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2016年10月15日
アバルト595コンペティツィオーネ試乗
こんにちは。

最近マイナーチェンジでパワーアップしたので乗りに行ってきました。

試乗車 アバルト595コンペティツィオーネ(FF、5MT)     価格343.44万円(税込)


●外観デザイン
もとのFIAT500はデビューしてから9年が立ちますが、古さを感じさせません。そこにアバルトのスパイスを効かせた外観は文句なしにいいですね。FIAT500のかわいらしさの中に精悍さをうまく融合させているように感じられます。

全長3665mm×全幅1625mm×全高1500mm、ホイールベース2300mm
車重1120kg、前軸重730kg、後軸重390(車検証記載値、前後重量配分65:35)


●エンジン
1.4リッター直列4気筒ターボで、今回のマイナーチェンジで180ps(132kW)/5500rpm、250Nm(25.5kgm)/3000rpm(スポーツスイッチON時)とマイナーチェンジ前より20ps、20Nmパワーアップしています。比較でアバルト500にも乗ったのですが、コンペティツィオーネのパワーを味わってしまうと、もう500には戻れません。それからなんといっても音がすごいです。低音ですが、ちょっと湿った独特な音で、ほかのどのクルマのも似ていないアバルト独特の音です。これはアバルト500ではオプションのレコードモンツァというマフラーが標準でついているためです。


●ミッション
5速マニュアルです。
カチッとした感じは全くないのですが、レバーの引っかかりがなく、ペダルも繋がるポイントがわかりやすくて、普段マニュアルに乗っていない私にでも非常に扱いやすいです。

●ハンドリング
電動パワーステアリングです。スポーツスイッチによってエンジン特性と合わせてパワステの特性も変わります。
ノーマルでは遊びがなくレスポンスがいいですが、いたずらにクイックでない感じです。ホイールベースが短いのでわざとそういう設定にしているのでしょうか。スポーツスイッチをONにするとステアリングに重さが増し、若干クイックになります。

●足廻り
フロントがストラット、リアがトーションビームです。
タイヤはミシュランパイロットスポーツ3、サイズは前後とも205/40R17 84Wです。
ダンパーは昔懐かしいKONI製です。
結構固いです。ほとんどロールしません。乗り心地はシートのクッションの厚さもあって意外と悪くないです。段差でも尖った突き上げは感じません。ただしボディの剛性感はないですね。

●ブレーキ
フロントがベンチレーテッドディスク、リアがディスクです。
フロントにはブレンボ製4ポッドキャリパーが標準で付き、パッドもより効きの強いものになります。
フロントのディスクローターに関してはフローティングタイプになっています。
踏み始めから効きがよく、強力です。このクルマの車重から考えたらオーバースペックなくらいです。
パーキングブレーキはハンド式。

●静粛性
排気音は勇ましいですが、それ以外の音はよく遮断されています。

●シート
フロントシートはシート位置が高めなのがちょっと気になります。
形状は通常のアバルト500、595ツーリズモのものよりもさらにホールド性が強く、何とサベルト製のシートとなっています。私がハチロクで峠を走っていたころはみんなサベルトのハーネス付けてましたね...懐かしい!
ところが非常に残念だったのはこのシートに私の体型があいませんでした。リフターを下げると座面の角度がついてしまって中年太りのおなかが圧迫されて窮屈ですし、座面の角度をゆるくしようとリフターを上げるとポジションが上がってしまうのがイヤでした。またペダルとの相性も悪く、座面の角度がついていて長さもあるため、クラッチに合わせるとアクセルとブレーキのペダルが近くなって右足が座面の先端に干渉して操作しずらいし、逆にアクセルとブレーキに合わせると左足が座面の先端に干渉してクラッチが踏みずらくなって、いまいちポジションがしっくりきませんでした。私は身長が164cmですが、もう少し細身で身長が高ければ問題ないと思います。


●内装(インパネ)
イタリア車はドイツ車と違って洒落てますよね。このインパネを見ているだけで楽しくなります。
単眼のメーターの横にブースト計があるのがいいですね。
右ハンドルはペダル配置がアクセル、ブレーキ少し左よりなのが気になりました。
左ハンドル車が展示してあったのですが、そちらのペダル配置はバッチリ。買うなら左ハンドルがいいと思いました。


●安全・快適装備
最近はやりの安全装備のたぐいは一切付いていません。
オートクルーズもないので、ほんとに走りを楽しむことに割り切った作りです。

●ラゲッジスペース
185リッターと非常に小さいです。このクルマが好きな人はそんなことは気にしないでしょう。

終わりに...
とにかく楽しませる演出がすばらしいです。五感を刺激しますよね。見て楽しいし、音もいいし、走った感覚もいいし、まるでアバルトが「クルマというのはこうやって楽しむものだよ」と教えてくれているかのようです。
500のアバルトの中で、595コンペティツィオーネはそのままサーキットを走れるちょっと過激な仕様でした。残念ながら私にはシートとペダルポジションが合わず、物欲は湧きませんでした。
もし私がアバルトを買うとしたら、エンジン、足廻り等の仕様はそのままに、左ハンドルでシートはノーマルのものがいいですが、残念ながらそのような仕様はありません。一つ下のグレードの595ツーリズモだと装備はコンペティツィオーネに近くシートはノーマル形状でいいのですが2ペダルの右ハンドルしかありません。更に下のアバルト500では5速マニュアルに左ハンドルの設定があり、シートもノーマルでいいのですが、今度は装備やスペックで見劣りしてしまいます。
私には合わない部分もありましたが、試乗してしっくりくる方にはオススメの1台です。こんなに楽しませてくれるクルマはめったにないですから。



P.S.
ビポストも置いてありました。さすがに今時エアコンもない遊びグルマを買う余裕などありませんが、
こんなクルマで遊べる人たちが羨ましいですね。

展示車:アバルト695BIPOSTOフルスペック仕様(左ハンドル、5速ドグミッション) 価格845.64万円

バンパー、ボンネットなどコンペティツィオーネとは別物ですね。これはフルスペック仕様で、わかりずらいですが、サイドウィンドウもアクリルとなって軽量化されています。車重は1060kgで、コンペティツィオーネより60kgも軽くなっています。ホイールもOZレーシングの軽量ホイールです。

全長3675mm×全幅1640mm×全高1480mm、ホイールベースは変更なし。
全長で+10mm、全幅で+15mm、逆に車高は-20mmとなっています。
足回りには車高調が入っているので、もっと下げられるかもしれませんね。

エンジンはターボのタービンが別物で、カーボンエアクリーナーが装備され、エンジンカバーもカーボンとなり、エンジンルームの見栄えがまったく違います。排気系では2輪で有名はアクラポヴィッチ製エキゾーストが装備されています。アクラポヴィッチ製エキゾーストはルノーメガーヌRSでもオプション設定がありますね。
スペックは190ps(139kW)/5750rpm、スポーツスイッチ使用時はトルクが270Nm(27.5kgm)/2500rpm
0-100km/h加速は5.9秒。


室内も特別で、センターにはレーシングカーにも使われているAMI製データロガーが見えますね。またミッションはドグミッションで、ディーラーマンいわく、よく壊れるそうです。
ちなみにこのフルスペック仕様では公道は走れません。サーキットに持ち込んで走る完全なお遊びグルマです。でもこの仕様で公道走ってみたいなぁ。


いやぁ~、いい目の保養になりました。見ているだけでワクワクしますね。
ブログ一覧 | 試乗記 | クルマ
Posted at 2016/10/15 08:30:47

イイね!0件



この記事へのコメント
2016/10/15 08:47:43
こんにちは。
なかなか縁遠いクルマですが、こうして読ませていただくとすごく魅力的ですね~♪
おもてなしをしてくれる最近のクルマとは違い、しっかり乗る人が理解し合わせる必要がある、心底好きじゃなかったらそっぽを向かれる、そんなクルマに思えました。 こんなモデルがあること自体うれしいですね~!
コメントへの返答
2016/10/20 21:29:12
こんばんは。
返事が遅くなりすみません。
縁遠いですか?でもコンパクトで刺激のあるクルマは好きですよねぇ。
刺さる人には刺さるクルマ。
アバルトがいいと思うのは、昔のホンダのタイプRのようにサーキットスペシャルに特化していないところだと思うんです。まず外装内装ともに見た目でおしゃれで刺激があり所有欲を満たしてくれて、走りでは普段乗りに使える乗り心地と、いざとなればサーキットも走れる能力があるメカニズムを備えている。
こんなクルマが日本のメーカーからも出てくれるといいんですね。なんで日本のメーカーがデザインするとガンダムチックになっちゃうんですかねぇ。
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