今回のバレンタインは、珍しいことに義理チョコ0個だった。
こんなこと記憶に無いくらい久しぶり。
これでホワイトデーが怖くなくなったね♪
今年もここ数年来定番になっているチョコケーキをかおたんからもらった。
今回は、地元でも有名なケーキ屋(TVチャンピオンにも出た店だよ)のケーキだったから、いつもより美味さのレベルが段違い。
やっぱ、ウマいモノ食べると気分がイイ♪
で、美沙さんからは、手作りのブラウニーのようなものをもらった。
みさ 「パパ-、これ焦げちゃってるけど、あげる♪」
げき 「また、失敗作か・・・(アセアセ」
みさ 「あっ(;^ω^)、ゴメンゴメン・・・」
げき 「・・・」
なかなか本命にはなれないもんですな(爆
家族以外からチョコをもらわなかったので、学生のバレンタインデーを想い出した。
大学生の時は銀座の天ぷら屋でバイトしてたので、バレンタインも当然バイト。
しかもね、大学は2月になるともう授業が無いので、学校に行くことも無いから流れで友達に会う機会も無い。だから学生時代のバレンタインデーって、彼女がいない限りやること無いからバイト三昧(爆
大学1年生のバレンタインデー。
巷は、バブル真っ盛りなので、そりゃもう銀座は凄い賑わっていた。
白いオープンのフェラーリーから、真っ白いスーツを着たいかにも金持ちそうな悪そうな男が降りてきたりとか、こんな長くて銀座の道曲がれるの?っていうベンツのリムジンが何台も走っていたりとか、ボクとは無縁の世界が展開されているわけだけど・・・当然ボクは、女の子と交わる機会も無く、その日はチョコ0個で一日が終ろうとしていた。
バイトが終ると、店の兄貴が「バレンタインなんて関係ねぇよな、飲みに行こうぜ」、と。
当然兄貴もチョコ0なので(爆
賑わっている銀座を尻目に、チョコを1個も貰えない男2人で、有楽町のガード下の焼き鳥屋で一杯やっていた。
その時のこと、
焼き鳥屋のオヤジ 「兄ちゃん、チョコ貰ったかい?」
大学生時代の激 「いやぁ、バイトしてたんで、0ですね(アセアセ」
焼き鳥屋のオヤジ 「じゃぁ、これやるよ」
大学生時代の激 「・・・ん?これは?」
焼き鳥屋のオヤジ 「さっきクラブのホステスが客で来ててさ、これくれたんだよ」
大学生時代の激 「ってことは・・・」
焼き鳥屋のオヤジ 「そう、バレンタインのチョコ。これで0個じゃなくなったな♪」
大学生時代の激 「あ、ありがとうございます・・・(涙」
こんな屈辱的なことありますか?
義理チョコの横流しを焼き鳥屋のオヤジにもらう。
それが唯一のチョコレート。。。
翌年からヴァレンタインとクリスマスはバイトを入れないようにしたりと、当時できるささやかな抵抗をしたものだということを、ふと思い出した。
焼き鳥の味は最高だったけど、やけにビールが苦く感じたバレンタインの想い出だったのだ。
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Posted at
2017/02/15 01:00:45