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ふじぃのブログ一覧

2014年01月29日 イイね!

アクセラスポーツ試乗

アクセラスポーツ試乗更に前回の続きです。




ハスラーを見学し、試乗した後は、更に車を進めます。
今度は、マツダ アクセラスポーツを試乗してきました。

【スパイショット】次期マツダ・アクセラの開発車両
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年2月11日)
次期マツダ・アクセラの開発車両の情報が流出、車内も公開
 (同、2013年5月9日)
マツダ新型アクセラのリーク画像キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
 (同、2013年6月26日)
マツダ「アクセラ」全面改良キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !! 国内でHVモデル投入!
 (同、2013年6月28日)
【マツダ】アクセラ セダン公開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
 (同、2013年7月15日)
【マツダ】アテンザの小型版「アクセラ」 発売迫る
 (同、2013年10月3日)


こちらも開発中の頃から気になっていた車。
ようやく発表されたと思いきや、雪が降って行けなかったのですが、この度ようやく実車を見に行くことが出来ました。


CX-5に続きアテンザも最近見掛けるようになってきましたが、アテンザの実車は写真で見る以上に大柄です。
日本の道路には、もう少し小柄なほうが有利だと思います。
個人的にも、大きな車よりも小さな車のほうが好みであり、何より身体感覚の延長を認識しやすいです。
そこへきてこのアクセラは、「アテンザは格好良いし惹かれるけど、もう少し小さいほうが…」というニーズに応えられる車です。見た目からして、ミニアテンザみたいなものですからね。


このアクセラ、実際かなり売れているようです。
ガソリン、ディーゼルターボ、ハイブリッドと、3種ものパワートレーンが用意。
ボディもセダンと5ドアハッチバックの2種から選べる。
敢えて今の時代に逆行し、走行性能を追い求め、しかし最高速や馬力や燃費といった分かりやすいスペックに頼っていない。
MTがある。
価格も値ごろ。
そもそもマツダ自体が、アベノミクスの後押しもあって、今は絶好調。
それは突然人気が出たのではなく、地道な「乗って楽しい車造り」や、SKYACTIV TECHNOLOGYによる「楽しさと環境性能の両立」が、徐々に受け入れられてきたからなのですね。

【アベノミクス効果すげええ】 マツダ純利益2.6倍!!!!!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年2月6日)
アメリカで大ヒットを続けるマツダ! でも生産が追い付かない...
 (同、2013年9月27日)
マツダ、ハイブリッド・アクセラを発表 燃費30.8キロ 237万3千円から
 (同、2013年10月10日)
利益幅の小さなアクセラHV HV無しでは商売にならないマツダの苦肉の策
 (同、2013年10月15日)
【マツダ アクセラ 新型】発売1か月で1万6000台受注…月販目標の5倍
 (同、2013年12月22日)


先んじて販売された欧米では、手堅い人気を得ることに成功しています。
彼の地は日本とは交通事情が異なり、高速で巡航可能な道路が充実しているので、日本のように「燃費さえ良ければそれで良い」「室内や荷室がmm単位で広ければそれで良い」とはなりにくい環境です。よって自ずとそれなりの走行性能も求められます。
それはどちらが良いか悪いかという問題ではなく、山が多く人口が密集しがちで信号も多く高温多湿な日本と、平地が多く国境を簡単に越えられて温暖湿潤な欧州という、根本的な環境が異なるから当然の帰結なのですが。
しかしそんな国々で評価されたということは、単純に売れ筋であるCセグメントスポーティ5ドアハッチバック市場に便乗商法しただけではない、本質的なものが彼らのお眼鏡に適ったと思って構いませんよね。

見た目も、中身も、乗り味も、欧州車的な味わいがあり、かと言って決して猿真似になっていない。

気になります。





今回お邪魔した、新潟マツダ自動車 新潟マツダ新発田店です。

それにしても……全然雪がねえ!Σ(゚Д゚;)
新潟はいいなあ(´ω`)



こちらが試乗車。
グレードは20S・ツーリングLパッケージ、駆動方式はFF、外装色はソウルレッドプレミアムメタリック、搭載エンジンはPE-VPR“SKYACTIV-G 2.0”、乾燥重量は1310kg、燃料タンク容量は51L、JC08モード燃費は19km/L、変速機はパドルシフト付き6AT、型式はDBA-BMEFS、標準小売価格は\2,200,000(消費税5%込み\2,310,000)。

す、凄い…(;゚Д゚)
実車は、写真で見る以上です。単純な丸っこくて流線型なだけのデザインではありません。
伸びやかで、抑揚があり、グラマラスで、量感があり、躍動感があり…。
格好良いという言葉は相応しくありません。むしろ優美です。
本当に、往年のファミリア(アクセラのご先祖様)から随分様変わりしました。

そしてそれだけに、前ナンバープレートの位置が惜しい。
新型アクセラ ナンバープレート位置問題
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年10月27日)


個人的に、セダンよりもスポーツ、且つ斜め後ろから見たリアヴューが好みですね。
実に優美なラインです。

イメージカラーの赤がとても映えますが、白も似合いそう。



内装も、中々。
安全性や質感の向上を謳ってやたら分厚く重くするでもなく、しかし感触や質感があります。
ドア内張りやダッシュボードなどの至る所にソフトパッドが貼られており、全体的に赤ステッチが張り巡らされ、かなり質感は高いです。
所々にはカーボン加飾もあり、引き締められています。
ブレーキペダルのみ吊り下げ式で、アクセルペダルはオルガン式。この辺りも欧州車みたいです。
そもそもドアがずっしりしており、開閉の感触が重厚です。
本当に、欧州車みたいです。

アクセラは小柄な部類に入りますが、内部はそれに反して狭さは感じさせません。
先代のアクセラは「走行中の空気の流れの中に身を置く」というのをコンセプトとしたのか、包まれ感はありましたが、その分狭く感じました。対してこちらは、センターコンソールが低くなり、インストゥルメントパネルは垂直に近くなり、開放感があります。
初代のそれに先祖帰りを果たしたとも取れるデザインです。

シートも、適度なホールド感があります。特に調整していないにも関わらず、また様々な身長や体格の人が乗るにも関わらず、実にしっくり来ます。
座り心地は良く、かと言って決して柔らかくなく、適度な硬さがあります。
何より、着座位置が低い! それだけで興奮してしまいます(;゚∀゚)=3



後席も、かなり広めです。
流石に今時の軽やコンパクトカーやミニバンには劣りますし、頭上の空間もぎりぎりですし、乗り降りも若干難儀しますが、利便性を求めた車ではないですからね。これで及第点です。

それよりも、着座位置の低さに反して、足元には余裕があり、前席の下に爪先を入れられます。
前席バックレストの形状も見直されており、それらにより先代以上の居住性を実現したとのこと。
それも、見た目以上に広く感じる要因です。

中央席が倒れてセンターアームレストとなり、カップホルダーも装備されているのは、今の主流ですね。



荷室は、もっと広い!
見た目からは想像も付かない広さです。
接待ゴルフに行く場合も、2個分は余裕で積めそうな…w



う~ん、凄い…。
本当に欧州車みたいです。一体どこのBMWですか? アウディですか? メルツェーデス=ベンツですか?
変にデザインに凝るでもなく、機械としての機能美を追及しています。質感も高く高級感があります。
ステアリング中央のマツダエンブレムが、殊更に大きくあしらわれています。

ナビは、敢えてのオンダッシュナビなのですね。倒すことは不可能ですが、運転中でも視界は遮らない位置と高さと大きさです。
センターコンソールに、ジョグダイアル式のナビ操作ボタンがあります。
レクサスもそうでしたが、これらは現在の欧州車の流行に倣ったのですね。




それでは乗ってみます。


うおおおっ、戦闘機や戦闘ヘリコプターみたいな、HUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)!!

こういう、直接目に見える部分で先進性をアピールされると、たまりません。
まして若干でもミリヲタを齧った過去があれば、尚の事痺れます。

メーターは回転計がアナログで、速度計がデジタル。先程のハスラーとは逆ですね。
照明は白ですが、発光しない部分とのコントラストが弱められており、暗闇の中でぼんやりと浮かび上がります。

と言うか、全体的なデザインは、マクラーレン・オートモーティヴ MP4-12Cに似てるんですけど!Σ(;゚∀゚)


走り始める前から興奮が収まりません。


暫し平坦な市街を流します。
殊更に力強いなどの感触はありませんが、しっかり走り、しっかり曲がり、しっかり止まってくれます。
曲がりたい方向へステアリングを回せば、決して軽すぎず重すぎない感触で、滑るように車体が向きを変えてくれます。
何と言いましょうか…。どっしりしてるんだけど、その割に動きが機敏。加速も良いのだけど、決して暴力的なまでの力強さではなく、至って滑らかな加速なんですよね。

ブレーキも、トヨタ車や欧州車のようなカックンブレーキ(ペダルに足を載せただけでいきなり急制動)でないのが、乗りやすいですね。
微妙な力加減がしやすいです。

先進技術で固めて「車に運転させられている」のではなく、「車を自在に操る」感覚が味わえます。
但し、静粛性は高く乗り味は快適で、また車重が軽いのもあるせいか、気が付くとぐんぐんスピードが上がります。飛ばしている意識は全く感じさせないだけに、注意が必要ですねw

住宅街でも、ボディの小ささが功を奏し、取り回しもしやすいです。
今の主力車種は、世界戦略車として大型化する傾向にありますが、少なくとも日本で乗る分にはこのくらいが丁度良い。


そして愈々本命の、国道7号線“新新バイパス”での、高速走行。
70~80km/h前後の流れに乗って走ります。

確かにこれは凄い! 殊更に力を込めてアクセルを踏んでなどいないのに、しっかり走ります。
かと言って、獰猛なまでの力強さではなく、あくまで優雅に。エンジン音もそれなりに聞こえてきますが、必死そうな唸り声を発するでもなく、過剰な演出じみた音がするでもなく、静かな中でのスポーツ性と言いますか…。

本当に、今の時代のNAは、進化しました。ターボでなくとも走ってくれるし、どこまでもどこまでもこのまま走れそうな、大人の余裕を感じます。
足回りも、硬すぎず、かと言って決して柔らかくなく、乗り心地とスポーツ走行を両立しています。


こんな上質な車が、日本という国で日本人によって造られ、世界で認められ、それなりの価格で買えるなんて…。

個人的には、信者というほどではないにせよMT派であり、又このくらいの車格や排気量やキャラクターならMTで振り回したいという考えです。
しかしこのアクセラの場合、むしろパドルシフト付き6ATのほうがキャラクターに合っているかも分かりませんね。
…と言っていた傍から、6MTキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
新型「マツダ アクセラ」SKYACTIV-G 2.0 6MT搭載車の予約販売を開始
 (マツダ公式ウェブサイト内ニュースリリース、2014年1月30日)
マツダ、アクセラにガソリン6MT車追加キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年1月31日)


NAでこんなに走ってくれるのなら、或いはマツダスピードほど硬派である必要はないかも知れませんね。
マツダスピード アクセラ 10月に国内デビュー!!!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年9月12日)

現に、マツスピ仕様はターボを搭載しないことが決まっているとのこと。
先代のマツスピアクセラは、ボンネットエアスクープ、専用アルミホイール、6MTと、専用装備で固められていて個性的でした。


尚、個人的には、マツスピ+6MT+白を芯に、細々と手を加えたい。
シグネチャーウィングとフォグランプ部の銀メッキを赤く塗り、グリルをマツダエンブレム含めて黒く塗り、黒いホイールに赤いリムステッカーを貼り、ルーフにカーボン調ダイノックシートを貼り、ボンネットに助手席側にオフセットされた赤いレーシング・ストライプを貼り…。

そう。メルツェーデス=ベンツ A45・AMG・4MATIC・エディション1のイメージです。





ところで、試乗前のアンケート用紙には「車のどういう部分に重点を置きますか?」という設問があり、デザインや乗り心地などといった項目の中に混じって、「生産地」という項目もありました。
国内で生産していることの、これはマツダによる自負やアピールなのでしょうか。「勿論世界で売れる車を目指してはいるけれど、ちゃんと足元の日本を疎かにしてはいないよ」という。

例えばこれが中国や韓国で造られたとしたら、たとえそれがどんなに良い車であったとしても、やっぱり引っかかるものを感じずにはいられませんからね。
何の捻りもなく世界戦略車をそのまま持って来たり、メーカー側や世界販売の都合だけで車種の安易な統廃合を繰り返すメーカーとは、一線を画します。

単に良い車を造るだけなら、どこのメーカーでもどこの工場でも造れると思います。
ですがこのアクセラには、理念といったものさえ伝わってくるようです。
こういうメーカーこそ、もっと売れて欲しいです。





 新型アクセラ試乗しました(20S Touring L Packege
 (YouTube、2013年10月31日)

 マツダ新型アクセラ試乗2.0Lガソリン車 【女性レポーターが試乗 Vol.16】
 (同、2013年11月21日)
Posted at 2014/01/29 00:00:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2014年01月25日 イイね!

ハスラー試乗

前回の日記の続きです。




同じ店舗には試乗車もあったので、そちらも早速乗ってみます。




グレードはX、駆動方式は4WD、外装色はサマーブルーメタリック×ホワイト2トーンルーフ、型式はDBA-MR31S-HBXQ《-R》、その他は前回取り上げた展示車に準じます。

個人的にはオレンジがお気に入りだったのですが、こうして実車を見ると、水色も中々ですねえ。
ナンバープレートの黄色が挿し色となって映えます。
どちらにせよ、専用色3色は、ありきたりなものではないのが良い。
イタリアンコンパクト風味というか、ポップで陽気なセンスは、良い意味で日本車らしくない。



内装。
加飾パネルは、外装オレンジ以外では白しか選べませんが、こちらも実車を見た途端に若干考えが変わりました。
ルーフとサイドミラーの白と連動していると思えてきて、これはこれで中々。


では、乗ってみます。
国道に出て、すぐに左折して住宅街に入り、低中速で縫うように流してから、大通りで流れも速い国道に戻ります。

車台だけでなく、エンジンも、ワゴンR/ワゴンRスティングレー(DBA-MH34S)と共用であり、実際に乗った感触としては特に大差はないように感じました。
でもそれだけに、変に身構えたりする必要がなく、気楽に乗れます。
車体が四角いので、見張らしも良く、車両感覚を把握するのも容易です。

デザインに反してどこかどっしりしており、しかし加速は良くきびきび走り、大径タイアの割に小回りも利くという、相反する乗り味が楽しめます。
スズキ・グリーン・テクノロジーにより、アイドリングストップ状態でもエアコンが利くのは、嬉しいですね。今やアイストは一般的ですが、他社に対する優位性があります。

他の車種ではオプションだった各種安全装置(レーダーブレーキサポート、エマージェンシーストップシグナル、誤発進抑制機能、等)が、ハスラーの場合標準装備。
誰にでも乗れるということは、運転歴の浅い人や不得手な人も乗る(乗らざるを得ない)ということ。ましてこれだけ成熟した社会なのだから、シンプルを免罪符にして搭載しないのにも限度があります。
メーカーが安全意識の高まりをアピールするのに、「標準装備か否か」「廉価かどうか」というのは、一つの目安になりそうです。そういうのは従来は高級車だけのものでしたが、今や軽であっても、というより軽だからこそ搭載する意味があるのですね。
新車を乗ったこともないのに、1980年代の感覚で未だに「軽なんて、只でさえ非力なエンジンと貧弱なボディの組み合わせなのに、燃費を稼ぐために更に薄っぺらい外板じゃないか。高速道路を走れば今にも壊れそうな音もするし、シートは疲れるし、危なくて乗れたもんじゃない」などと言う人への、アンチテーゼです。
尤もそれだけに、サイドカーテンエアバッグがないのが、画竜点睛を欠きます。
この流れはムーヴ/ムーヴカスタム(DBA-LA100S)が作ったんでしょうね。



アイドリング状態では、メーター上部が青く光ります。

アイドリングストップ状態になると緑色になり、インフォメーションパネルには砂時計が表示。
他、アルトラパンショコラ程ではないにせよ、状況に応じて様々な表示パターンがあって、目を楽しませてくれます。

でも、只でさえCVTな上に、インフォメーションパネルがあるから尚更いらなくなったとはいえ、やっぱりタコメーターは欲しかったなあ…。
燃料計や水温計も、小さいアナログメーターだと良かった。
この辺はワゴンR系のほうが好みですね。





同じお店にはターボモデルもあったので、乗り比べしてみます。

グレードはGターボ、駆動方式は4WD、外装色はアーバンブラウンパールメタリック(ワゴンRと共用)、乾燥重量は860kg、JC08モード燃費は25km/L、変速機はインパネシフトCVT、ターボ車は前輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、型式はDBA-MR31S-HTGQ《-P》、標準小売価格は\1,351,000(消費税5%込み\1,418,550)。


僕もあまり他人の事は言えず、どうしてもターボ信仰みたいなものがあります。NAだと、町中ならともかく、地元と外部を唯一結ぶ山道の国道で、どうしても非力さを感じて…。
しかしこちらもワゴンR譲り。市街地を流しただけですが、ターボでもNAでも、それ程違いはないように感じます。心なしか、発進が力強いかなと感じるくらいで。

逆に言えば、NAでもターボと遜色ない走りが味わえるということ。
高速道路を全開で走ったり、どこまでも続く坂道を延々と登り続ければ、流石に違うでしょうが、少なくとも街中を普通に流す乗り方ならNAでも充分だと思いました。


う~ん、いいなあ!
デザインといい、色といい、キャラクターといい、豊富なオプションパーツでカスタマイズ出来る拡張性といい、正に「遊べる軽」です。
どこかに、気のいいサンタs(←これで2回目)




スズキ 新型車ハスラー雪道で走ってみた
 (乗り物速報、2014年1月18日)


 スズキ ハスラー X 試乗 2014.01.11
 (YouTube、2014年1月10日)

 【HD】スズキ新型ハスラーG ディーラーマンの速攻試乗インプレッション!
 (同、2014年1月13日)

 ハスラーを冬道で試乗してきた【YouTube動画】Gターボ4WD スズキHUSTLER Hokkaido Sapporo
 (同、2014年1月14日)

 ハスラーに試乗し、雪道でESP(横滑り防止機能)を試してみた【YouTube動画】スズキ・ハスラーGターボ(ピンク・ツートンカラー)
 (同、2014年1月14日)

 ハスラー試乗!助手席に乗せてもらいました♪
 (同、2014年1月16日)

 【速攻】スズキ・ハスラーに乗ってみた! #LOVECARS
 (同、2014年1月19日)

 ハスラー試乗しました♪(運転しているバージョン)
 (同、2014年1月20日)
Posted at 2014/01/25 23:59:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2014年01月24日 イイね!

ハスラー見学

ハスラー見学20日月曜日は、スズキ ハスラーの見学に行ってきました。
以前から注目していたこの車。実車に触れられるのをずっと心待ちにしていました。

スズキ「ハスラー」発表直前:【N-ONE】以上の【デザイン&アウトドアオプション】!【カタログ】公開!
 (Etical & LifeHack、2013年12月24日)
スズキ、まったく新しいジャンルの新型軽自動車「ハスラー」発表会
 (Car Watch、2013年12月25日)



「今までなかった新ジャンル!」と銘打っているものの、往年のKeiの再来に等しいですよね。
目新しさの中にも懐かしさを感じるのも、気になる理由です。

今時の軽自動車は、省燃費や、ミリ単位での室内や荷室の空間や、乗り降りのしやすさといった、街中の短距離を苦慮無く移動するためのシティコミューターに特化したものが中心です。
それはそれで結構なことですし、軽本来の使い道とはそういうもの。
でもそれだけに、一事が万事右へ倣えで、魅力に乏しくなってきたのも事実。少なくとも、個人的には。
収斂進化というか、コモディティ化というか…。
どのメーカーのどの車を買っても同じ。外れがない代わりに、代わり映えもしなければ有難味もない。当然、所有欲も満たされない。

そんな中にあって、(N-ONEもそうですが)個性を訴えるこんな車は、もうそれだけで貴重です。
個人的にも、Laevateinnだけでは生活に限界を感じるようになってきており、「家族が乗れて、荷物が積めて、冬でも走れる、実用本位の車があればなあ」と思っていました。
ハスラーは、実用本位なだけではない、遊び心があります。個性的な内外装デザインや、豊富なオプションパーツによる拡張性。
しかもそのオプションというのが、よくある豪華装備やエアロパーツではなく、登山や海水浴やキャンプや車中泊に便利そうな、アウトドアレジャーに向いたものが中心。
これ一台があるだけで夢が広がりそうだと思わせます。





今回お邪魔した、スズキ新潟販売 スズキアリーナ新発田です。

ゆっ、雪がない!Σ(゚Д゚;)
たまにしか来ないからというのもあるでしょうが、道路も整備されているし、新潟はいいなあ(´ω`)



こちらが展示車。
グレードはX・スマートフォン連携ナビゲーション装着車、駆動方式は4WD、外装色はパッションオレンジ×ホワイト2トーンルーフ、乾燥重量は850kg、燃料タンク容量は27L、JC08モード燃費は28km/L、変速機はインパネシフトCVT、型式はDBA-MR31S-HBXQ-N《-RN》、標準小売価格は\1,461,000(消費税5%込み\1,534,050)。

SUVミラココアだとか軽FJクルーザーだとか言われていますが、中々に個性的です。
色もありふれたものばかりではなく、確かに他車と共通した塗装が多くを占めるものの、専用に生み出された塗装とその配色があるという、力の入れよう。
丸型ヘッドランプは、パイクカー路線の車に最近静かに流行っているようですが(ミラココア、アルトラパンショコラ、N-ONE)、単純に丸型にするのではなく、オイル缶のキャップのようにも見える歪な外周が特徴です。
箱型をしたボディのシルエットや、軽らしからぬ大径タイアとも併せて、個人的には可愛らしさよりも無骨さを感じます。



フロントドアを開けたところ。
インナードアハンドルにも、ダッシュボードとお揃いの加飾パネルが。いいですねえ。
ドアスピーカーやエアコン吹き出し口やメーターには、ヘッドランプと共通意匠のデザインリングがあしらわれています。内装にもデザインの統一性を持たせています。

全体に渡ってダークグレーの樹脂剥き出しですが、加飾パネルとは質感が変えられており、変化があります。
人によっては安っぽくて嫌だと感じる向きもあるかも知れませんが、この車の場合は、むしろキャラクター性に合っていると思います。
アウトドアレジャー用の車なのだから、下手に上質さや豪華装備や快適装備で固めるべきではない。



前席。
外装をオレンジにすると、シートパイピングもお揃いの色に。他、サマーブルーメタリックやキャンディピンクメタリックでも同様。

形状は、今の軽の流行に違わぬ、平坦なもの。感触は良く乗り降りはしやすいですが、ホールド性はまずありません。
乗り降りのしやすさだけでなく、倒したり寝かせたりとシートアレンジする必要があるから、仕方ないのですが。
それにこの車は、未開の不整地を分け入って突き進む、競技用にも使えるクロスカントリーカーではありませんからね。あくまでクロスオーバーSUVであって、この車が走るのは雪道や砂利道などの、日常生活の中での未舗装路。
だからこれで良いのです。



インストゥルメントパネル。
外装とお揃いの加飾パネルが、たまりません。お洒落だし、欧州製Bセグメント車のようでもあります。
しかし、オレンジ以外は白しか選べないのが不満。せめて専用色である水色とピンクだけでも、シートパイピング同様にこちらもお揃いにして欲しかった。

デザイン自体は単純で、至ってシンプルですが、飽きさせない工夫があります。
インダッシュナビは、スマートフォンを横倒しにしたようなデザイン。これはスズキ軽の共通意匠ですね。
ステアリングもスズキ共通意匠です。Aグレード以外は本革巻きであり、感触は良く、太いので疲れにくそう。ステアリングスイッチも最小限。

収納スペースを増やそうとして無暗に窪みだらけにするでもなく、要所要所に絞って配置しており、カップホルダーは収納式です。
実用性を重んじつつも、美観を損ねないよう配慮されています。細かい気配りの出来るスズキらしさです。
写真には写っていませんが、センターアームレストにも、蓋付きの収納スペースがあります。


その助手席側の収納を全て開けたところ。
水平に開いて1.5kgまで載せられる、インパネボックス。引き出し式のカップホルダー。グローブボックス。
N-WGNのスライドセンタートレイのように、助手席の人が、軽食を食べる際のテーブルとして使えます。これはいいですね。軽はどんな使われ方をされているかを研究したのでしょうか。

空調インパネスイッチは大き目。
最近はタッチパネルが主流になりつつあるようですが、こういうものは運転中でも頻繁に操作するもの。誤操作や、操作に気を取られて事故を起こしては、元も子もありません。
だから原始的な物理スイッチ、それも大き目なのは良いことです。


助手席シートバックテーブル。
運転席に座ったまま、これをテーブル代わりに出来ます。また、後席の人ともこれを挟みながら食事が出来ます。後席と遮るものがないとだけでなく、媒介するものがあるというのは、会話が楽しくなりそうです。
とはいえ、事前に写真だけで見ていた時から薄々感付いてはいましたが、やはり水平にはならないのですね…。これは画竜点睛を欠きます。
(それとも、座面を外せば水平になったのかな…?)



リアドア。
フロントドア以上に安っぽい(褒め言葉)。肘掛も兼ねるインナードアハンドルは、もはや完全なる大型グリップそのものであり、ドリンクホルダーはネット状。
だが、それが良い! タフで無骨な、男の車です。


後席は、思っていた以上に広々!
ワゴンRと車台を共用しており、よって広いFFベースであり、更にそこから車輪を四隅に追いやっている。よって見た目以上に室内空間を広く取れています。
ドアも大きく開くので、怪我人や病人や、両親が老いて体が不自由になったとしても、難無く乗れそうです。

只、前席シートバックに、レジ袋を引っかけられるフックや、簡易な折り畳みテーブル、ないし小物を入れられるネットが備わっていないのが、惜しい。
これだけ広いのだから、簡素でもそれなりの便利アイテムは欲しかった。
(N-WGNにはあったんですけどねえ…。スズキの場合、1ランク上のコンパクトカーのソリオにならないと、付かない。コスト削減なのか安全性なのか)。



荷室。
後席の居住性を確保したために、若干狭いかも知れませんね。
ラゲッジボードをめくっても、その下には工具が隠されており、収納スペースがあるでもありません。荷室の左右の内壁にも、蓋があってその中に収納スペースが隠されているということも、ありません。
この辺は、狭いながらも工夫が見られたN-WGNに劣ります。

A以外のグレードには、ラゲッジフロア(凸モールド状のリブが付いた硬質樹脂製)が装備。
後席をスライドさせても追随し、隙間を目隠ししてくれて(めくると、後席と荷室の間から、シャシが丸見え)、傷から守ってくれます。


荷室右壁面には、電源を取れるソケットが。


天井には、独立したルームランプ。
実用本位で良いですねえ。

内張りも、上のほうは起毛処理された布張りになっており、黒い樹脂製の下半分とは質感が変えられています。
円形カバーで隠されていますが、それらを外すと、様々なオプションに対応したジョイントが現れます。


後席を寝かせたところ。
防水処理もされているので、気兼ねなくどんどん放り込めそうであり、アウトドアレジャーに活躍してくれそうです。
勿論、後席を起こしたまま前席を仰向けに寝かせれば、車中泊にも対応します。マットやカーテンや天井用ネットなどの、そのためのオプションもあるというのだから、想像するだけで楽しくなってきます。



……こういうPOPを見せられると、自分のような貧乏人にも、具体的に買えそうな気がしてくるじゃないか…(;^ω^)
(いや、買えることは買えるんだけど、停める場所と、何より維持が…)



カタログ(中)とオプションカタログ(右)だけでなく、一ヶ月前にもらっていたティザーカタログ(左)と。




デザインは個性的で、変に高級感を追わずに道具感を追求しており、オフロード走破性があると言ってもそれほどハードではない程々さがあり、所帯じみた実用性というよりは遊びに活躍してくれそうな意味での実用性があり、これに乗れば生活が楽しくなりそうと思わせるオーラがあります。

開発陣はミニ・クロスオーバーを参考にしたと公言しており、良い意味での影響を感じます。
先月の東京モーターショーに参考出品されたハスラークーペに至っては、殆どミニ・ペースマンですからねえ。

長らく途絶えて久しかった、楽しい軽の復活です。
Posted at 2014/01/24 23:38:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ
2014年01月18日 イイね!

大衆車の興亡

大衆車の興亡タタモーターズ、 20万円カーの「ナノ」に上級仕様キタ(゚∀゚)!!…販売価格は倍額の40万円!!!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年1月15日)



ジャギュヮー・カーズとランドローヴァーを傘下に収める、インドのタタ・モーターズ。
そこの大衆車「ナノ」に、上級グレードが追加されたとのことです。


ナノ発表当時は、世界中が衝撃を受けました。
軽自動車並みの小さな車体。大人2人と子供1~2人を乗せることを想定した、ぎりぎりの居住性。コストダウンや軽量化のために、極限まで省かれた装備。
潔いを通り越して、冷徹なまでに割り切った造り。
それにより、当時の為替相場にして、日本円で28万円という驚異の安さを実現。
それが、「ヒンドゥー教」「ガンジス川」「インダス文明」「ムガール帝国」「東インド貿易会社」「マハトマ・ガンディー、ネルー首相」「モヘンジョ・ダロ、タージ・マハル」「牛社会」「土間に座ってカレーとナンを手掴みで食べる」「カースト制度」というイメージの発展途上国から発売された。

ナノは、それまで人力車や原動機付き三輪車や牛車が移動手段だったインド大衆の生活を、格段に豊かにしました、
英国車ブランドの買収といい、インドの成長振りを如実に表した車です。「もう発展途上国とは言わせない」という決意に似たものさえ感じます。


そのナノに、より高額で、より大馬力で、より豪華装備で、より外装色の豊富な、上級グレード「ナノ・ツイスト」が追加されます。
それはつまり、ナノは「全てのインド人にカーライフを満喫させる」という役目を、そろそろ終えつつあるということを示唆します。
当初の目的は達成されたので、次なる段階として、人々をより上位のカーライフへとステップアップさせることを目的として生まれた車です。
インドのモータリゼーションの成熟を見るようです。




何だか、スズキ アルトの歴史と重なって見えるものがあります。


アルトもまた、高度経済成長期において、必要最低限のサイズとパッケージングと価格により、日本社会の隅々にまでモータリゼーションを普及させた、歴史に残る名車です。
そんなアルトも、今のナノ同様、時代の変遷に併せてその姿を変えていきます。豪華になり、大きくなり、出力が上がり、高額化し、ウォークスルーバンやワークスやラパンなどの様々な派生車種が誕生し…。

そして、今や大衆車のフラッグシップは、ワゴンRに交代しています。当のアルトは、超エントリーモデルとしてひっそり生き永らえているのみ。
尤もこれがよそのメーカーだったら、ワゴンRに注力するためにアルトを絶滅させるところですが、細々とではあっても未だに生産を続けているところに、良心を感じます。
ブランドとして大切にしていることの表れです。

正に、スズキが貧乏人のためを思って造ってくれた車
僕もキャラが無かったら、アルトワークスを第三候補に考えていました(因みに第二候補はカプチーノ)。


アルトエコが売れない (´;ω;`)
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年2月25日)
スズキ、「アルト エコ」がガソリン車トップの燃費35.0km/Lを達成!!
 (同、2013年11月24日)


燃費競争に明け暮れる昨今にあって、それでも販売台数は芳しくないというのは、アルト自体がシンプルすぎてベーシックすぎて商品力が低いのもあるでしょうが、何よりモータリゼーションの普及により役目を終えつつあるということを意味します。
アルトの販売低迷は、もはやアルトを必要としなくなるまでに日本の車社会が成長を遂げたということであり、或いは喜ぶべきなのかも知れません。

そしていずれ、「インドのアルト」たるナノも、同じ道を辿るのでしょうね。
Posted at 2014/01/18 23:59:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽自動車 | クルマ
2014年01月16日 イイね!

ハイブリッドリボーン、トヨタ

ハイブリッドリボーン、トヨタトヨタの「ハイブリッド」が16年~【特許切れ】=各社が【トヨタ式HV車】発売?
(Ethical & LifeHack、2013年1月20日)

【THS開発者へ15の質問】激化する燃費競争「ライバルは多い方がいい」…小木曽主査
(Response.、2013年1月29日)

トヨタ自動車 中国に全面的にハイブリッド技術を提供し共同開発・業務提携を発表
(乗り物速報、2013年11月22日)





これってどういうことなんでしょうかねえ…?

現在のトヨタの肝煎りであるハイブリッド技術が、来年2016年に特許が切れるとのこと。
海外でもハイブリッドはありますが、それらは主に高級車中心。なので、大衆車に格安で普及させたのは紛れもなくトヨタの功績です。

トヨタとしては特に焦ってはおらず、どころか泰然としている模様。
これはつまり、既に次なる一手は準備しているであろうことを意味します。トヨタは政治には強かですからね。
現にBMWとの燃料電池技術開発について提携したニュースがありましたね。

泰然としている理由はそれだけではないでしょう。
工法や技術だけが明らかになっても、実際に造るにあたっての原材料調達や加工、それを形作るための設備や工具、従業員教育さえ含めたノウハウがセットでなければ、トヨタと同じものは絶対に造れまいという自負があるのでしょう。
かてて加えて、皆が皆トヨタ式のハイブリッドになれば、第一人者たるトヨタにすれば、イニシアティヴを握れるという目論見もあるのかも知れません。
世界中が真似したくなるほどのオリジナルを生み出したからには、どんなに真似され続けたところで次なるオリジナルを生み出すことが自分たちには出来るという、自信もあるのかも知れません。

そこで、完全に特許が切れる前に、技術供与という形で先手を打ってきたのでしょうか。
そこまではまあ分かります。




でもだからといって、なぜそれが、よりによって中国なのか。
僕も第一報を知ったときは、正直理解に苦しみました。
只でさえ反日国家なのに、それを抜きにしてもこれだけチャイナリスクが知れ渡っているのに、日本企業の重役はこの期に及んでまだ中韓への片思いを募らせるのかと。


中国のデータ共有サイト「百度文庫」に、産業スパイによるリークと思われる、中国に進出している日本企業の社外秘文書が公開されていたというニュースを、思い出しました。
対象はトヨタ自動車だけでなく、本田技研工業、東芝、日立製作所、パナソニック、ソニー、三菱重工業、キヤノンなど、多岐に渡ります。

日本大手企業の社外秘資料、大量流出 中国の文書共有サイト「百度文庫」でだれでも見られる状態にwwwwwwwwwwwwwwwwww
 (アルファルファモザイク、2013年8月7日)
【欧中IT】 欧州外相らに中国からハッカー攻撃、9月のG20会議前=調査
 (同、2013年12月10日)



問題はこれだけに留まりません。

最近も、日本の省庁のPCに、他アプリケーションに寄生してインストールされたのか、なぜか中国製IME「百度(バイドゥ)」が人知れず紛れ込んでおり、キーボードに入力された日本語データを都度中国へ送信しており、発覚後も幾らアンインストールしても削除されないといった事件があったばかりです。

【すまんお(´・ω・`)】「Baidu IME」のアンインストール画面wwwwwwww
 (アルファルファモザイク、2013年10月19日)
お前ら完全死亡 無料IME『百度(Baidu)』が入力したすべての文字を外部へ送信
 (同、2013年12月26日)
Baidu公式がGoogleやMicrosoftも巻き込もうとしてる件wwwwwwwwww
 (同、2013年12月27日)
百度ソフトがインスコされてた大学一覧wwwww
 (同、2013年12月31日)
日本政府のバイドゥIME使用禁止通達は「尖閣問題もあり、先進的な中国製品を使いたくないだけでは」
 (同、2014年1月2日)
バイドゥIME使用29府県市、PC1千台超、25日間で1億4000万文字分無断データ送信
 (同、2014年1月13日)

入力した文字列をすべて無断でサーバに送信していた「Baidu IME」削除方法
 (Gigazine、2013年12月26日)



個人レベルでも同様。
中国から輸入した部品を組み立てて造られた日本製の家電に予めスパイウェアが仕込まれており、どんな登録情報なのか、どんな番組を視聴するか、どんな番組を録画するか、どんなサイトを見るか、どんなパスワードを入力しているか、どんな買い物をしているか、どんな書き込みをしているか、どこの誰にどんなメールを送受信しているか、それら全ての個人情報を逐一中国に送信していたことが発覚して大騒ぎになったというニュースも、記憶に新しいところです。

【中国製\(^o^)/】 中国から輸入したアイロンに、PCを破壊するウイルスが仕組まれる 怖すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 (アルファルファモザイク、2013年10月30日)




品質が上がってきたとか、高騰してきたとはいえまだまだ人件費は安いとか、船賃が抑えられるとか、中国に旨味を見出しているのは1%の富裕層のみ。
残る99%の普通に生きている庶民にとっては、中国という時点でありえない。
韓国や北朝鮮も同様。

(というより、社長や役員は、現場を知ろうともせずに上がってくる数字にしか興味がないから、自ずと欧米流経営コンサルタントの進言を鵜呑みにするので、中国と韓国に固執しているのだろうなというのが僕の個人的な憶測です。
欧米での最近の流れは、それら二国からの撤退なのだから。特にあれだけ散々中韓市場の将来性を熱弁していたゴールドマン・サックスが逸早く撤退したというのが、全てを物語っています。
損をするのは、何も知らない日本企業だけ。でもそれは、経営者としての無能さが招いた自業自得でしかありません。しかし会社や従業員だけでなく、日本という国そのものを道連れに凋落するのだから、彼らの罪は重い)

「世界の工場」終焉か…ドイツ紙 「中国は給料高すぎ、外資系企業が続々と移転検討」
 (アルファルファモザイク、2013年12月16日)





少々脱線しましたが、話を戻して。

でも、見方を変えれば、秘密にしているからこそ価値があるとも言えます。
秘密にしているからこそ価値があり、価値があるからこそ暴きたくなる。しかしそれが公開されてしまえば、一気に価値は半減する。
トヨタとしては、秘密にすることによって逆に危険に晒すよりは、逆手にとって公開することで、スパイとその情報を無効化してしまおうとの計算があったのだろうか……最近ではそう思えてくるようになってきました。

そこで公開に踏み切ったのが、ハイブリッド技術だと。
どの道特許は切れるのだし、それに備えて二手三手の策は準備してあるし、そもそも冒頭で述べたように周辺技術とセットでなければ模倣しようがないから、痛くも痒くもない。
むしろ、PM2.5で揺れる中国の大気汚染の浄化に一役買ったと喧伝できるし(中国人自身はプライドの高い民族なのでどの道恩は感じない)、中国市場を介して世界中にトヨタ式が広まればトヨタ自身が頂点に立てる(中国は最大市場だとして世界中の自動車メーカーが参入しているので、中国で公開するということは世界中に公開するも同然)、と。

因みに、将来日本では軽や中古車への増税と、普通車やエコカーへの優遇が決まっている。
トヨタ式ハイブリッド技術が、中国での技術公開により更なるコストダウンに成功したなら、そこへ首尾良く食い込んでいける。
そうなれば、軽からハイブリッドカーへの買い替え需要が期待できる。


勿論全て個人的な憶測でしかありませんが、だとしたらいやはや、トヨタは相変わらず政治には強かです。
だからこそ尚更、狙い撃ちにされたスズキと、トヨタグループ内で貧乏籤を押し付けられたダイハツ工業としては、怒りが収まらないのでしょうね。

((((;゚Д゚)))) スズキ会長「どっかで恨みを晴らす!」
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年12月26日)
Posted at 2014/01/16 23:10:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | クルマ

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
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