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2017年02月19日

重い車と軽い車

重い車と軽い車 重い車の方が初心者向きで、軽い車は上級者向きなのか?
いやいや、逆か?
実態としてはそう言う話題になるかも知れませんが、私がここ最近思っているのは「軽さは正義ではない」ということ。

そんなところに新型スイフトですよ(爆)
RSの5MTって、すごい手頃な価格な上870kg/91psというこれまたどっかで見た数字。
おや?チューンドS660ってば倍の価格するんですね。そんな世界。

なんですが……あのサイズでこの車重というのは逆に「軽量化して切りつめた」数字ではあり得ません。だので、一度乗ってみたいものです。
スタイル良いし。

さてさて、それで車両の軽量化ってとこなんですけど。
1t越えた車両だと、様々な部分をぎりぎりまで切りつめて削って削って軽くしていきたいのが人の常なのです。
私も基本物を外して軽量化することはしてました。やっぱ乗ってる物をおろすのが速いですから。
もちろん、元々軽い事はもっと大事でした……そんな世界観で現在を見ればあり得ないほどパワーはなく重い車ばかり。

しかし翻って、何故そんな中でも燃費は良いんでしょうか?
本当に軽いことは正義ではないのでしょうか?

吸排気のレイアウトや設計と同じで、タダ単に『軽い』というのはどんな車においても良いとは言えないのです。
パワーを上げていくと特に気になるのが「軽さ」であることは、前のブログでも少しふれています。
足回りの動きにも影響をしてくる、結構重大なポイントではあるんですが……ここではチューニング云々ではなくて、「じゃあ軽い車と重い車ってどうなのよ」という話題なのです。

基本軽い車(ここでは1tを切るレベルとします)はマスが少ないので動きだしからマックスまでの速度がいずれにおいても早いです。
ヨーピッチロールはもちろん、加減速、そしてサスペンションの突き上げも早くなります。
さらに、軽いので小さな衝撃も拾ってしまい、ようするに全身がびびるという状態もあり得ます。
これが軽い車です。びびる部分は倍ぐらいの重さにすると共振域がより低周波にずれ込むので単純に消えます。
先日ビートの前軸重が重くなった時にフロントの暴れるのが収まりましたがこれはそれに当たります。
また、ステアリングの応答が早く、所謂「軽いノーズ」という表現とイコールであって、本当に軽くなくてもステア応答の早さをさして言う場合も有るわけですね。

重い車だとすべてが逆になります。ただ、先ほどのような「共振周波数」の関係があるので基本びびりが発生しなくなります。これが「高級車にある落ち着いた雰囲気」になります。
まあ或る程度は動く良い足でどうにかなりますが、車体そのものの重さについてはどうにもなりません。
足と車重の関係というとこも同様です。これも言うまでもないのですが、今回は走りの話ではないのでまたの機会ということで。

大きな重い車だと、所謂振動が大きくゆっくりとしたものへと変わる訳で、古い軽がやたらがたぴし五月蠅かったのはあちこちが軽かったためでもありますね。
だので、しっとり落ち着いた乗り味にするには或る程度以上の重さが重要ってことです。
ところが重い車は動きだしから加速、マックスまでの動きそのものがかなり鈍く感じるようになります。
なので、どんな操作をしても軽い車よりもずいぶん鈍い印象を受けます。
トラックとか代表的ですね。
スポーツカーで軽量化を推し進めるのはこの辺りが理由なのはご理解いただけるものかと思いますが、じゃあ軽くするとデメリットあるのか?まあ、高級車で使っていないってことは人間の感覚的なとことあわなくなる、或る意味ストイックなスポーツと同じで人間、ドライバーへの負荷が急激に増加するという点があるのも本当でしょう。

単純に軽い車はつかれるのです。イギリス人ですらロータスは変態が乗る車だと言うのはこの辺りだと。
だって、乗ったら疲れるじゃないの。そんな車を好きこのんで乗るなんてMな変態だとののしられても仕方ないです。

重い車は、動きが遅い分修正も楽だし、どっしりする分感覚的にも疲れないのです。
そして、余計な振動を拾わないから落ち着くわけですね。

かといって重いと当然エンジンへの負荷は大きく、燃費にも響く訳で……具体的には1t前後がぎりぎり許容できる重さなんじゃないかと思います。
これを越えると所謂「重い車」で、1.2t~1.5t前後ぐらいの車は300馬力程度までエンジンもパワーを上げてたりすることがあります。
もちろんそれにあわせてブレーキも拡大、タイヤ・ホイールも大きいとなるわけで、結果消耗品も馬鹿みたいに高くなる……って訳ですね。
だので、具体的には1.05t程度までとしたい。ホイールは15インチが履けると良い。
このくらいの大きさを「軽量」と呼ぶべき範囲で、なおかつ十分な快適性を持たせられるぎりぎり限度なんじゃないかなと。
最近の軽が重いのはこういった理由なんだろうとも思います。
まあ、それが本当に良いかどうかは、ビートに乗っている我々では判断できません。
私もウェイトバランスを旨く帳尻あわせて、ビートは結局750kg前後に納めてしまいたいとは思っていますが……まだ足もふまえて検討を続けたいと思います。

ちなみに冒頭の画像ですが、湾岸で描かれるこの「タイヤが横に張り出すワイルドなスタイル」って、最近の車では似合わない事が多いですが、ビートは意外にこういうスタイルでもイケテルなぁと感じたので話題にしたかったんです。
全然関係ないけど(笑)
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Posted at 2017/02/19 20:08:09

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