←KJエンジン、カムカバー取り外した時のもの
どちらさんかに「イイね」を頂いた記念に、久しぶりに・・・
まず、KJまだ乗ってます、オドは160千キロ超えです。
これはあくまで私のKJに限ったことかも知れませんが、100千キロを超えると色んな所にトラブルが発生しています。
まあ10年160千キロですので仕方ないことかも知れませんが・・・
これからも長く乗られる方々がいらっしゃるかも知れませんので、私の経験上で簡単にトラブルを整理したいと思います。
<エンジン、補機類編>
1)アイドリング不調
ディーラー側で既に対策方法があるようで、悩んでいる方は素直に修理に出すほうが賢明です。
(私の場合は自力で解決してますが・・・)
2)カムカバー付近からのオイル漏れ
100千キロを超えるとカムカバーパッキンのゴム弾性がなくなり、オイルが漏れます。
カムカバー取り付けボルトを締めたくらいでは治まらず、対策はパッキン交換となります。
しばらく乗って停車後 「あれ?なんだかオイルが焼けたニオイがする」場合、この症状の疑いがあります。
3)オイルパンからのオイル漏れ
オイルが焼けたニオイがせず、停車したあとにエンジンオイルが漏れている場合、オイルパンパッキンから漏れています。
エンジンオイル交換時にドレンボルト(オイルを抜くボルト)後方にトランスミッションオイル(ATF)の配管が2本あるのですが、配管2本を固定しているクリップがエンジンオイルで汚れている場合、オイルパンのパッキンがダメになっています。
4)ドライブベルトのテンションプーリー
さすがに100千キロを超えるとドライブベルトの張りを調整するテンションプーリーとA/Cコンプレッサ下プーリーのベアリングにガタが出ます。
カラカラと音が出ますので、ファーストアイドル中にカラカラとうるさい場合が交換です。
5)A/Cコンプレッサ
02~05年KJのコンプレッサは致命的な問題を抱えています。
サンデン製のコンプレッサを搭載していますが、プーリー軸のベアリングが問題です。
コンプレッション中(エアコン使用時)に異音が発生する状態になれば、確実にベアリング損傷し、クラッチは異常磨耗しています。
この状態が長期間続く(エアコンを使わない状態でも)と、いずれドライブベルトが損傷、走行不能になります。
判断基準は、ドライブベルトを外してコンプレッサプーリーに大きなガタがある場合、ベアリング内部が損傷しています。
6)A/Cサクションライン側の配管
A/Cコンプレッサからコンデンサに繋がる配管にはエンジン振動を伝えないため、一部ゴムホースがカシメてあるのですが、カシメ部分からエアコンガス+コンプレッサオイルが漏れます。
修理はホース一式交換、但しエアコンガスの抜き取りとチャージは必要になります。
7)ラジエター
熱い、冷たいの繰り返しでラジエタータンク(KJの場合は左右)が劣化して亀裂が入ります。
亀裂が入るとクーラントが漏れ、いずれオーバーヒートとなります。
私の場合はクーラントのニオイで気付いて事なきで済んだのですが、クーラントエクスパンションタンクのキャップ(ラジエターキャップ)を新品に交換した場合、特に注意が必要です。
8)バッテリー
純正装着バッテリーは+と-のターミナル部分からクラックが入ります。
そこからバッテリー液漏れてターミナルを傷めますので、他メーカーのバッテリーに交換が無難です。
※詳しく知りたい(そんな方がいらっしゃるのかな?)って方は、コメントくれれば出来る限りお教えします。(笑)
次回はミッション編で・・・
Posted at 2015/01/12 23:43:09 | |
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