SC40　38　キャブ流用　調整　

MJ　＃145　又は　＃148
PJ　＃45
JN　極秘流用　見つけるまで時間とお金が掛かった
PS　＃1・4　1+1/2　＃2・3　1+1/3
ﾊﾟﾜｰﾌｨﾙﾀｰ　

ｻｸｼｮﾝｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ　カットなし
ｻｸｼｮﾝﾎｰﾙ　追加2.5㎜×1
(ホントは元の穴を3.2㎜へ拡大×2が良いはず)

JNはダイノジェットを使用したほうが良いと思う
（使ったことがないので憶測ですが）

※まずはアクセル開度が自分の操作に合うか
　合わなければハイスロを組んでからセｯティングしないと
　開けづらいし判断が難しくなる

自分のアクセル操作のくせに合わせてｻｸｼｮﾝﾎｰﾙの加工をしましょう
どの回転から全開けするか　その操作スピードはいつもどれくらい？

この加工を間違うと
アクセル全開にしても可変ベンチュリーが全開しない（加速が弱い）・アクセル1/2で可変ベンチュリーが全開し中回転でMJより燃料供給多（カブり）

これはエンジンのピストン及び吸排気のパーツによる個々の回転数での負圧により変わりますので絶対これ！ってのはないです

アクセル開けながら実際にｻｸｼｮﾝﾋﾟｽﾄﾝの動きを見ましょう

同調ですが、キャブを下した時に目視でバタフライを合わせましょう。
これでアクセル開け始めから全開までOK

アイドリング領域での回転のバラツキはPSで調整しましょう。
空冷なので＃1・4が＃2・3に比べ冷えの状態であることを忘れずに
大体のバイク　空冷水冷ともにアイドル付近は＃1・4が濃くセットされます

プラグの焼け判断ですが
ノーマルのキャブ車のを参考にしましょう

大抵黒く煤けているはずです。

街乗りで良い焼けは高速ツーリング時など
発熱量が多い時の冷却不足が心配になります。

空冷は特に燃料の気化熱で冷やすことも大事です。

プラグ冷え型使用時かなり高回転を使い暖めないと良い加速をしなかった

プラグは標準で　サーキット等高回転しか使わないって状況でない限り冷え型に交換するのはお勧めしません。
私はまったり流す派です

最後にセッティングに時間がかかった理由
発電トラブルによる高回転の点火が弱かった
オイルクーラーによるｵｰﾊﾞｰｸｰﾙ
スロットル操作がしにくい開度　自分は60度くらいが好み
プラグの熱価が使用環境に合わなかった

プラグの焼けよりも操作感覚に合うかを優先しましょう