結果から言いますと、USDMjamに向いながら塗装を乾かすという不本意な状態ではありましたが、
エントリーする事が出来ました!!
ここに自分なりのJAMまでの一週間を、まとめてみようと思います。
前回のブログでオールペイント中と書きましたが、途中でタイムリミットになりました。
色を吹いた3時間後、乾かないうちに前後ガラスを入れ
4/22 早朝6:30に、徹夜明けの先生から車を奪い取るような形
ミストばりばりでザラザラで半乾きでしたが仕方がありません
次の作業の為、このような状態で中村車輌製作所へ向かったのでした
今回15インチでタイヤも小径化&さらに車高を下げる予定でしたので
中村車輌製作所ではマフラーの作り直し・鉄板のアンダーガード製作などの底上げ化を1日で対策してもらいました!
そしてラスト4/23~4/27は仕事が終わった後、毎日徹夜に近い状態(一週間で8時間睡眠)
色々やりたい事もあったのですが、主に会場に自走で行けるような作業しか出来ませんでした
焦りによる突貫作業の為、電装系終了で車として終了予告が出たり
調整式のアームをねじ切って破壊してしまったり
思った以上に進まず苛立つばかりでした。
出発日4/28は前日から寝ずに早朝から金町にて最終的な車高やキャンバー調整とバケットシートなどの取り付けを行いました なんとか夕方には目処が付き、相模原の先生の処に向かうことにしました
とりあえずカローラはエンブレム貼るトランク部分だけでも焼いて塗装を乾かす事に。。(もう滅茶苦茶ww)
しかし同時に作業していたカーリーの車はもっとやばかった
原型の無いゴミみたいなUSパーツを 5日間でここまで形にしちゃったのが奇跡的ですが
まだ出発1時間前にはこのような状態で配線とかまったく手付かず。。。
先生と先生の仲間たちの努力により灯火類も無事点灯することが出来ました
カーリーと共に出発した時の時計はJAM当日4/29の0:30を廻っていたのでした。。
しかし自分には道中で泣きそうなトラブルが発生。。(発見した、ぶっちぎり優○道路のヒロキさんは命の恩人)
トラブルと下回りをスリっぱなしで辿り着けないんじゃないかと精神的に疲労でギリギリいっぱいでしたが
三重まで6時間で450キロを走破!!
これは会場に辿り着いた時にパパラッチされた写真
この時、自分は辿り着いたという達成感からかっこ悪い話ですが、涙ぐんでいました。
写真では分からなかったから良かったけどww
恒例のシャコタン殺しな入口をのぼり
ついに会場に並べることが!
疲労から座ってるか寝てるか、息をしてるのがやっとって感じで
好きなカメラも構える気力もも無く全部拾い物の写真
挨拶にも廻れず無愛想で吸いませんでした。
会場で
「どうせお金かけるなら最高グレードじゃないの」とよく言われたのですが、
自分はショボイ感じで実は速いって感じが一番好きな改造車のパターンなので
GTベースだけどCEルック(USの最低グレード)にしてみました。
ドア枠もボディ同色&黒ドアモール・ガラスもグリーンじゃなくて 透明ガラスでまるで営業車。。
思った以上に安っぽくなって最高!
オールペン色ですが、USDMではUS純正色に塗るのというセオリーがありますが
元々日本のカローラGTもUS共通色のスーパーホワイトで
どうしても日本の空の下ですとスーパーホワイトでは栄え無い感じでしたので
日本の空でもLAの空の下にいるようなパチッとした白になるのを狙いたくて、
VWのキャンディホワイトにオールペンしてみる事にしました
JAMの状態では磨いてもいなかったのでミストばりばりでザラザラで半乾きでしたがw でもパチッとした白は最高ですね
外装がUSになったら絶対やりたかった
日本内装!(爆)
以前取り付けに非常に苦労したUSメーターですが、これもJDMメーターに戻しました(笑)
それはGTベースの面影を残したかったからです
9000rpmまで刻んである事がこの車の証ですから。ブリッドのバケットとKEYレーシングのステアリングもそういうコンセプトの基です。
あとアメリカ人に対してUSには無いカローラGTベースというクエスチョンを与えたかったのです。
しかしUSドアにJDM内装を取り付けるのはドアノブの位置やロックピンの位置が違うので 大変苦労したみたいです(他人事)
あくまでも趣味なので賞とか狙ってないのですが
YAMA’Sアワードとピープルズチョイスのベストマニアックアワードを頂いてしまいました。 恐縮すぎます 明日死んで良いくらい運使い果たしました。
そして帰り道では
オールペンしたばかりのリアフェンダーの塗装はホイールとヒットして割れ
帰路300キロ地点位では 鉄板のアンダーガードが地面との2センチとの戦いに負け 外れて巻き込みそうになり死にそうに。。
その場で応急処置して自走でドック入り出来たのが
幸いでしたが。。そのまま、また入院ww
今回カローラの製作をした梅原先生ありがとうございました。
楽な方に行きがちな、ボクを意思を貫いて手抜きなしでやってくれた事に感謝します。
良い意味で頑固者な先生のおかげで良い結果が生まれました。
あと先生に徹夜作業を手伝わされた方々ww
中村車輌製作所の中村さん・下町一同に感謝
(特に一緒に頻繁に呑んでくれたカーリー!)
3年掛かりましたがやっとUSDMなベース車を手に入れた気分なんです。
これからは自分好みに仕上げて行くのをゆっくり楽しもうと思います。
最後に今年USDMで自分が気になった車を紹介したいと思います!
かなりレベルの高い車が沢山居たのでもっと載せたい所ですが、
少しだけ
JさんのR32MK5
この車は皆さんご存知な紫で白レザー内装というかなり有名な車でしたが
なんと黒に塗装・内装も黒レザーにリニューアル たぶんリアフェンダーの造り変えてるっぽい?
改めて黒いMK5でかっこよさを示したはず!!
足元はビンテージで高騰しているHREの前身というか本元HAYASHIレーシング
16インチをROTIFORMのワンオフカスタムリップにて18インチ化
ディスクが小さくなっている為、
ビックブレーキをどのように捻じ込んでるのでしょうか?
もう少し研究してみたい一台です。
SさんのインプレッサのSAAB9-2Xコンバージョン
ベースはWRX 右ハンドルでこのSAAB外観はやばい これぞUSDMの醍醐味だと思います。
足元は米国のスバリストが今選ぶ逆反りTE37SL?ウィールでスタンス系の仕上がり!
身内にはなりますがhasshyのマークⅡのクレシーダコンバージョン
希少サンルーフ付きマークⅡセダンを発掘し クレシーダ化 そしてエンジンは1JZのVVTI・5速に載せ変えてありまさに今TOYOTAFESTAで並べてもアメリカ人が群がる仕様だと思います
そして足元は最新トレンドなROTIFORMのINDを選択
理由がフォーカスレーシング似というのが彼らしい発想
身内になるのであまり褒めてると気持ち悪いですが、素直に凄いと思った
奴ならこれでドリフトもといノンスリしちゃう日は近いはずだ
Mercedes Benz 450SEL
しかもエンジン6900CCの奴だそうです!?(これが重要です)
超シャコタンで程度は極上 白内装で超アメリカ!
BBSのリバレルが似合いすぎ
こんなの街で見かけたら悪すぎて失神しそうです。
サンルーフもポイント高い
Y氏の長年の隠し球
Chevrolet NOVA
NUMMIでの生産車で中身はFF化になった最初のE80スプリンター
北米で販売されたのは限定3000台とか。。
エンジンはツインカムの4A-GEが載っているスリーパーで
シボレーなのにフェンダーにtwincam16 エンブレムの違和感が堪りませんw
実はばれないようにやれたっぽく全塗装してあるのは秘密である!?
TさんのEG
マスターバックレス化で究極のエンジンベイ
油圧によるスタンスで更なる非日常化されていました
これはアメリカのショーカーと錯覚するほどの完成度
WEKSOSも絶賛
CTRのUS化=低グレード化(涙) これぞスリーパーですね!
地味化(US化)する為にかなり外装を変えてあります。
これで地味US色に全塗装しガラスを素ガラスにしたのを想像すると末恐ろしい
完成形が待ち遠しいです。
やはりこれは山口さん製作車です。
初のフロンティアのUSDM。。
誰もやらなかったキャビン(屋根)のUS化
本物の左のフロンティアを部品取りにして製作しているそうです。。
これでいて見た目もクソかっこいいのが山口さんが製作する車の特徴
とか見所満載でした
ストック系やアゲ系や並行車も基本的に好きなので紹介したい所ですが長くなりすぎたので、またの機会で
最後に今回、今までアメリカのショーオフなどをこの目で見てきてアメリカ人の凄さを身を持って体験した事や日本の改造車好きのプライド、USDMとはなんなのか、左ハンの本物に乗るという事や
日本人としてやらなければならない事を考えさせられて、
葛藤して作ったのが今回の自分のカローラでした。
しかし今回のJAMのエントリー車の非常にレベルが上がっていてまた改めて衝撃受け
これまた勉強の連続でした 自分はまだまだ精進が必要なようです!
来年もまたがんばろうと思います!!
ありがとうございました。
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