現代でも十分通用する実用性の持ち主 - トッポBJ

マイカー

現代でも十分通用する実用性の持ち主

☆Seravy6.26☆
三菱 / トッポBJ
M-T (2000年)
- レビュー日：2015年5月25日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 5

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: ・SOHC16バルブターボながら、高速道路、山道等ストレスが全く無く、快適な動力性能。
・ターボというより、排気量が増えたような感覚のナチュラルターボ。
・現代では無くなってしまった、静粛性の高い４気筒エンジン。
・変速ショックの無い、非常に滑らかな４速AT。
・天井が高く、窓も大きいため、非常に開放感がある。
・リアシートはスライドしないが、意外に足元が広く、快適。大人４人が乗っても苦痛ではない。
・H4系ミニカと同じ、シンプルで機能的なインパネデザイン
・ターボながら、実燃費が思っていたほど悪くない。(１３～１６Km/L）
・角ばったデザインで、車両感覚がつかみやすく、運転しやすい。
・前期モデルは、アクが強いフロントマスクだが、個人的には好みである。
・フルフラットシートにできるので、車中泊も可能である。
不満な点: ・ガソリンタンク容量が小さいため、給油回数が多くなってしまう。
・純正の145/80R13タイヤでは、コーナリングでは頼りなく、直進安定性もイマイチ。
・広いリアシートと引き換えに、荷室は必要最低限である。ただし、後席を畳めば、積載量が一気に増えるので、特に問題はありません。
総評: 現代でも、十分通用する実用車です。

運転がしやすく、室内も広く、通勤だけでなく、長距離運転でも、全く苦にならない、満足度の高いクルマです。

モデル終了から４年経った後に、新型トッポとして、トッポBJのパーツを使って再デビューしたのも、納得できる、それほど完成度の高いクルマだと思います。

グレードは、Ｍ－Ｔという珍しいグレードで、４気筒ＳＯＨＣ１６バルブターボエンジンが搭載されています。

「R」に搭載されているDOHC２０バルブではなく、SOHC１６バルブターボなので、動力性能に過度な期待はしてなかったのですが、見事に期待を裏切ってくれました。
山道、高速道路でも全くストレスを感じない動力性能を持っており、これだけあれば十分！驚かされました。

また、ターボですが、ドッカンターボのような扱いにくさは全くなく、どちらかといえばナチュラルターボ。１０００CCぐらいのエンジンを積んでいるような感じ。変速ショックの無い滑らかな４速ATとの相性は抜群です。

中古車で購入するとしたら、価格もリーズナブルで、間違いなく満足感は高いと思います。
ただし、３気筒NAの場合は、ちょっと動力性能に不満がでるかな？

初心者にも、オススメの１台です。運転もしやすくて、本当にイイクルマだと思います。