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Ryo L.W.S.enthusiastのブログ一覧

2017年11月21日 イイね!

よくよく、私は現場主義者だと主張して

やはりですね。人間実際にやってみないと判らないし、覚えないものだと思うんですよ。
なので、現場一番。
刑事だって何度も事件現場に足を運ぶのです。そこにエビデンスがないかどうか、見落としはないのかを良く見るんです。

私はそれが正しいと思っています。

結局のところ、当事者として実際にやってみないと判らないことの方が多いです。
だからこそ経験値が必要なんだと思うのですよ。
どうせ本を読んでも紙に印刷された文字を読むのと同じ。
動画を見ていたとしても、それは所詮画面の向こう側。

それは本物じゃないんですよ。
マフラーの動画もよく見かけますが、本物を知っていないと役に立たない。
実物の、エンジンががなりたてる音、吸気の音、遮音された向こう側から聞こえるくぐもった音、マフラーの側で聞こえる音……それらは本当に音を立てている部分の一部でしかありません。

結局本物を聞かないと判らないのに。

VRも良くできてきましたが、実際に身体に感じるG、傾斜、風の匂い、日の光……ステアリングに伝わる地面の感触、エンジンが不規則に立てる細かなノイズ、冷間アイドリングから暖まるとゆっくり落ちる回転数……
それらは本物でしか味わうことはできません。
実際にエンジンをバラバラにしないと、エンジン内部を理解できません。
実際に運転をしないと、クルマというものを感じられません。

だから実際にクルマを弄らないと、何が変わったのか、何をしたのかを理解できないままにそれらの変化を考えなければいけないのです。
それより、自分で車高を変えて確認する、剛性パーツを入れてみるなどやることが大事なんじゃないかと思うのです。

ただし、もちろん自分でやるということは責任も発生します。
たとえばブレーキパッドなどは保安部品であり、認証工場にて免許を持った人間がやるように定められた部品になっています。
それを個人で交換した日には、当然交換した人間に責任があり、もしブレーキパッドが脱落した日にはもう目も当てられないということに。

それをどう考えるか、何を引き替えにするか。代償を払うことで手に入れられるものがある、と言えるでしょう。

時間を消費して手に入れられるものがとてつもない損害かも知れないのです。


じゃあうまくいってるのはなんで?そう、簡単な話、失敗を繰り返したからこそ、成功しているんだと。
裏側にあるそれらの代償を、意外に出来てしまった人は忘れてしまうモノです。
得てしてそれらが見えないギャラリーでは、出来ている人間がまるで神様みたいに見えることもあるでしょうし、「オレにだって」と思うことも有るかも知れません。

でも、実際には、そう。出来るということはそれだけ多くの失敗を積み重ねたということに他ならないのです。
クルマを壊してどうしようもなくなったり。だから、壊さなくなる。
スピンアウトしてしまう。だから、スピンコントロールができるようになる。
ブレーキが間に合わない。だから、ブレーキポイントがより精確になる。
何故ブレーキを踏まなくていけるんだ、そう、自分の速度を見切り、旋回態勢を作れるようになるまで何度もコースアウトしたから。

リカバリ出来るということは、一度以上そのミスを犯したから。
そうでないなら、それはタダの偶然、ラッキー、もしくは本当の意味で奇跡。


それは忘れてはいけないのです。
Posted at 2017/11/21 22:25:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | いつもの日記 | クルマ

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