買ったら、想像とかなり異なってました。。 - コルトラリーアートバージョンR

マイカー

買ったら、想像とかなり異なってました。。

初老プニパパ
三菱 / コルトラリーアートバージョンR
RALLIART バージョンR(MT_1.5) (2011年)
- レビュー日：2016年3月3日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 4

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: テンゴで唯一のターボなので、常識的な改造範囲で、痛いほど速いドライバー＆車が相手じゃない限り、相手にならない・・・とはならないです。

ＥＣＵ書き換えれば、ブーストアップだけで２００ｐｓ近く行く車なんて、テンゴではありえないですし。

室内が結構広いので、家族でサーキットへ行ける点も素敵。
不満な点: せっかく結構パワーあるエンジンなのに、燃調以外の制御がアホ過ぎるのが残念。

特に、スロットル絞りと遅角制御は、アホとしか言いようが無い・・・
テンゴにＴＤ０６が組まれてる様なレスポンスの悪さって・・・
総評: 新車しか無かったら買わなかったです。
でも、走行３万キロの中古が１３０万で買えたので、満足度は高いです。

買った当初は、想像とはかけ離れた走行性能に、いじらず手放そうかとも真剣に悩みましたが、脚とパッドとＥＣＵ書き換えをやったら、結構走れる車になってきたので、後悔が消えつつあります。

燃費そこそこで、大手ボーナス一発分くらいで、まともな走行性能になる車って、なかなか無いかも。

走行性能: 無評価; 当たり前ですが、パワーは、今時のテンゴとしては飛び抜けてますね。
ボディも、メーカーが補強してますと言うだけあって、硬さは感じます。が、カタい脚を組んでサーキットを・・・では、走ってみると、やはり補強バーとかを組んだ方が良い気がしました。

購入にあたって、一番きになってた、電子スロットルの嫌な遅延は、試乗の時もほとんど感じませんでした。（T社の２代目ヴィ○ツとかは最悪ですが・・・）

ただ、メーカーがわざとやってるとしか思えない、ターボラグの様なアクセルON時のもたつきは、ものすごく嫌です。いろいろと調べてわかりましたが、低ギア段でのスロットル絞りや、遅角制御という、お買い物車でしょうか？という駄目メーカーセッティングがされてるとのことで納得です。

あと、ミニバンみたいな外見からそのままですが、重心の高さがサーキット走行では致命的に痛いです。
脚をいくらかためても、今時のハイグリップを履くと、片輪走行を防ぐのは困難です。

テンゴクラスでは、スポーツ色が濃くて、いかにも買ってすぐにガンガン走れます！みたいなイメージあるかと思いますが、いやいや普通にチューニングしないと厳しいです。脚とかECUとか。
アクセルのツキが良い分、スイフトやデミオの方が、脚を替えただけでサーキットで楽しい車に近くなる気がします。

あと、欧州パッドなのでブレーキが強い！と聞いてましたが、ミニサーキットで普通に炭化しました。
走行時間、およそ１０分。
ローターも、普通に歪みました。
街中を普通に走ってるだけで、パットと片当たりして音が出っぱなしなくらい歪んでました。びっくりです。
欧州で、良くバイバックされないな・・・と逆に感心。

とにかく、私はイメージが先行してたので、脚とパッドとECUをやるまでは、乗っても楽しくない車でした。。
乗り心地: 無評価; 純正の脚ですが、バネレートは比較的低いかと思いますが、アブソーバが減衰高いのか、動きが渋いだけか、街乗りでは結構ゴツゴツ感があります。
かと思うと、スピードあげてコーナー曲がると、思いの外大きなロールが襲ってきます。

車酔いし易い人がナビとかに座ると長距離は厳しいかも知れません。。

静粛性や振動は、制振材や遮音材が沢山使ってあるのか、ほぼ気にならないです。スポーツカーとしては優秀、お買い物車としては普通でしょうか。

バックギアに入れる際は、ニュートラル位置で一旦溜めてから入れないと壊れるそうです（ディーラー談）
ゲトラグは鍛造と言っても、そういった強度が高いわけじゃないんですね。。
積載性: 無評価; 室内は幅は狭いですが、その分、ドアは分厚く重いので、安全性が高そうです。
室内の前後長が長いので、長尺物は乗せやすいです。
リアシートがリクライニングするうえに、結構な量スライドするのは重宝してます。

ルームランプは、前席にしかないので、夜、ハッチをあけて荷物を載せる時は不便です。
燃費: 無評価; 郊外都市で大体１２～１３ｋｍ／ｌです。
思ったよりも、全然良いです。

ミニサーキットでスポーツ走行しても、さほど燃料が減らないのはビックリです。
メーカーの燃調が優れてるんでしょうか。。
故障経験: 無いです。