H56Aオイル交換の巻
1
我が家にパジェロミニ(ボロ)が来てから半年以上が経過しましたが…
何故か自分でオイル交換する気になれずズルズルと放置…。その間にオイルを交換したのはスタンドで上抜きロボを使った一回だけ…
プレの時は頻繁に車の下に潜ってたのにあまりにも情けない!
このままではヤバいと一発奮起し今回初めてパジェロミニのオイル交換を実施致しました。
パジェロミニの場合は構造上、車の下に潜る必要が無いので下抜き正攻法で攻めます。
まず、
今回のオイル交換用に購入&用意したのは
安物オイルの代名詞!モービルspecial 鉱物系SJ.10W/30・4L ¥980
ホームセンターで購入したノンブランドオイルエレメント¥880
普段は使いませんが今回は家をリフォーム中故に家財がゴチャゴチャで万年愛用オイル受けが見当たらず…仕方ないのでホームセンター・コーナン製オイル処理箱¥275
ストレート社製ドレンプラグパッキン(10枚入り)¥310
ストレート社製オイルドレンプラグリムーバー15/17㎜¥350
ストレート社製オイルフィルターレンチ(カップ径68㎜)¥450
他に用意する工具
ボックスレンチ
使用するソケット・アンダーガード脱着用(12㎜)ドレンプラグ脱着用(17㎜)
以上です。
今回は初期費用がかさみ総額3千円を超えました‥
使用するオイルは低グレードの安物鉱物オイルですが‥フツーに仕事はしてくれます。
自分が使えるお小遣いから試算するとプレの時みたいに毎回のオイル交換に4~7千円もかけてられないのが現状ですねん‥。
欲を出してレッドラインでもぶち込みゃ~そりゃ良いでしょうが‥それでは他にしわ寄せが行くので楽しめない。
上をみたらキリが無いのでパジェロミニとは身の丈に合った金額で楽しみますよん。
次回交換からはエレメント込み平均1500円以内に収めたいと思います。
2
まず…パジェロミニのオイル交換ではジャッキアップは不要です。
ただ、アンダーガードを外さないとドレンプラグに到達出来ません。
アンダーガードは12㎜のボルト4本で固定されてるだけですのでサクサクと外してしまいましょう。
この時、後ろ2本のボルトを外してからドカッと片足をアンダーガードに当て込み保持しながら前2本を外した方が楽に外せますよん。
アンダーガードを外すと画像のように真正面にドレンプラグが現れます。
歓喜‥!皆様、ジャッキアップせずにこの位置っすよ~!
FF車を主にオイル交換してた輩にはメチャクチャ嬉しい位置にありますね~。
このオイルパンとプラグの位置・形状から察するに車体が若干前に勾配が付いてた方がオイルが抜けやすいと思います。
さて、プラグを抜く前に一つ疑問が‥
前記したアンダーガード。コレって必要なのかな?ってか、コイツは一体《何を》ガードしてるのでしょうかね?
なんか頼りなく見えるメンバーに沿って取り付けてあるステアリングリンケージを保護する為?
それともオイルパン?
第一、アンダーガード後方のボルトはこのメンバーに共締めされてるのだからアンダーガードの有無に関わらずパワステだろうがオイルパンだろうがヒットする前に真っ先にこのメンバーが歪むっちゅ~ねん。
まぁ‥雪道でのスキッドプレート代わりにはなるかな?
それとアンダーガード外したついでにもう一つ実験しました。
アンダーガードレスで走行するとほんの少しですが水温が普段より下方を指します。
街中主体でなら夏場はアンダーガードレス仕様もアリかも???
アッ‥関係ないけど[軽]とデカデカ書かれたガレージって‥絵にならんな‥
3
さて、本題に戻ります。
ドレンプラグのボルトサイズは17㎜です。
これをボックスレンチで緩めます。
作業してて思ったのはドレンプラグが回しやすい場所にあるのでパジェロミニにはボックスレンチよりも首の長いT型レンチの方が早そうなので次回はT型を用意しようと思いました。
手で緩められる程度にまで緩んだらボックスレンチを抜き画像のドレンプラグリムーバーに差し替えます。
このドレンプラグリムーバー・別に無くてもオイル交換は出来ますが‥あるとメチャクチャ有り難い便利な道具です。
この黄色のボディが
綾○○イの声で囁いたような気がします
「あなたは死なないわ‥私が守るから‥」と、
4
ドレンプラグリムーバーを回しドンドン緩めていきます。
緩むと同時にオイルが漏れ出しドレンプラグを伝う筈なのですが‥
このドレンプラグリムーバーがオイル攻撃を身を呈して防いでくれてます。
で、ドレンプラグが抜けオイルがドバッと押し寄せますがワタクシ携帯片手に写メ撮る余裕すら見せてます。
従来ならばオイルをかわす体制を取りながらプラグを抜く緊張の一瞬なんですけどね~。
5
はい!無事にプラグが外れました。
どうですか?
古来からある鼠返しと同じ原始的な仕組みですが‥分かる人には分かるこの絶大な効果!
この画像をご覧になり凄く興味をもたれる方とそうでない方とが二極化しそうですが‥(苦笑)
ご自分でオイル交換をされ尚且つ色々な意味で数々の《オイルの洗礼》を受けてきた方々は思わず「ほぉ~」と思われるのではないでしょうか?
このドレンプラグリムーバーのプラグ差込口には切り目が入っており樹脂の弾力でプラグをしっかり掴んでる為にプラグが誤ってオイルの海へダイブなんて事が回避出来そうです。
作業スペースにゆとりのあるパジェロミニはあまり有効性が実感出来ないかも知れませんが‥オイル交換に潜りを余儀なくされる普通車やスポーツ系のオイル交換時には必ず重宝すると思います。
6
ドレンプラグは念の為にパッキンを交換します。
このパッキンは潰れて密度を保つタイプなので下手に再使用してオイルを滲ますよりおもいきって交換した方が良いでしょう。
古いパッキンは潰れてた際に伸びてるのでドレンプラグからは抜けにくいです。小さなマイナスドライバー等でチョメチョメしてやり外します。
画像の左側が古いパッキン・右側が新しいパッキンです。
前記したようなパッキンなので新・旧では厚みが全然違いますね。
7
次にエレメントを外します。
パジェロミニのエレメント位置は‥何でココなんでしょうね?
エレメント外したら絶対左側Egマウント付近にオイルが垂れまくりますやん‥。
案の定、エレメントを外すとメンバーを伝うので廃油受けをメンバー左側に少しずらすのを忘れずに。
唯一の救いはターボでもエレメント脱着作業スペースに余裕があるので交換自体は苦労しません。
オイルエレメント脱着用フィルターレンチのカップ径は68㎜ですよ。
8
最後にプラグを締めてオイルを入れてエンジン回しゲージで量を確認したらアンダーガードを戻し全て終了~。
今回のオイル交換で学んだ事はパジェロミニの場合は奇をてらわず下抜き正攻法が一番確実で簡単だと言う事が分かりました。
最後に零号‥いゃ、ドレンプラグリムーバー様、本当に有難う御座いました。
あなた様の活躍でオイル交換したのに手が汚れないって…まるでズボラ野郎みたいでーす!
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