飲酒運転は絶対にやめましょう・・・

コチラは地震の影響はなかったですが、宮城県や岩手県にあるグループ会社からの部品が納入できないので先週は会社休業、今日からは製造ライン非稼動で工程の整備といつもと違う仕事をしました。

今日の課長挨拶で、被災地の皆様のお見舞いと、亡くなられた方への追悼の意の言葉を語られていました。
とりあえずグループ会社の方の安否も無事に取れたとの報告がありました。

挨拶も終わりそのあと在籍職場に戻り、今度は組で交通安全ミーティング。
内容は飲酒運転。
もらった資料に考えされる記事が載っていたのでご紹介します。

だいぶ気分の重い内容になってしまいますが読んでみてください。
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　北海道内の国道で、３０歳代の会社員が酒気帯び運転で追い越しをかけ、対向車線を走行中のトラックと衝突し、双方とも死亡した事故が発生しました。
　このご家族は、夫婦と二人の幼い子供がおり、それまで明るい平和な生活を送っていましたが、この事故により幸せな生活は消え去り、前途を悲観した妻は、警察署長に手紙を残し、二人の子供を道連れに自殺しました。
この手紙は、その時の貴書（全文）です。

私はもう生きていく根気も気力もなくなりました。
所長様、ご承知のように私の夫も死にました。そして相手の方も死にました。
夫は自業自得でありましょうから、如何様に責められても仕方がありません。
でも、あとに残った私と子供二人にまでその責任があるのでしょうか。
私に財産がたくさんあれば、ご遺族の気の済むように弁償したいと思います。
いくらお金を上げたからといって、亡くなられた人の命を元通りにすることはできませんが、、、
でも、私には何もありません。
それでも将来家を建てるために貯金をしておいたお金がいくらかあったのでございます。
それで、私はこのお金とテレビ、冷蔵庫、洗濯機、洋服タンス、時計、指輪、夫の洋服等、売れるものはすべて売ったお金をお見舞金として、また夫の退職金も全部差し上げる条件でご遺族のお宅にお持ちしました。
相手のご両親は、「こんな小額では納得できないからもっと出せ」と申します。
私はこのお金が私の全財産でございますから、これ以上のお金を調達することはできませんと、幾重にも私の事情を申し上げたのでございます。
ご両親は「親戚周りをしてでも賠償金を出せ」と申します。
でも夫の親戚も私の親戚も決して余裕のある生活をしていませんので、莫大な金額を調達するのはとうてい出来ないのでございます。
すると次は私に「働いて毎月弁償しなさい」と申します。
私のような学歴のない人間に十分な給料を払ってくれるところがありましょうか。
たとえ就職することが出来ましたところで、弁償金と家賃を払ってしまうと生活費にまでまわすことは出来ないのでございます。
どうして親子三人生活すればよろしいのでしょうか。
罪のない子供達と生活だけは近所の子供達と同じようにしてあげたいと思うのは母として当然のことではないでしょうか。
子供達は「お父さんはどうしたの」「なぜテレビがなくなったの」「テレビがみたい」とせがまれます。
子供達は今、すやすやねむっております。これからお父さんのもとに行けるのも知らずに、、、
署長さん、この小さな子供の命を奪う母を馬鹿な女とお呼び下さい。
でも、子供を残したらなら、あとの子供達の生活を考えると哀れでなりません。
親子三人でお父さんのもとにまいります。
ご遺族のご両親のおっしゃることは決してご無理なことではありません。
私の夫さえ酒を飲まずに運転していたならば、決してご子息様を死なせずに済んだのでございます。
私と子供二人の命とひきかえに、夫の罪をおゆるし下さるよう、ご遺族のご両親様におとりはからい下さいますようお願い申し上げます。

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職場でこれをみんな見たあと誰も口を開くものはいませんでした。
ウチも胸に込みあがるものがあり、目頭が熱くなりました。
もしウチにも大事な人を飲酒運転のクルマの被害で亡くしてしまったら許せないと思います。
それは誰でも同じでしょう。
被害者の家族もそうですがでも、本当につらいのは加害者の残された家族です。
夫に代わって被害者を償わなくてはなりません。

二度とこのような悲劇が起こらないよう、飲酒運転がなくなることを願います。