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Ryo L.W.S.enthusiastのブログ一覧

2024年02月13日 イイね!

生粋の走りバカ?

私はAT車に乗ったことがあるのはAT限定免許で最初に買ったEG4のみです。
レンタカーは流石にATしか見たことがないけれど、少なくとも所有したのはそれだけだったかなぁ。

で、先日から話をしているバイクも、最初のバイクがグロム→CB125R→CB250Rに変わった上で免許もそれに合わせてターゲットしてたところ。

えっと、スクーターやATに乗りたくないってのはあります。PCXを勧められたけれど乗るならトリシティのほうがいいし、ほしいのは今でもZOOMER X。



……

ともかく、私の車歴もEG4-AT→EG6(EP71)→EF8(GE8後期)→pp1ですから、全てマニュアルの競技ベース車両ばかり。
スポーツカーが好きというよりも『普通にのんびりのる車はいらない』人です。

まあ、『普通』の感覚が何かは解りません。私は車は「走らなければならない」人なので。
だのでバイクといえばトラディショナルな、もしくはコンベンショナルな形状のバイクがほしいし、アンダーボーンは形状が好みじゃない。まあ、どちらがより一体感のあるものかを考慮すれば、なぜバイクの基本形状が変わらないかと考えれば済むでしょう。
電動キックボードが嫌われて自転車形状のものが闇であふれるのもそういう意味があるかと。

車もそう。でかい箱載せて走ったって不安定だしそんなものはトラックやバスに任せれば良い。
個人所有するなら薄くて人がどうにか乗れれば良い。
ここまでのものを期待する訳では無いけれど、マクラーレンF1のような一人乗りでも良い。
もちろん、「操作性の困難さ」という意味での1ボックスにおける「スポーツ」も認める。

そんな視点は誰も持っていないと思うけれど。

けど、ようは面倒だからスポーティな反応・レスポンスの良い軽い車が好みなのは否定しない。

今回ターゲットにした中古車も、セルボSRが混じってるし……ああ、まあ、私はアレをスポーツカーとして見てるわけじゃなく、ある程度パワーが有る普通乗用車並みにつかえる車として見てるんだけれど。
内装良いし。
他の可能性があるとしてもセルボの下調べばかりしてるけれどね。

スポーツカーが好きなんじゃなくて、走りに特化していない車が嫌いなだけ。多分そっちの方が表現として正しいと思う。
Posted at 2024/02/13 08:55:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2024年01月04日 イイね!

MR-Sを考える

中古市場の高騰はコロナ前からで、グイグイ上がってるかっていうと旧車だけあってそこまでも高くはない。

ただほしい人間にとってはともかく、20年前のクルマが150万ってのはどうよ。
値下がりしてないな。
これらと元値もあるが、スイフトスポーツの新しいものを買うほうがコスト的には良い。
金があればMR-Sはベースに成るのでとてもいい。値段が上がるのは仕方がない。
が、100切る時期じゃないの?って思うが、写真を見てもあんまり程度が良いとは思えないこともあり……文字通りベースで高値販売中ってやつか。

積まれているエンジンも普通のエンジンなので、スポーツカーとしての素性はある程度しかない。
んだが、当時を考えれば無茶苦茶悪いクルマじゃない。
セリカもいたし、社外であればType-R全盛期。私も目もくれてないトヨタだから仕方がない。

しかし、web CGにて鈴木亜久里氏が試乗した記事を発見した。

なぜ私がMR-Sを気にかけるのかはともかく、この記事は非常に有用でした。
MR-Sもややホイールベースが長めに設定された車両です。乗り込んだのはまだEG6の頃なので記憶がかなり明後日の方向に向いてしまっていて、正直定かではありませんが「小さい」印象が非常に大きいです。
エンジンが1.8リッター、馬力も140と値だけ聞けばなんともなんでしたね。なにせ当時は2リッター195馬力だったもんで。
フロントが軽いとか後ろがうるさいって印象もありません。あるのは、バックミラーがブルブル震えて後ろが見にくいってことでした。

で、鈴木亜久里氏の言葉を引用しましょう。
「ロール軸の近くに座っているのがMR-Sで、それより遠くに座っているのがロードスター。だから、MR-Sはキビキビと身軽に走るけれど、ロードスターはモッサリしている。」
どうやら彼は、MR-Sの動きについて気に入ったようです。かなり軽快感があり、スポーツとはこう言うことだと思っているようで。
両者の違いはボディサイズで理解が可能です。 

           MR-S  NBロードスター EG6(参考) EF8(参考) S660(参考)
ホイールベース 2.450m 2.265m 2.570m 2.300m 2.285m
トレッド 1.475m 1.415m 1.475m 1.440m 1300m
比 1.66 1.6 1.74 1.597 1.758

しかし、ドライバーインフォメーションはこれではわかりません。
ただこれだけ見てもMR-Sの旋回性能は言うほど高くないですよね。ただMR-Sとロードスターではエンジンの位置が違います。これはヨーレートに影響があります。立ち上がったヨーが同じ場合、旋回軸に対して重心位置とのズレ距離が小さければ小さいほど高いといえます。
ヨーの立ち上がりが早くレートが高くても、タイヤで踏ん張るクルマという性質上あまり「超・有利」って訳では無いのでMRの利点ってあんまりないんですがね。
しかしMRの特権ですね。コレは弩アンダーなビート(比較に上げていませんが、S660より弩アンダー傾向)ですらわかる話。
まずこれが一つ。
次にNDとビートの室内長差を私のブログで比較しましたが、ロードスターとビートは室内の大きさに差が殆どありません。
でもビートは運転席を拡大し、センターコンソールが助手席側にオフセットしています。
ロードスターはセンタートンネルに骨を通すFRとして重要な構造があるため、ど真ん中が数センチ太い事がわかります。
構造上も中央に寄せられません。
ヨー軸に対しロール軸は正直構造から変えようがないです。まあ、車高を変えればロールセンターがずれるんですがね。

ドライバー的には、ロールは感じやすいですし、スポーツカーでは否定的なイメージを持つ人もいるでしょう。
ですがロールもヨーも、軸に近い方がクルマの動きを感じるのに重要です。
なんならトラックに乗れば(一般的には巨大な箱バン、◯◯エースのような商用車)わかります。
自分の後ろにヨー軸があるので体が振り回される感覚を覚えます。
軸に近いと当然クイックに動くように感じます。
同じ角度に対し距離が異なってくるんで。
コレばっかりは、どれだけ旋回性能が高いクルマ、スポーツカーと比較しても仕方がない話。

逆の言い方をすれば、軽自動車がスポーティであるという私の主張にも繋がってきます(←ココ!)。

MR-Sがどうのではなく、ヨー・ロール共に車体の中央に近い位置に軸がありますよね。
上下・前後は車両によってずれてるんですがね。

普通車や外車に比較すると、ロールにしてもピッチにしても、支点・力点距離は軽自動車は短く、それだけコクピット位置、ドライバーズシートの位置は相対的にそれぞれの軸位置に近いと考えられます。
鋼材の長さが短いってことは、それだけしなりにくい、剛性が高いとも言え、軽快・スポーティな挙動を示します。
さらに言えば軽い車体だけに、正直タイヤはベーシックタイヤで十分というとこは色んな意味で安心できる。

というとこでした。

で、なんでお前はMR-Sを気にかけてんだ?って話ですが。
いや、安いかなぁって。MR-Sの容量はビートと比較してどうなんだろうとも思ってね。
一応、ビートよりは良さそうだけれど、やっぱりリアにトランクはないのね、とも。
ただシート背の容器に電動キックボード収まりそうだなぁとか思ってたりします。買おうと思えばすぐ近くで安く買えるし、どうしようかなぁ。
Posted at 2024/01/04 09:10:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2023年12月29日 イイね!

はこね金太郎ライン

通勤と同じように起きて出撃。

流石に早朝の都内は、今日みたいな平常勤務してる人達と休みが重なるような日でもスカスカ。
先日クルマで通勤した時でもそうだったけれど、新橋なんかオフィス街だからタクシーやトラック位しか行き来してない訳で。

そんな中、怪しい高級車に紛れる小さなクルマ。

土日の昼間なんかじゃ考えられないような感覚であっさりと青葉まで出る。
この時間に移動する分には首都高・東名を組み合わせるよりはコスト的にもいいし、何より雰囲気が良い。
日が出ていないけれど夜でもなく、なんだか久々の感覚に気分が高揚した。
できればオープンで行きたかったが……ちょい寒い。手元の温度計だと4度。おう、凍結警告のLED青が点灯してる。
先日、ちょうど4日前に電池交換したのにまだ電波を受けてないのか、日付が1/4を指している時計の温度計と警告を目の端に、働いてるクルマと遊んでいる高級車の間を縫うように、なんて言うほどもクルマはいない。理想的な車線を選んでスイスイと抜けられたが、一応高速にも乗ったんだが。

事故かよ。

こんな日に要所で事故を起こしてたのか、流れていない。
まあ仕方なくだらだらと大井松田まで行って、そこからは完全下道でグイグイ行く。
万葉うどんに向かうルートで足柄側から乗るのが一番合理的で速い。実際、高速をある程度使ったとはいえ、わずか2時間足らずだったのでかなり良いペースでたどり着いたか。

気温が4度を切っている。路面怖いかなぁ、と思いながら乗る。
まずは前提条件で、タイヤは古いネクストリー。温かい時期でも既に鳴く位でグリップもしにくい感じになってる。

経験上、零下の路面というのは安心できる。気温が低ければ低いほど、丁寧に乗れば特段心配はない。
見た目乾いているようでも凍っている可能性はあるし、湿っていれば逆に怖い。
足柄側は非常に怖い、濡れた路面。重たく粘る水が路面に貼り付いている状態だ。これ、露だろうか、霜になっていないだけだろうか。少なくとも普通に運転する分には違和感程度で行ける。

そんな路面のはこね金太郎ライン。多少どころか、いわゆる普通の道じゃあない。林道というけれど広域農道のような場所でもない、どちらかといえば筑波山の脇道のような狭く対向車次第では危険な道だ。
開通当初に夜中走った時にはヒヤヒヤしたが、何の、先日一度定速走行で楽しかったこともあってやや高めのペースで流す。
シフトダウン、3速固定で踏み切るとややトルク不足、2速だと回転数が高過ぎ位。
傾斜、アンデュレーションが気になる道だ。そしてコーナーというよりはクランクと呼ぶべき場所が多く、非常に細かくうねっている。

そこを、ほぼ減速せずに流していく。
今の足回りはKYB+RS★Rにしなびた純正パーツで組み上がっている。
バンプラバー位か、新品は。
だけれどまあ、正直凹凸は気にならない。姿勢を作るとフロントよりもリア側のロールでキビキビとコーナリング態勢を知らせてくれる。短足なこととレバー比的に、普通車ではあり得ない速度で姿勢変化してくるので十二分にスポーティだ。
で、コレが良い。
車高調入れて振り回しているような感覚で、きっちり姿勢を作れるところは本当に良い。
やはりストロークは必要だ。

で、とあるグレーチングをコーナリング中に抜けた瞬間にアンダー。
おっと、やっぱり凍ってるか。鉄の上はやばい。
湿ってるようだが危なそう、と思って速度制限用の縞模様を踏み切っていくとコレまたやばい。
感覚としてはリアタイヤがうねうねと柔らかく歪むようなイメージだが、コレ、滑ってる。
わずかにタイヤが滑って位置を変えるせいで、想定している姿勢になっていないから感覚がおかしい。
姿勢は乱れていないのでそこまで気を使うことはないと思うけれど……

で、頂点付近に駐車場。足柄側から登ると結構長い。
ここを越えて下ると、箱根側はそこまでうねっていない、素直な道になっている。
まあ狭いし、コーナーと言えるような構造でもないし、でもビートなら普通に走っていける。

箱根側はそこそこ良いかもしれない。足柄側は厳しい。まあ、長尾の表と裏の関係に似てるなあ、と思いながら、R138を仙石原に抜けて、早朝のススキ野原を見る。
行きは視界としてはさほどなんだけれど、信号から折り返して帰路につくとコレが良い。

せっかくなんで、駐車場(閉鎖中なので)を利用して写真も撮ってみた。
クルマが少ないからこのくらいの路駐は大丈夫でしょう。

写真を撮って折り返して、再度上り始める。箱根側から登ると、直線・狭い折返しって感じで走りにくいなぁと思いながら境目にあるトンネルを抜けて駐車場を越え、足柄側を下り始める。
と、さっきと比べて路面の感触が「ない」。

ああ、と思ってブレーキを踏むとずりっとアンダー。やっぱり駄目だ。通過はできるけれどテストには向かない。
時刻は7時を越えて日が昇っている。さっきまで間違いなく凍ってたのに、溶け始めたに違いない。

で、そこから引き換えして箱根側をよく見てみるが路面は完全に乾いていて、踏んでも気にならない。

トンネルを境に気候が違う?

で、乙女を抜けるんだったらとせっかくなので長尾峠(外輪山内側・通称「裏」)に入る。
さっきと比較するとかなり広く感じる。正直、全く広さの感覚が違う。多分他にはない道だろうなぁと思いながら、とりあえず上まで登ってやっぱりトンネルを抜ける。

するとどうだ。頭文字でも有名な頂上の茶屋前が真っ白。
えーっと。

コレは無理です。まさか積雪じゃないと思うけれど(未確認)この先は危ない。
さっきの感じからしても、既に気温が上昇しつつある。何が起こっても不思議じゃない。

ということで折り返して……


この季節の早朝は良いわ。
神秘的だったり普段と違う感じが気持ちいい。
さっきまで居た仙石原方面なんだけれど、積雪みたいに真っ白く写ってる。
温泉だから湯気も上がってるし、不思議な光景。
白く積雪しているように見えるのは多分ゴルフコース。
太陽が登っている山は台ヶ岳と小塚山かな、方向的には。
後ろに見える大きな山が箱根山か。

画像中央、矢印で示した場所がはこね金太郎ラインのトンネルに当たる部分で、地名としては「矢倉沢」、すぐ北西の金時山へ登るための入口がある。
今日登った峠二箇所に共通するのはこの「箱根外輪山の内側」。

矢倉沢から仙石原方面(箱根側)も、裏長尾峠(神奈川側。表は静岡。県境はトンネル)も乾いていたけれど、反対側は両方とも湿ってる上凍ってたりしたんだ。
箱根外輪山沿いに神奈川と静岡の県境が走っていて、コレをまたぐのが乙女峠と長尾峠。
更に長尾から伸びる箱根スカイラインが外輪山の峰を縦走するように走っていて、湖尻峠から更に南に伸びる芦ノ湖スカイラインまではMFG「芦ノ湖GT」のコースでもある。

地元に住んで通ってた時も思ってた事があったけれど、外輪山の内と外でだいぶ気候が違うんだろうか。
因みに安定しているのが内側で、今回も顕著にそれがわかった。

というわけで好きな道を走ってきて、もうこの季節には凍結してんだなー、なんて思ったり。
まあ、タイヤが硬めであり、グリップより排水重視であるという点は否めないけれど、ここまで滑ると思ってなかった。いや、食わないというべきだ。
濡れていればそりゃそうなんだが。

しかしここまで敏感に路面がわかるのも面白いなと。
慣れれば行けたかな?

それで今回の最大の目的である「ビートの魅力」ではあるが。
MRという重量配分は軽自動車という構造との相性が非常に良いように思える。
もう少し、ライトウェイトであるのであれば市販車にも持ち込めるのだと思う。

1t越えであればそれは最早MRである必然はなく、ラグジュアリだの高級だのを冠する別なクルマであるべきだと思う。
ビートは700kg級、エンジンもミッションと合わせて200kg行かない位の超軽量級に該当するし、重いヘッドを前方30度傾斜させて重心を前・下に動かしている。
この位であれば、運転席に70kg級のウエイトを2つ乗せればバランスしてしまう。
逆に言えばたったその程度の重量である。
パワーもトルクもしかり。つまり、MRでも問題が発生しにくいということだ。だので、気軽にスポーティなクルマを作るには正直面倒なFRよりMR化する方が良い。
MR2にターボが乗ってるとパワーでシャシーが負けるだのなんだの言われてるものの、実際には短すぎるホイールベースに対しエンジンのマウントによりシビアなコントロールを要求されていたものと推測できる。
その点軽自動車であれば、スケール的に慣性が落ちるのもありその辺の問題点は解消される。

さて、で我らがビートはどうかっていうと。
なんせそういう緩い路面でそういうタイヤでしょ?僅かにラフに操作すれば外側に逃げる。
頭は入るのにそこからアンダーが出る。
リアは粘るというよりは残る。パワーを掛けたって逃げやしない。
だから、やや高めの速度で進入してぽん、とブレーキ。
ぐん、と頭が入るのでアクセルをパーシャル以上に開け目で踏み、姿勢を維持しながら回していく。
良いのは、どちらにも行き過ぎないので安心してブレーキもアクセルも踏めること。
トラクションが抜けてリアが振り出したり、ブレーキでやっぱりリアが振り出ることはほぼありえない。
だのに、どの態勢からでもヨーは鋭く発生する。
スピンの心配なく、フロントエンジン車よりも軽快かつ安心して旋回させる事ができる。
また、ピンチでもとりあえず強くブレーキを踏んでおけばヨーが発生するので旋回態勢に移る。この辺はそれなりに慣れが必要なんだけれど、ビートが曲がらない状態っていうのはリアが出てスピンになるのではなく、基本完全に弩アンダー状態。

曲げていく事が必要。でも、重量は後ろよりにあるので頭は入りやすい。
じゃあドリフト=スピンモードに入らないのかって言うと、ソレはないと思う。入りにくいけれど。
というのはホイールベースが2.28mとほぼ前述のMR2並にある。これはロータス・エリーゼにも近く、ぶっちゃけ縦長い。

シビックEG6でホイールベース/トレッドが1.75に対しビートのソレは1.88。MRのような回頭性を持つEF8で1.59とこれは信じられない値。まあ、FFのくせに即スピンするクルマなのはコレとリアの短足が原因。
なれるとどこでも回るんだけれど……FFだからとりあえずアクセル踏んどけばステアリングの方向に走るし。
ある意味理想形。
ビートは別の意味で理想形で、ブレーキさえ踏んでおけば回る。コレが実は非常に重要。
安全に旋回できる。旋回態勢に持ち込みやすいのにアンダーでコントロール自体も容易。

今回走ったはこね金太郎ラインなんか顕著で、くいくいよく曲がるので安心して走れる。
曲がらない、なんて挙動はない。その点FFだと旋回態勢に入らない事が怖かったりするんだが。
車重の軽さも効いてくる。ディメンジョンの小ささもあり、旋回させることがここまで容易だと気を張る必要が一切ない。

つまり欠点がない。
幌をあけてぽけーっと走っていても、何の電子装置もついていないアナログな構造なのに、素人が不安なく走れるクルマ。
それがビートだ。

で、最終結論をぽやぽや思いながら、直前に満席だったような酷いワンオペのなか卯で食事をおまたせさせてもらう。
ほとんどのテーブルにからの器が載っかってる状態で客がまばらに座ってるのよ。なんというかカオスというか……誰だワンオペの深夜早朝帯にほぼ満席にした奴らは。朝食を食いに来る客に対する嫌がらせか何かか?

というかそんな状態のなか卯初めて見たぜ。

チケット買って座っても水が出てくるまでにフリーセル1回終わるし。
メシが出てくるまでにブレブレのデイリー終わらせられたし。
更につぶやきに投稿してるし。どんだけ待ったんだろう。考えてなかったのですっかり判らないが。

帰路は青葉で降りて慣れた下道による都内で、これまた2時間程度でガソリンスタンドまで行けた。
これが年内最終なので洗車してもらって帰路についた。
燃費は見ていないが……220km位走って12リッター位?だったかなぁ。カタログ値だよね。これだからビートは良いな。
今年の夏はNEWNOを買おうか、またADRENALINE(フロント165)入れるか……軽快さではなくMRらしさをタイヤ変更だけで楽しめるのはきっとビートのもうひとつの魅力ではなかろうか。
お財布に優しく、適度に楽しく、その上で変化もお手軽。おおう、こんな良いクルマ他にないんじゃないか?

という感じで一応締めくくってみる。
本年もおしまい。
このブログを見てくれている方々の来年も幸あらんことを祈ります。
Posted at 2023/12/29 17:21:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2023年12月09日 イイね!

結局のところ利便性なのか?

最初に断言しておくと、私はクルマは趣味嗜好の世界のものであり、故に文化として支えられるべきものであると考えている。

決して、移動手段だけの代物ではない。

その上で日本車の殆どは性能至上主義的に、快適さを主として性能向上を果たしてきた。
まあ、その中でもスポーツカーはなきにしもあらじではあった。と、思う。
賛否はあるかもしれないが、性能重視のスーパーカーは数えるほどしかなく、なおかつその中でもピュアでストイックなものとなると実は世界でも数少ない。

少ない最大の理由は、やはり利便性だろうか。
不便なものを持つってことは、そりゃコストに跳ね返ってくる訳でさ。
理解する。特にこの歳になって所帯じみてくるとなお。まあストイックな生活をしてクルマ一筋だったので、ある程度コストを削っても生きられる事はわかってるけれど、コスト的な話だけ言えば、家族の外食や旅行を許容することこそが今一番の贅沢であり、そのためにいろんなものを削ってるつもりではある。

おやつとかお酒とかね。一時期健康も削ったんだが、今年から完全にやめた。

そして先日くらいから、完全にクルマは維持に振って、とか考えて、余力で待望の移動手段たる電動キックボードを購入して。
なんで3ヶ月近く待たされる訳ね。9月5日に注文して12月4日から保険加入だよ?ほぼまるまる3ヶ月じゃん。

でだ。実は昨年末からあんまり走りに行ってない。西伊豆に行ったのが本格的には最後になる。出張で出かける際も以来R246を使っていて、遠回りになる道志は使っていない。
勿論カートも一年に一度程度になってた。先月ようやく久々に走った感じ。

なので忘れてた。
マフラーもまだフジツボであること。1年前に修理してもらったエキゾーストは梱包状態のまま。
それをどうするかではなくて、「走っている時の楽しさ」そのものを、久々の箱根で思い出した。

はこね金太郎ライン。開通した次の日に行ってサクサク回ったのが初。昼間に遊びに行ったらやたらでかいクルマがのんびり走ってて「普通に走るには使えない」って倦厭したが、今日久々に行って『まずいな』と思った。

あの元林道の舗装路は、ビートにはやはり最適なコースなのだ。
助手席に子を載せてるので当然気を使う。とはいえ、使いようがない道ではある。短期間に何回ターンが繰り返されるのか。右に左にとひらひら旋回するのはなれない人間には当然疲れるものだし、耐えられない。
多分3年くらい前だったら半分も走れなかったと思うが……。

今日昼間だったけれど、全然クルマも前後にいなくて、定速で安定させてコントロールするのが非常に楽しくて面白かった。
基本はアクセルコントロール。きっかけを作ってヨーイングさせたらアクセルで姿勢を固めて元に戻るまで待つ。
当然カートのように鋭敏じゃないので、恐らくそこまでうまく運転できてはいなくても吸収されてごまかせている。
けれど、それが楽しいのもまた事実。

高速道路で混雑をしていて、速度がでないという特殊な状況下では回転数がある程度でかちりと固定できる。
ビートは4000回転以下だと低音がきつく、6000回転を超えるとエンジンそのものがうるさくなるが5000回転前後に音が静になる場所がある。ここでのハーフアクセルに近い状態では恐ろしく快適なクルージングができる。
最高(最響)の吸気管の強烈な高音がこの状態で初めて楽しめる。正直ビートが一番楽しいのはこの領域だと思う。
2500~3000くらいには恐らく二次振動か、やたらがさつく回転数がある。ここではマフラーまで振動で震えるので、この回転数で維持するなどすると長期的にはマフラーの溶接破断などにも至る位だったが、E07Aの固有の現象かもしれない。
大体どの個体でも共通的に感じられた。

など思い出しつつ。
そこで「週一走りに行きたい」と思った時、駐車場が歩いていける直ぐ側ではない現状、その僅かな往復がどれだけ障壁になっていたのか、今回電動キックボード購入ですげー楽になった瞬間にようやく理解できた。

仙台で目の前にあったビートが、それでも見知らぬ慣れぬ地では感じられなかったものが、やっぱり箱根の地は再び帰りたいと思わせるものがあるのかもしれない。

疲労無視して明日また行きたい。
まあ、月曜があるから行かないけれどね。

そのくらい、手元にあるということ、手が届くようにすることが、つまり利便性が必要であるということがわかった訳だ。いやなに、普通の人は自分ちに駐車場があるんでしょ。
CR-Xの時もFITの時もすぐそばで歩いて行ける場所にあったしなぁ。
バイクっていう話も、流石に安くじぶんちにおけるから、ってのもホントではあるが。

いやいや、これはまた事ですよ。
走りに行きたい。
Posted at 2023/12/09 21:26:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2023年12月09日 イイね!

子供を連れてのツーリング?もどきで万葉うどん

何度か子供を連れて万葉うどんを食べに行ってます。

さて、お前さんZUND-BAR行く言うてなかったかという話。



……本日は12月9日。

二日前かよ!


ということで失敗しました。なんだろう、一度宮ヶ瀬に行ったけれどよく分からず、分かったから行こうと構えたのに今度は臨時休業かよ、ソレも直前で。

笑えない。しかもそれ、今朝起きてすぐわかったんだよなぁ。
もうお昼美味しいラーメンって決めてたところにコレだよ。最早20年ごしの行きたいラーメン屋だったってのに。なかなか初来店できへん。

で。
しゃあない、万葉うどんでどう?っていうととりあえず喜んで行くっていうんで、下道ツーリングin宮ケ瀬から高速でただ行くだけに変わってしまって。
まあいいや、ってんで足柄峠の麓、金太郎箱根ラインそばのうどん屋へGO。

思っていたよりも東名が混んでた。というかコレを見越しての下道宮ケ瀬だったんだが。
同じくらいの時間をかけて、東名から新東名、R246経由で山北駅手前から曲がって、広域農道にアクセス。
広域農道とか好きなんですよねぇ。茨城でも豊田でも静岡の某所でも広域農道走ってましたねぇ。
はてさて、で久々の万葉うどん。到着は11時35分。いいじゃん、開店すぐだ。
まあほとんど席は埋まっていたけれど(大繁盛で良いこと良いこと)、二席程外席ならあるという。
今日は温かいし、外席もビニール貼ってるから屋内みたいなもんだし。

で、子供と席を陣取って、子がカレーうどん。私は、とろろうどんの温かいもの。
注文したらおでんを取ってくる。おでん、前は100円だったのが120円、今日は140円だからかなり高くなった。
が、今日は軍資金を頂いているから気にせず食べるのだ。……食べ過ぎないように抑えさせたが。

シンプルでしょ。結構美味しいのですよ。
私はからしみそを盛ってちくわを。

子供のカレーうどん。メニュー写真を借りて。

ドライカレーっぽいものをうどんの上に載せてるのね。で、コレをほぐして混ぜる訳だ。
美味しいので家族全員気に入ってるメニューですよ。

私はとろろうどん。
コレもまた絶妙なんですよ。
そんなこんなで食事を終えて、帰路に。
今日は帰るべ、って思ったんだけれど、金太郎箱根ラインに突撃。ま、これは良くなかったね。二度と通らないと思う。……子供連れではね。
私は大好物な恐ろしい道だけれどさ。

県道78号から731号を使ってR138に抜ける道で。
仙石原のすすきがちょうど時期なので見るかどうか勧めてみたが、帰りたいというので乙女峠越えを選択。
いつもの茶屋で休憩をいれようと決めた。

昼間に停めるのはどのくらい久々になるんだろうかね。

正直茶屋が開いてる時に休憩はしたことがない。

ホットコーヒーをもらって、自販機のある場所にベンチがあるので座って休憩。

なかなか良い感じ。

あとは峠を越えて東名で帰るだけ。
帰路はほぼスムーズで、サクサク帰ることができた。
そしてなにより。駐車場往復用のハーフメットELZOも手に入ってる。子供と電動キックボードを入れ替えて、駐車場に車を止めてキックボードで帰る。
正直駐車場まで歩いて30分だったところが、10分。むちゃくちゃ楽になった。
いやー、今後はマジで駐車場の扱いが楽になる。もしWINSのヘルメットだとスペースきつかったんだけれどね。リアのメットインにスッキリ収まる。


ティッシュの箱が写ってたのでモザイクかけといた。

ちなみに面倒なら助手席に入れておけばとりあえず電動キックボードは問題なく収まるし。
メットインにメットと手袋入れておけば荷物も問題ない。
これで月曜日の通勤にも使えるし大丈夫だわ。月曜はちょっと事情で自分の車で出勤したくてね。
……雨降ったらザンネンなことになりそうだけれどね。

あと、やっぱりキックボード後ろに載っけたいよなぁ。載っけたい。腕力もいるけれどなぁ。
Posted at 2023/12/09 17:26:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | | グルメ/料理

プロフィール

「引っ越し中。諦めたら負けだというが諦めても良い。諦めてからが本当の勝負だ。」
何シテル?   03/19 09:32
憧れのCR-Xを手放し、そして今、初めて憧れたビートを手にすることが出来ました。 今でも最高はZCエンジンだと信じて疑いません。残念ながら乗っていたのはB16...
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