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2017年12月10日 イイね!

自作の「ステアリングヒーター」 2017バージョン

自作の「ステアリングヒーター」 2017バージョン昨年、 "弄りの集大成" として自作した 「ステアリングヒーター」 ですが、新しい冬のシーズンを迎え、2017年バージョンとして新たな試みを入れながら、改善し作り直しました。











< はじめに >

今回のブログは、昨年のブログで紹介したものとほぼ同じ工法を取っていますが、昨年の手法とは違った部分だけを抜粋してUPしていますので、昨年のブログもご確認の上、今回のブログを見て頂けると、よりイメージが沸き易いかと思います。

 昨年のブログ: 自作の「ステアリングヒーター」


           「自作のステアリングヒーター」の改良


           自作の「本革ステアリング巻き替え」







< 改善ポイント >

改善の主なポイントは、

 ①ヒーター構造の見直し

 ②本革の配色変更(センターマーカーの採用)

 ③純正風スイッチの改

になります。


ヒータ構造の見直し

昨年作成したステアリングヒーターは、スイッチON後 約3~4分近く経たないとステアリングが温まらずに、12Vから変圧する電圧を更に高めたりして一時的に暫定的な改良をしましたが、今年は

「電圧をあまり高くし過ぎない方法で早くステアリングを温めたい」

と考え、ヒーターの構造を見直すことにしました。

(室内での実験の時とは違い、早朝の車内のステアリングは気温の影響を受けて、かなり低温になっているので、予想以上に温まるまでの時間が掛かっていました。)

昨年のステアリングヒーター作成時は、線径「0.2mm」のニクロム線を使用しましたが、今回使うのは昨年の物よりも倍の太さの線径の「0.4mm」のニクロム線です。



ニクロム線は、超簡単に言うと、線の 「”線径”を太くする」 と温まりやすくなり、 「”長さ”を短くする」 と温まり易くなります。

温める範囲は昨年と同じ、ステアリングの2~5時と7~10時付近ですが、線を太くしつつ線の長さを短くして、スイッチON後 出来るだけ早く温まってくれる様にすることを考えました。

以下のイラストが昨年と今年の対比ですが、



昨年作成したステアリングヒーターのニクロム線長さは、片側で約140cmでしたが、今年は約100cmで、約30%短くしました。

これによって、設定電圧を昨年の 「20V」 よりも低く設定しつつ、昨年よりも早く温まることを目指しました。

ニクロム線をステアリングに這わせる方法は、基本的に昨年と同じ、伸縮テーピングテープで貼り付ける方法を取りました。





②本革の配色変更(センターマーカーの採用)

昨年は、黒のディンプルレザーとワインレッドのツートンカラーとしましたが、”ディンプル”レザーの3時と9時付近のシワを上手く解消させる事が出来ずに、シワが残った状態となり悔しい思いをしましたが、今年は左右部分は昨年と同様に自動車内装用の「ディンプルレザー」を使用しつつ、上下部には自動車内装用の「シュリンクレザー」を使いながら、センタマーカーとしてキャメルブラウンをワンポイントで入れることにしました。




本革巻きステアリングの革の繋ぎ目は、ステアリング本体に彫られた溝に埋め込まれていますが、

(↓ステアリングの革の繋ぎ目)


(↓ステアリング本体の溝)


センターマーカーを入れる為には、ステアリングの12時部に革の繋ぎ目を入れる溝を2本掘る必要が有ります。幅・深さとも約5mmほど必要で、

   「円周状に均等に溝を掘るにはどうしたら良いか?」

を昨年から考えていたのですが、一番無難だと考えたのが、金ノコ刃を5枚ほど重ねて両端をネジで固定し、幅5mm幅の金ノコ刃としてステアリング本体のウレタン部を掘る(削る)方法でした。





(溝堀り自体はこの方法で上手く言ったのですが、誤ってど真ん中に溝を掘ってしまったので、パテで溝を埋めた後に、ど真ん中のヨコ辺りに、2本の溝を入れ直しました。(^_-))

某ステアリング加工メーカーでは、センターマーカーを入れるオプション料金が「3000円」と意外と安いのですが、私の工法でセンターマーカーを入れるとかなり手間も掛かり「3000円」では割りに合わないはずなので、もっと簡単にセンターマーカーを入れる工法を取られている可能性が有りますが、まあ素人ですから、思いついた工法で行くことにしました。

(恐らく、溝堀はせずに革を薄く漉いて縫い合わせてセンターマーカーを入れているかもしれません。)




③純正風スイッチの改善

このスイッチは、純正のセダン用Lパケのクラスタースイッチを使って、電動リヤサンシェードのマークを耐水ペーパーで削って消した後、知人にお願いして「UV」印刷機で純正のステアリングスイッチと似たマークを印刷していましたが、昨年のは黒一色での印刷の為かインクの厚み(膜圧?)が薄かったので、イルミ点灯時にはうっすらとライトが透けて見えていました。

(↓昨年のスイッチ)


そこで今回は、黒一色ではなく 黄・赤・藍・黒の4色で黒く印刷して貰い、インクの膜圧も厚くして、イルミ点灯時も照明が透けない様にして貰いました。またマークも昨年より少し大きくしました。
(「UV」印刷後には艶消し塗料で表面を塗装して有ります) 





また、スイッチON後に点灯させるインジケーターも、昨年の「緑」から「赤」に変えて、より目立ち易くしました。








< 完成後の感想 >

今回も、前回と同様に、ヒーター部にはパンチングレザーを使用しましたが、昨年以上に革の収縮を調整できずに「シワシワ」になってしまい、革の巻き替えとしては「大失敗!!」となりました。(-_-;)



ただ、ヒーター装置としては、昨年の反省点を踏まえた改良が上手く行き、早く温まる様になり、スイッチも表示が大きく見易くなったので、その点では満足してます。

(↓装着時のヒーター装置無し部分のステアリング温度)


(↓装着時のヒーター装置有り部分のステアリング温度)






< 装着写真 >





(↓今回の設定電圧)


今回は、昨年の「20V」と違い、とりあえず「13V」までの昇圧として、使用し始めました。

もしかするとこの「13V」でも熱すぎる可能性が有りますので、その際は電圧を「昇圧」ではなく「降圧」させて、温度調整を図っていきたいと思います。

※気温が低くて、ステアリングも冷たくなっている早朝のステアリングを早く温めるには、設定温度を高くする必要がありますが、その設定が高過ぎると温まった後は、ステアリングが熱くて握れなくなりますので、バランスが重要になります。  その為、昨年の改良では、タイマーを設置し、約10分後には温度を徐々に下げる調整をしております。




< 装着後の感想 >

やはり寒い時期に、このステアリングヒーターは最高の装備ですね!

装着したのは昼間でしたが、スイッチON後、約30秒程度で温まり始めました。

この感じなら、真冬の早朝も1分半程度で快適な温度になると思われるので、早朝の運転も非常に快適になると思います!(^^)


こういった便利装備を一度経験すると、もう無しでは過ごせなくなるので、ある意味「危険」な装備でも有りますね(^_^;)。

でもまたマツダに乗換えをするのであれば、現在では上位車種(上位グレード)なら標準で付いているので、この「自作」を楽しめるのは今のアテンザのうちだけ・・・と思って、楽しめました。




今年は11月に寒い日が続き、本当はもっと早く新しいステアリングヒーターを完成させたかったのですが、家の用事や個人的なヤボ用で遅れ遅れになってしまいましたが、何とか無事に完成させることが出来て、そして本格的な真冬を迎える前に装着する事が出来て、「ホッ」としています。

本革巻き替えは、ある意味「大失敗」ですが、年末まで時間が取れないので、年末年始に余裕が有れば、その時に巻き替えを検討したいと思います。(^_^;)




今のアテンザを乗り続ける限りは、今のステアリングヒーターを改良させながら使い続けていきたいと思っています。

もしかしたら、私のブログなどを参考に自作してみようかな?と思われる方がみえるかもしれませんが、くれぐれも自己責任でお願いします。




Posted at 2017/12/10 19:37:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記
2017年12月02日 イイね!

新たな「警告灯」の点灯

新たな「警告灯」の点灯
また、新たな「警告灯」が点灯しました。

これまでにも色んな「警告灯」が点灯して都度 無償修理対応をして貰ってきましたが、今回は「バッテリーマネジメントシステム点検」という警告灯が点灯しました。






< 警告灯の点灯状況 >

11/27(月)の朝、通勤のために車に乗り込んでエンジンを始動すると、

バッテリーマネジメントシステム点検」

の警告灯と同時に、

「i-stop」警告灯、「マスター」警告灯

の3つが点灯し、点灯したまま消えない状態が続きました。



「突然車が止まってしまうのか?」 のとの不安も有りましたが、とりあえず出勤して休み時間にMyDへ連絡すると、

 MyDのサービス : 「ご心配だと思いますが、直ぐに動かなくなる事は無いと思います。
              ただ、出来れば早めにお車を確認させて貰えませんか?」

との言葉を頂き、帰宅時にMyDへ寄って点検して貰いました。

ちなみに、2ケ月ほど前の定期点検でバッテリーには異常が無い確認も出来ていたので安心していたのと、最近は全く電装関係の弄りも行っておらず、自分が不具合な弄りをした記憶も無いので、何が原因か不明で少し不安でした。

(まもなく電装系の弄りを再開しますが・・・(^_-))

(↓約2ケ月前の30ケ月点検時のバッテリー測定結果)






< 点検結果 >

サービスの方が資料で詳しく説明してくれたのですが、簡単に言うと、

「一時的にバッテリーの電圧が低下したことによる警告灯」


とのことでした。

具体的には、有る一定以下の電圧になると「i-stop」が出来なくなるので「i-stop」の警告灯(と「マスター」警告灯)が点灯し、それに伴って「バッテリーマネジメントシステム点検」の警告灯が点灯したということでした。

端的に言うと、 「バッテリーが弱ってきている・・・」 という事でした。






< Dで見せてもらった資料 >

サービスの方から貰った資料があり、そのままはマズイと思ったので、部分的に抜粋すると、

 【検出条件】 判定条件以下のいずれかの条件が成立した場合

  1. i-stopからのエンジン再始動時に、バッテリ電圧が7.25V以下の場合
  2. エンジン始動時に、PCM端子電圧が6.2V以下の場合
  3. バッテリ内部抵抗値が所定値以上の場合
  4. リレー・モードに移行してから30秒以上経過した時の電圧が11V以下の場合



サービスの方が言うには、

   「寒い時期になると、この警告灯が点灯する事はたまにある様で、最近も2~3名の方が
    この警告灯が点灯して我々に報告が入りました。」

と。

「有る一定の電圧以下」というのは、 「7.25V以下」 ということになり、相当弱っていたことになります。((-_-;))

サービスの方は、「何度もバッテリーが弱っている・・・」といいますが、肝心のバッテリーの測定結果を見せてくれません。

そこで、私から催促して、現状のMyアテンザのバッテリーを再度測定して貰うと、



という状況で、

  ・テスト結果:良好/要充電
   電圧:  12.359V
   充電量: 47%
   健全性: 100%

であり、充電量は低いものの、健全性が100%ならば 交換する必要は無いのでは?と思うのですが・・・。(電機が苦手など素人の推測ですが・・・)






< 真の原因は? >

しかし、MyDでの処置後、5日以上Myアテンザに乗っていますのが、警告灯の再点灯は一度も有りません。

サービスの方の話では、この警告灯が出ると(本当にバッテリーが弱っていると)直ぐに警告灯が再点灯すると言われたが、それ以降 これまでの所 全く点灯していません。

MyDでのバッテリー本体の点検でも、「充電量」は47%と少なめなものの、 「健全性」は100% で 「電圧」も12.359V あるので、個人的に、バッテリーを充電する装置が不具合を起こしているのではないか?と思い始めました。

ちなみに、9月の30ケ月点検時のバッテリー測定データと比較すると



どちらも 「健全性」は100%、バッテリー電圧は若干今回の方が低いですが、差はわずか「0.104V」。
(充電量には違いが有りますが・・・)

9月の30ケ月点検時の結果では、「バッテリーは全く問題ありません」 と言われたのに、(充電量以外が)ほぼ同じ状況である 今回の点検結果を見ても、「バッテリーが悪い」と言われても、腑に落ちません。

(若い頃に乗っていた過去の車でもバッテリーの不具合かと思ったら、バッテリーを充電する「オルタネータ(?)」という部品が原因だったことがあった為でもあります。)

それに、Dで頂いた資料によると、この現象が発生する原因として、以下の物が挙げられていました。

 【考えられる原因】

  ・バッテリの不具合
  ・以下の部品のコネクタまたは端子の不具合
    バッテリ
    電流センサ
    PCM
    キャパシタ
    DC-DCコンバータ (i-ELOOP)
  ・以下のフェーズの不具合
    C/U IGI 15Aフェーズ
  ・以下の端子間ハーネスのGND系統への短絡
    IGIリレーC端子~DC-DCコンバータ (iELOOP) 1H 端子
    DC-DCコンバータ (i-ELOOP) 3A 端子~キャパシタ 3A 端子
  ・以下の端子間ハーネスの断線
    IGIリレーC端子~DC-DCコンバータ (iELOOP) 1H 端子
    DC-DCコンバータ (i-ELOOP) 3A 端子~キャパシタ 3A 端子
  ・電流センサの不具合
  ・フロント・ボディ・コントロール・モジュール(FBCM)の不具合
  ・DC-DCコンバータ(i-ELOOP)の不具合
  ・PCMの不具合


バッテリー以外にも、色んな可能性がある様です。


バッテリーが真の原因で、本当に悪いなら、勿論 安全をみて、早めに交換をしようと思っていますが、バッテリー点検の結果で 「健全性100%」 と出ているのに バッテリーだけの原因にして、実際の原因が他にあればバッテリーを交換してもまた近い内に同じ症状が再発してしまうのでは?
と 心配が残るので、気分的にすっきりしません。



< 再点検? >

気分的にもすっきりしない日々を過ごしておりますが、すっきりしないまま車を乗り継続けるのもストレスがたまるので、車を預けてバッテリー以外の装置等も点検して貰うかな?とも考えております。

点検に出した場合は、点検が終了後に、その結果を改めて報告させて頂きます。


この様な経験をされた方がみえたり、お詳しい方が見えたらご教授をお願いします。


Posted at 2017/12/02 22:58:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年11月19日 イイね!

MyDの店長さん

MyDの店長さん最近は色々と忙してバタバタしておりまして、弄りは停滞しているのですが、今回はMyDの店長のお話を・・・。(2Wほど前の話です)








MyDの店長は、非常に気さくな方で、話も上手で、異色の「サービス出身」ということもあり、配線図や部品リストの見方なども非常に詳しい方で、私の色んな弄りの相談に乗って頂けて、いつも素早い返事を頂けて、個人的に非常に頼りにしていたのですが、先日一通のメールが届きました。


  店長 : 「・・・ 急なご案内で恐れ入ります。

         私 **は 11/1を持ちまして**店(現店舗)から**店(別店舗)に移動になりました。

         在籍中は至らないことばかりで・・・」

と、突然、別店舗への異動の連絡を頂きました。


私のアテンザワゴンの弄りの多くは、この店長と相談し、色んな助言やアドバイスを頂いて、弄りが成り立っていたのですが、突然の異動の連絡はショックでした・・・。


特に、自作の「ステアリングヒーター」自作のステアリングヒーター は、スパイラルケーブル配線や、




セダンのクラスタースイッチ(リヤサンシェードスイッチ)の流用など、



店長のアドバイスが無ければ

完成してなかったと思うので、店長の異動は非常に残念で、何となく弄りの情熱が失せていく感じがしています・・・。





といいつつ、急に冷え込みが厳しくなってきたので、そろそろ「自作のステアリングヒーター」を再登場させるつもりですが、今年はちょっと手を加えて再登場させる予定なので、そちらの弄りを進めたいと思います・・・。(^_^;)










Posted at 2017/11/19 14:55:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年10月14日 イイね!

自作の「簡易シートカバー(エクセーヌ)」

自作の「簡易シートカバー(エクセーヌ)」以前から、挑戦してみたいと思っていた、エクセーヌ(アルカンターラ)生地を使っての簡易シートカバーを自作してみました。








<動機>

私のアテンザワゴンはホワイトレザーなのですが、どうしても汚れがついてきます。汚れが目立つ様になってくるとクリーナーで掃除をしていましたが、年月が経つにつれて完全には綺麗にならなくなってきました。





本当は、ジーンズやカラーバンツなども履きたいのですが、それらを着用して運転するとテキメンにホワイトレザーのシートが汚れてしまいます。(^_^;)

 「 汚れを気にせず、好きな格好で運転できる様に、簡易的なシートカバーを作ろう! 

と思い、今回挑戦してみました。



使う生地は、エクセーヌ(アルカンターラ)生地を使うことにしました






<作り方>

①型取り

いきなりエクセーヌは使わずに、薄手のナイロン生地を購入し、シートよりも大きめのサイズで、「袋状」の形状にミシンで塗った後、実際にシートに被せて徐々に周囲の寸法を詰めていき、ある程度大きさがシートに合ったところで、それを本番用の「型紙」としました。






②縫製

型取りしたナイロン生地を元に、エクセーヌ生地で周囲を縫製します。



今回は、薄物用のミシンを使いました。




③形状の修正

縫製したシートを実際にシートに被せ、周囲の余分な部分を切り落として、修正します。







<設置>

単純にシートを被せただけだと、だらしなく見えるので、




   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓



背もたれ側のカバーも下側の生地をパネルの中に押し込みます。

(背もたれ側は、シートの形状的に前側(背中側)には生地に余裕を持たせないと、座り心地が悪くなるので、敢えてある程度シワを残しています)






<完成>






あくまで簡易的なシートカバーなのですが、エクセーヌ生地を使ったことにより、肌さわりも良いし、これでホワイトレザーのシートが汚れなくなり、ジーンズやカラーバンツを着用して運転しても心配がなくなりましたので、暫くこのシートカバーを着用していきたいと思います。







Posted at 2017/10/14 10:36:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記
2017年09月24日 イイね!

内装パネルの本革化② 「デコレーションパネル編」

内装パネルの本革化② 「デコレーションパネル編」内装パネルの本革化の第②段として、前席の「デコレーションパネル」の本革化にトライしました。








(かなりの長編になりますので、適当に飛ばして見て下さい)

<動機>

以前から内装パネルの巻き替えをしたいと思いつつも、どの色に巻き替えるか決心が付かず、ずっと作業が停滞していましたが、メーターフードの本革巻き替えをした際に、

「目立つ色よりも、純正然ながらも"チラッ”と個性を出すだけにした方が見飽きなくて良いかも?」

と思い、同じ 「黒本革×キャメルブラウンステッチ」 で巻き替えることで気持ちが(とりあえず)固まったので実行する事にしました。







<一番悩んだ点>

今回のクラスターパネルも、コーナー部の革の巻き替え作業には神経を使いましたが、それ以上に悩んだのが、「ステッチ」でした。

純正のパネルを見ると、2本のステッチの縫い目が綺麗に揃っていますが、



これを見ると 「縫い目が揃っているのが当たり前」 の様に思うかもしれませんが、実はこの縫い目が綺麗に並んだ状態のステッチを 一般の 「1本針 ”下送り” ミシン」 で行うのは非常に困難なんです。(不可能と言った方が正しいかもしれません。)



以前に、メーターフードで入れたステッチは、「パッ」 っと見は縫い目ピッチが等間隔で綺麗に見えるかもしれませんが、



厳密にいうと、それぞれの縫い目のピッチ(間隔)が微妙に不揃いなのですが、ステッチが1本だけならそれが判りません(目立ちません)。

しかし、クラスターパネルの様に2本のステッチを片方づつ 2回に分けて順に並べて入れようとする、途中から縫い目が微妙にズレ始め、そのズレがだんだん目立ってくるんです。

このことは私の(厚物用に改造した)ミシンも同じで、徐々に縫い目がズレて、1本づつ分けて入れた2本のステッチの縫い目が揃いません。



おそらく、純正のパネル類のステッチは 工業用の 「2本針(総合送り)ミシン」 という、2本の針で2本の縫い目を同時に縫いつつ、



縫う生地を安定したピッチで送る事が出来る 「総合送り(上・下・針の3つの送り機能)」 という かなり特殊なミシンを使っていると思いますが、素人がそんなミシンを購入するわけにはいきません。(このミシンを使っても、厳密にいうと、進行方向のそれぞれの縫い目間隔は微妙に不揃いになっていると思いますが、左右は同じ縫い目間隔では縫えているので、縫い目間隔がズレている様に見えません(目立ちません)。


(↑2本針総合送りミシンの針部周辺写真)

一般的なミシン(下送り)  : 「下側の送り歯」だけで縫う材料を送る機能のミシン


特殊なミシン①(上下送り) : 「下側の送り歯」と「上側の押さえ」の両方で縫う材料を送るミシン


特殊なミシン②(総合送り) : 「下側の送り歯」と「上側の押さえ」と「針」の3つで縫う材料を送る機能のミシン



妻からは 

  「 (素人なんだから)縫い目のズレなんて気にしなくても良いのでは? 」 

とも言われましたが、気になりだすと止まりません。

何とか綺麗にステッチを並べて入れる方法が無いか・・・と真剣に悩みました。

本革でステアリング加工やパネル類の加工をされている専門業者さんの作品を見ても、縫い目ピッチが結構ズレているものが多く、一般的なミシンで2本のステッチを綺麗に縫い目を揃えてステッチを入れるのはプロの方でもかなり難しい様です。

(敢えて写真は避けましたが、業者さんのステッチも良く見るとかなりズレているものが多いです)

実は、シフトブーツを本革で自作する際にもこのことに悩み、散々悩んだ結果、「本革を2つに折り畳んで、ステッチの縫い目の穴をミシンで同時に開けて、

ステッチの糸は(ミシンを使わずに) 「後から『手縫い』でステッチを入れる」方法 を取っていました。



ただ、シフトブーツはステッチ自体の長さがが短いので前述の手間の掛かる方法でステッチを手縫いしてもそれほど時間も掛からずそれほどは苦にならなかったのですが、内装パネル類の場合はステッチがかなり長いので、手縫いで綺麗にステッチを入れるのはかなり大変そうでした。

(クラスターパネルの右側は短いですが、左側のパネルや他のセンターコンソール付近のパネル類はステッチがかなり長いです)

大変だとは思いつつ、

  「(自己)満足するステッチを入れる為にはこの(手縫い)工法しかない!!」

と思い、今回のクラスターパネルでも同様の方法を選ぶことにしました。

(ステッチの糸は、純正よりもかなり太い#1糸を使って存在感が出る様にするために、純正のステッチのピッチよりも広めの「約7.5mmピッチ」でステッチを入れて有ります)





<加工方法>

使う材料は、メーターフードの本革巻き替えと同じですが、自動車内装用の約1.4mm厚の本革を専門業者に依頼して0.8mm厚に漉いて(薄く加工して)貰ったものを使用し、存在感のあるステッチを入れることにしました。

使用するパネルは、お友達の「やれんのー」さんから分けて頂いた物を使用しました。
(かなり前に分けて頂いたのにやっと活用する事が出来ました。やれんのーさん、本当に有難うございました。)

以下の説明はステアリング右側の小さいパネルで説明します。

①パネルを取り外し、純正の合皮を剥がします。

  手持ちの革を利用して、型紙を起こします。(巻き込み部は多少大きめにカットし、実際の巻き替え時に微調整することにしました)



  ※こちらの小さなパネルは比較的簡単ですが、左側の長いパネルは本革の伸びも計算しつつ、曲面が多いので、上下分割したパーツの型を起こすのはかなり難しかったです。

   いきなり本番の革を使うよりも、似た性質の合皮で型紙の確認をしてから本革での本番の作業に入った方が良いと思います。

②純正の様に上下で分割した革を縫い合わせます。



③ステッチを入れる縫い穴を開けます。

 a)前述の様に、2枚の革を縫い合わせた後、折りたたんだ状態でステッチを入れる縫い穴をあけます。





 b)裏側の革を開いて、写真の様にボンドで接着します。





 c)ミシンで入れたステッチ用の縫い穴は、表側しか開いておらず、裏側の革には穴が開いていないので、「丸錐」を使って裏側の革にも縫い穴を開けます。





④ステッチ入れ



ステッチの縫い方ですが、シフトブーツの時と同じ方法で縫ったのですが、参考にしたのは以下のYouTubeの動画です。



レザークラフトでの手縫いは2本の針を使って縫うのが一般的な様ですが、この動画の方法だと1本の針で縫うことが出来るし、途中での縫い目の修正もし易いので今回もこの方法を選びました。

とはいえ、この縫い方も、慣れるまでは 糸のテンションが不均一になったり、縫い目が膨らんだり、ガタガタになったりするので、練習してコツを掴む事が重要です。

何度も練習し、ある程度ミシンでの縫い目に近い”糸締まり”のステッチに出来たかなと個人的に満足しています。





(あまりお見せしたくないのですが、見えなくなる ステッチの裏側はこのような感じになっています。表面重視で裏面は犠牲にしています)

(↓裏面の写真)


我ながら、この右側のパネルの手縫いによるステッチは、「想像以上に綺麗に縫えた」と思いました(^^)。 (左側は大きくて難しいです)

⑤パネルへの巻き替え

純正のパネルは 「接着剤」 と 「溶着」 を使って表皮をパネルに固定していますが、

(↓純正パネルの裏面)


私は 「溶着」 はせずに接着剤だけで固定することにしました。

(↓本革で巻き替えたパネルの裏面)


ステッチを入れた革は、革を裏面に引っぱりながら出来るだけ 「シワ」 が出ない様に巻き替えるので、パネルの表面の周囲は接着剤を塗らずに巻き替え作業をしながら必要に応じて接着剤を塗り巻き替え作業を行いました。



パネルも真っ直ぐな部分は裏面への巻き替えも簡単ですが、コーナー部分はかなり難しいです。

上手く説明できませんが、ポイントとして強いてあげるなら

 ア) 表皮を引っぱりながら、上手く折り返して、シワが極力出ない様にする
 イ) 接着剤は、塗ってある程度乾いた後に強く押し付けながら貼り合わせる

のが重要だと思います。

接着剤は、ある程度 熱にも強くて、強力なボンドを選んだ方が良いと思います。
というのは、熱に弱いボンドだと、真夏の車内の高温でボンドが解けてきて剥がれ易くなるためです。

(過去のメータフードの巻き替えでこのことを学びました(^_^;))

以前は、「G17」 や 「Gクリヤー」 などのボンドを使用していましたが、その経験もあり、 「革用ボンドでは最強」 とも言われる、 「EVERGRIP 5390M」 という、製靴用のボンドを最近は使用する様になりました。





<完成>

ステッチの入れ方で非常に悩んで1ケ月ほど作業が停滞しましたが、何とか本革のパネルが完成して「ホッ」としました。



右側のパネルはステッチが非常に綺麗に入れれたので大満足ですが、左側のパネルは大きくてステッチ部分が長いこともあり、手縫いのステッチが 少し凸凹しているのが、やはり気になりますね・・・(^_^;)。

純正のホワイト内装(合皮)のパネルも気に入ってはいますが、黒の「本革」で存在感のあるステッチが入ったパネルも 「渋くて良いなあ~」 と思い、早速装着してみました・・・・。





<装着>


実際に装着すると・・・。

  「 (右側のパネルは) いいんじゃない~!!」



  「 左側のパネルは・・・・  」





  「 手縫いのステッチも (縫い目ピッチは揃えることが出来たけど)、縫い目がガタガタしてて真っ直ぐにはなっていないな・・・。 」



  「 イメージしていたのと違う様な・・・ 」



  「 もう少し目立つと思ったんだけど・・・ 」

  などと、ネガティブな印象が出てきました・・・。

(左側のパネルは、早く完成させたい気持ちでちょっと焦って作業したことも有り、ステッチ入れもパネルへの巻き替えも、右側のパネルと比べると出来がかなり悪くなってしまいました・・・(・_・;)。)




当初は、

  「 目立つ色よりも、純正然ながらも"チラッ”と個性を出すだけにした方が見飽きなくて良いかも? 」

と思って、ブラックの本革にキャメルブラウンのステッチを入れましたが、実際に装着してみると、従来の純正のホワイトのパネルと比べると、渋すぎて、やはり存在感が不足する気が・・・。(・_・;)

  「色の選択はもう少し考えてから実行するべきだったかも・・・



と少し後悔しています・・・。(・_・;)


苦労して巻き替えたデコレーションパネルですが、根本的な色の選択の問題で残念な結果になってしまい、ちょっと落ち込んでいます・・・。(・_・;)



とはいえ、何とかここまで自力で作業出来て、「 次に繋がる弄りが出来たかな? 」とは思えたので、その点では満足しています。(^_^;)


デコレーションパネルの次は、コンソール周辺のパネルにも取り掛かろうと思っていましたが、ちょっと再検討することにします・・・。



最後まで目を通して頂き有難うございました。

長々と失礼しました。m(_ _)m









Posted at 2017/09/24 23:05:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記

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「[パーツ] #アテンザワゴン 本革シートクリーナー「LC-7」 http://minkara.carview.co.jp/userid/1010070/car/1861019/8313589/parts.aspx
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レクサス CT レクサス CT
2011年2月19日の契約で4月20日納車予定でしたが、震災の影響で遅れに遅れて、6月2 ...
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