さりげなく、さりげあるもの - スプラッシュ

マイカー

さりげなく、さりげあるもの

Mustache
スズキ / スプラッシュ
スプラッシュ(CVT_1.2) (2012年)
- レビュー日：2015年12月25日
- 乗車人数：３人
- 使用目的：買い物

おすすめ度： 4

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: 動質の高さ。運転が楽しくなること。
小さな車格ながら、ファミリーカーとして充分な資質があること。
フレンドリーなデザイン。尚、1,2型の方がより実用車っぽく好きだったりしますが、3型以降も愛らしくてこれはこれでありかと。
ハンガリー製ということで身構えてた部分はありますが、見事に払拭されたこと。
不満な点: 選べる色が少ないこと。3型は4色（白、黒、深青、淡青）しか選べず、大変悩みました。
物入れの少なさ。前車がヴィッツ（SCP10）だったため、分が悪いです。
既に販売終了しているのですが…新車購入当時、問い合わせの電話を掛けたら決まってスイフトを薦められたのは苦笑いでした。こっちは「スプラッシュが欲しい」って言ってるのに。
欧州規格のバッテリー。ここはスイフトのままでいいです。
総評: 当初、ソリオ辺りと競合するかと思っていましたが、全くの別物でした。
むしろライバルはスイフトであり、ユーティリティに優れ、走りも楽しい車です。MTがあったら自分の車としてマジメに考えていたかも。
GMの、と言うか。オペル/ヴォクスフォールが開発に参画したのはプラスだったと思うし、乗った感じもヨーロッパ車と言った方がしっくり来ます。
惜しいのはマイナー車の域を出れなかったこと。日本では受けれ難いと判断したのでしょうか？私は凄く気に入っていますが。

走行性能: 無評価; この車、いわゆる「速く走ること」にはそれほど主眼が置かれていません。
上背があるため、重心高も高めであり、
しかしながら「走りの質」は大変よく出来ています。
ベースとなるZC71Sスイフトより頑強なサブフレームが奢られ、ボディ剛性は上々。
フレームを支えるサスペンションはテネコ（モンロー）製のショックアブソーバーが与えられ、豊かなストロークとも相まってよく粘ります。
K12B型のエンジンはモーターのように軽く回りレスポンスも悪くありません。
CVTにそれほどクセは無いものの、クルマのキャラクターからは5速か6速の多段AT、またはMTの方が相性は良いような気がします。
アイポイントが高めであり、視界も悪くないです。
一つ注文をつけるとしたら、旋回半径の大きさ。小型車としては異例に大きく、取り回しにやや苦労する面があるかもしれません。
乗り心地: 無評価; 上記の通り、高剛性ボディ＋テネコ＋大きなストロークの足回りはしなやかな乗り心地です。
普段スプラッシュを使用している家内によれば「ビル脚のup!よりこちらの方が好み」なのだそうです。

静粛性はup!と比べるまでもなく静かであるし、クッションもたっぷりとしていてロングツーリングも快適にこなせます。

リアシートの足元が窮屈な感じはありますが…気にしなければ気にならないレベル、かな。
積載性: 無評価; 平面積はそれなりながら、高さがあり、ゲート形状が切り立っているので使いやすい荷室です。
これまでで一番多く積んだのがどうだったか、残念ながら覚えがありませんが…
チャイルドシート2脚、フルサイズのカメラバッグ、脚立、レフ板、コート類、大人二人、子供二人。
これくらいは楽勝で入ります。
燃費: 無評価; 計測していないため不明です。
故障経験: 40000km弱の走行で、故障は1件。
エアコンの温度ダイヤルが、ケーブルと引っ掛かり調整できなくなったこと、です。
ディーラー対応にて修理完了。再発はしておりません。