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イイね!
2013年08月12日

28年目の夏…

28年目の夏… 今年も8月12日がやって来ました。

毎々のことながら事故当時を知る方が少なくなって来たことを実感します。

以前も書いたことがありますが、事故当時、このコンピュータの業界に入ったばかりで、事故の年の6月頃(記憶が曖昧)から蒲田の富士通のセンター(シスラボ(勿論、昔の建物))で、JALの国内線予約発券システム(今の様なグラフィカルな画面で操作できるものではない)の開発に従事していました。
名札にはJALのロゴ
この名札を付けたまま、センターの外へ出て、一般の方(いまも鮮やかに、そのオバハンの顔を覚えています)に「あんな大きな事故を起こしたのにね…」みたいなことを言われたりしたこともありました。
テストデータに123便を使用しないよう通達がでたり…
いろいろなことが、末端の航空機の運行現場と違うところでも起こっていました。

こんな話をしても、我々の業界ですら現場を経験していた方が少なくなり、「ボクは小学生でした」なんて言うなら、まだ良い方で、「生まれてませんでした」が、珍しくなくなりました(苦笑)

それだけ長い月日が流れた訳です。
どの業種でも同じですが、人の命は、何物にも代え難いものです。
それを守ると言うことが、最近、コストと言う言葉に疎かにされていませんでしょうか?
今一度、安全を守る、安全を維持すると言うことの大切さを省みて欲しいと思います。

写真は、B777-200(JA010D)
事故の後、10年以上が経過した1999年5月に、当時の日本エアシステム(JAS)が導入した最新鋭機(レインボーセブンの愛称で運航)ですが、JALが発表している経営計画では、2016年までに引退が検討されている機種に含まれています。
これも月日の流れを感じる出来事の1つです。

※この事故に関する過去のブログは、以下の通りです。
「20年前…」
「1年前の今日も…」
「22年目の夏」
「23年目の夏…」
「24年目の夏…」
「25年目の夏…」
「26年目の夏…」
「27年目の夏…」

事故の犠牲になられた乗客・乗員の方々のご冥福を改めて、お祈り申し上げます。

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ブログ一覧 | コラム | 日記
Posted at 2013/08/12 23:54:06

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この記事へのコメント

2013年8月13日 0:12
御巣鷹の尾根にクラシック747が墜落して、もう28年ですか。
私は12歳で、クルマより鉄道と飛行機の方が好きでした。
今や、JALは747を全機引退させ、政府専用機のメンテナンスもやめるそうですね。
時代は代わり、グラスコクピット、2メンクルーの大型双発機777の全盛ですが、787の一連のトラブルをみていても、まだまだ安全性を追究する余地はありますね。
大きな犠牲を払ったわけですから、安全第一でやってほしいものです。
特に、要人を乗せるための政府専用機は、安定した技術のもとに運航できる機体が一番なんですけどね。アメリカが747を使い続けるのにも、理由があるはずですし。
コメントへの返答
2013年8月13日 0:28
まずは、犠牲になられた方々のご冥福を祈る気持ちが大切だと思います。

事故の規模の大小に関わらず、人の命を奪う、また、怪我で辛い思いをさせる、これは犠牲になった方も、遺族も、そして、事故処理に従事した方々も、目に見えたり、見えない形で、様々な消えることのない辛さを残すものだと思います。

そう言う気持ちで安全と言うものを語ることが、重要だと考えます。
また、要人専用機云々と、本事故のことを同列に語るのは、やや不適切だと感じます。
昨年のブログを見て頂ければ分かりますが、本件事故機材がどの様な経緯で事故に至ったか…、そして、その関係は、B787の件を見ても、いまも改善されていなと考えます。
2013年8月13日 1:13
初めにお断りすべきでしたが、私は遺族の気持ちを無視するようなつもりは毛頭ありません。
しかし、航空機や鉄道の事故調査と、その結果なすべき対策は、ある意味ドライに科学的に検証を進めるべきだと思っています。それは、その事故の遺族の思いは当然配慮すべきですが、次にまた同じ事故になれば犠牲者の数がさらに多くなり、後遺症に悩まされる人も多いからです。
比較にならないと思いますが、20年前の学生時代に借りたレンタカーのミニバンで急ブレーキを踏んだら、片効きしてコントロール不能になり、前を走ってた先輩のクルマに追突しました。
ケガもなかったし、良かったといえば良かったのでしょうが、ブレーキの片効きはレンタカーとして落第ですよね。でも、警察が捜査するわけもなく、結局うやむやになりました。
航空機や鉄道では、これではまずいわけです。
次期政府専用機の話を絡めたのは、御巣鷹の事故に限らず747の事故の教訓を生かして、最新鋭で、実績のある777が、次期政府専用機に相応しかろう、と思ったから、コメントしたまでです。
別に要人と一般の乗客を差別してるわけではなく、むしろ一般向けの実績を重視する必要があるよ、と言いたかったんです。
御巣鷹の尾根に墜落するまでの過程は、航空ファンとして私もかなり研究したんですが、B社の隔壁の修理がずさんだったのと、当時のJALの整備がその欠陥に気付かなかったこと、さらには当時の安全システム4系統の油圧システム全体が、隔壁の破壊で一度にダウンして機能しなかったのが原因と思います。
私も航空力学専攻でもないし、1愛好者の立場ですから、遺族の気持ちに対する配慮という意味では言葉足らずの部分はあったかと思いましたので、心からお詫びしたいと思います。
コメントへの返答
2013年8月13日 22:59
まず、なぜ同じ事故の話題を9年間(このブログを始めてから)もアップしているのか、ブログ内に過去ブログのリンクがありますので、一読して考えてみて頂ければ幸いです。

そこに私のこの事故に対する想い、安全へのポリシーが書かれています。

そこには、航空技術云々より、安全を守る上でのもっと大切なことを書いています(今回も)

先のコメントのレスに書いた通り、辛い想いさせたくない。
優しい気持ち、労わる気持ちが、安全を守る上で、最も大切な心構えだと思います。

そして、もう1つ
ブログはそのページのオーナーの個々のポリシーで、テーマに沿って書いていると思います(少なくとも、このページはそうです)。
扱っている話題によっては、様々な意見、視点からの切り方、いろいろあると思いますが、テーマから逸脱する話題、自分の意見だけであるなら、自分のページでアップすれば良いのです。
もし関連したいのであれば、トラックバックと言う方法もあります。

そして、テーマを逸脱した長々とした書き込みは、他の方が書きたいと言う気持ちを削ぐのではないかと感じます。
このブログのこの状態に書きこみをしたいと思う勇気ある方は、珍しいと思いますヨ(苦笑)

申し訳ないですが、貴方が書かれていることは、過去のブログで私が書いていることを理解されているとは感じられません。
繰り返しになりますが、「なぜ」と言うことを読み返してみて、お考えください。
2013年8月13日 15:30
こんにちは。

もう28年ですね。

あれほどの大きな事故も昨日の新聞もテレビのニュースもほんの触り程度。
これが28年の歳月かと思うといたたまれませんが、、、

当時高校生のワタシは、
翌日の生存されている方の救助のニュースでは失望感も少しは解けたと記憶しています。

上を向いて歩こう♪

そう思い、祈りつつ、御巣鷹山の慰霊婢に登るご遺族の方々の哀しみは、絶対に消えることはありません。
もう、お歳をお召しになり、酷暑の中、杖を頼りに毎年登られる方々も沢山居られる訳です。

職場の人間にも、この事象は小学生だったとか、生まれる前だったとか、、
28年の歳月。

だからこそ忘れてはいけないのです。
鉄道も航空機も、全て同じ。
風化が一番いけないのです。
それが安全性を失わせてしまうのです。

その理念を胸に、この時この瞬間も帰省される方々、ビジネスの方、特にこの時期、夏の思い出を胸一杯の旅行の方々も多数搭乗して沢山離陸し就航しています。

誰もがこの事象を胸に。
知らない人も空の航路の安全を信じて。

長くなりましたが

改めて、犠牲になられた方々へ
そしてご遺族の方々へ

心より哀悼の想いと、ご冥福をお祈り致します。


コメントへの返答
2013年8月13日 23:07
こんばんは(^^)v

勇気ある方、いらっしゃいませ(苦笑)

そうなんです。
毎々の繰り返しになりますが、忘れてはいけないと思うのです。
28年と言う歳月は、間違いなく人の記憶を曖昧にします。
しかし、曖昧と言うことと、事故があったこと、事故に至るまでの当該機材の様々な問題があったと言うこと
この「あった」と言うことだけは忘れてはならないと思います。

「あった」→「なにが」→「どうして」→「二度と起こしたくない」
こんなプロセスでも良いので、安全と言うことを、世代を超えて受け継いで欲しいと思います。

書かれている通り、風化が一番の敵だと思います。
最近、どちらの業界も間違いなくコストの前に安全(品質)と言うものが軽くなっている様な気がしてなりません。
2013年8月16日 0:13
原発の是非を問う前に、福島の原発処理をきちんとしてもらいたいですね
山崎豊子の 沈まぬ太陽 は、本筋事実なのですか?
コメントへの返答
2013年8月16日 0:28
初めまして、コメントありがとうございます。

このブログのテーマは原発ではないので、その部分はスルーさせて頂きます。

「沈まぬ太陽」云々は「フィクション」とするのであれば、その趣旨の質問には、答えるまでもありません。

また事実が含まれているとすれば、これは遺族の方々に対して配慮の書いた作品と評価せざろう得ないと思います。

何れにせよ、ブログの主旨に配慮下さい。

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「@みぃ助の姉 さん、こんばんは(^^)v 違反ではないんですよね 疑問に感じて、以前、調べてアップしています。 https://minkara.carview.co.jp/userid/106065/blog/42090460/ 参考まで(^_-)-☆」
何シテル?   04/24 18:25
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