ヨコハマ　プロファイヤー110

「プロファイヤー」というタイヤをご存知だろうか？1980年代のバイクブームの只中、BSのバトラックス、DPのアローマックスと並び、当時「チューニングの一つ」とまで言われたヨコハマゴムの「ハイグリップタイヤ」である。
　輸入タイヤでも当時からピレリーやミシュランなどがあったが、比較的高価だった事もあり、バイアスタイヤが主流だった事や、高校生など若者が中心の市場から需要は大きかったと思う。

このころのタイヤで今でも入手可能なのがTT100とK300GP、どちらもダンロップブランドではある。
　当時から人気商品だったバトラックスやアローマックスなどは進化をつづけているが、昔の面影は薄れてしまっている。というか正直全くない。

自分のCB750Fには現在ダンロップのJEGRAを履いているが、今一つなじめない、そんな時、ネット検索で偶然目に留まったのがシンコー「SR110 SPORT MASTER PRO 」である。最初に見た時は「え～！なんでプロファイヤーが！復刻版？パクリ？著作権大丈夫なのかよコレ！」レベルなソックリさんなのでバカうけしたが、調べているうちに金型を譲渡しているらしいことなどが判明し「由緒正しいパクリもの」として認知した。
　そうとわかれば購入以外手は無く、特にご老体のバイクで峠走ったり、高速道路で「キリンごっこ」する訳でもないので、雰囲気重視で購入した。組み換え作業は自分でするので、ダメなら次のタイヤを買えばいいや！と思うくらいの価格だった。

前輪はミシュラン入れて間もないので、今回は後輪の交換のみとする。送料込みで￥10000-しなかった。Vレンジなのに・・・

　300kmほど走行した感想としては、いたって普通です。雨天は未走行だけど、ドライでは問題ありません。旋回時も安定してます。何といっても80年代を彷彿とさせるパターンに大満足！