あれ、車もホンダだ、ま、いっか。
というわけでホンダです。
【VAMOS HONDA】
「バモス ホンダ」でございます。
ホンダ バモスではありませんよ。
はい、軽トラのほうですね。
何ですかこの鶏ガラボディは、いや、この車はこれで標準なんですよ。
屋根どころかドアすらありません!!、よく見ると、サイドはドアの変わりにガードが張ってありますよね、これがドアなんです。厳密に言えばドア変わりの安全バーですな。
この車のベースになったのはこちら
ホンダTN360、ホンダ初の軽トラですね。これから屋根やらドアやら取っ払ったのがバモスホンダです。
1970年にデビュー、しかし1973年に生産中止と短命でした。
スペック
空冷4サイクルSOHC直列2気筒を水平横置きに配置、 排気量360cc、最高出力30馬力です。
この車、何気にレイアウトはミッドシップだったりします。
まあ、軽トラは基本的にミッドシップが多いのですが。
このバモス、3つのタイプがありまして。
バモス2、フロント2座の部分のみ幌が付きます。
バモス4、四座が幌でカバーされます。
バモスフルホロ、荷台まで幌で覆われます。
価格はフルホロで32万円ほど(当時)、かなり安い価格設定でした。
この車、一般的な軽トラとは違い、想定していた用途は、建設現場用や農山林管理用、工場内運搬用などでした。つまり、本当に「ツール」(道具)としての役割を与えられた、ヘビーデューティーな車なんです。
尚、この独特な形、安価な値段、改造のしやすさから。
ジャンボーグAのバモスⅠ世、Ⅱ世
ウルトラマンタロウのラビットパンダなど、特撮で結構使われていました。
中古市場は、程度の良いもので70万円~100行かないぐらいで流通していますが、個体数が少ないので、今後は上がって行くと思われます。
今の衝突安全基準などから、今後公道を走る車としては、こんな車、もう出せないと思われます。実用重視のタフツール、それがこのバモスホンダなのです。
ところで、こちら
ホンダ バモスですが、実は今現在もカタログモデルの現行車なのをご存知ですか?。
1999年に発売されて、未だに現役なんですよ。N-BOXが出た今も、商用として健在なのです。
Posted at 2016/08/05 23:54:41 | |
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