ステアリング

台風の余波でしょうか？風が時折強く吹きます。エアコン要らずで快適です。

C５の特徴の１つである「センターフィックスステアリング」です。シトロエンは伝統的にステアリングの周りにスイッチを集中させ、ドライビングに余計な負荷を掛けないようにしているものと思います。
確かに運転しながらのスイッチ操作は、時折ひやりとさせられる事が多いのでこの方法は、大変有効だと思います。

向かって右側がオーディオのコントロール、左側がインパネに表示される各種情報のコントロール及びクルーズコントロール等のスイッチになります。
もっとも特徴的なのがセンターパット部分がステアリングと切り離されており、独立したまま動かない事です。「C５買っちゃいました。」に書いたように初めて運転した時には、「こりゃあどうしたものか・・・」と思いましたが、逆手でステアリングを操作する事など基本的に間違った操作さえしなければ何でもありません(笑)

この方式にこだわった（新C４は普通のステアリングに戻ったようです）理由は

①集中的にスイッチを配置し、運転に集中させる。

②スイッチを集中して配置したため、ステアリングが重くなり、操縦感覚（ハンドルの取り回し）が悪くなったのを嫌った。

③エアバックが入った部分が回転することにより、作動する時の位置が均一にならないのを嫌ったため。

④他のメーカーと違う事がしたかった(笑)

の以上ではないでしょうか？（私の勝手な思い込みです＾＾；）

特に③は昔からエアバックは本当に正常に膨らむのだろうか？と疑問に思っていた事を書いただけですので、心配しないでください（苦笑）

初めは違和感たっぷりでしたが、横から見ると飛行機の操縦桿のようで段々良く見えるのは、まだ所有した喜びのせいなのでしょう(笑)

操舵感覚には全く問題はなく、チルト機能も有しており、最適の場所にセッティングすることができます。また４時と８時の位置についているアルミの部分もアクセントとしても、感触を楽しむ？ことにしても良い感じです。（今の時期車内温度が５０℃を越えても熱くなりません。熱しにくく冷めやすい感じです。エアコンを全開にしていると温度差が生じ、夏は気持ちが良いですが、冬は温まるのに時間がかかるかもしれません。）