうが。
だけれども、極端な長所もないぶん、極端な欠点もないという、「和製フォルクスワーゲン」を地で行く大変マジメな車であり、とりあえずで買っても全く損や後悔のしない車でもあると思う。
おすすめポイント
ターゲット |
シニア向け |
---|---|
ドライビング |
運転しやすい |
インテリア |
ラゲッジルームが広い |
エコ |
燃費がよい、環境に優しい |
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