国政の大きな動き

今日は国政の大きな動きが２つありました。

１つは昨年来、議論が続いていた天皇陛下の退位にかんすること

政府は、天皇陛下の退位を実現する特例法案（正式な法案名は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」）を閣議決定しました。
来週には国会で審議に入る予定です。

事前に与野党で合意形成されている為、法案自体に大きな異論はでないと思われますが、法令の記載文言や表現解釈について、未調整な部分を埋めることになりそうです。

今上陛下がご高齢であり、ご健康にも不安があることを考えれば、ご公務を皇太子殿下に代わって執り行うにも限界がありますから、憲法が禁じる天皇の政治的行為に抵触云々の議論をする前に現実的な対応として、当然の処置ではないかと思いました。
皇室典範に、こう言った事態を想定していなかったのが、時代背景が違うとは言え、片手落ちだったと感じます。

余談ですが、「きんじょうへいか」と入力して、「金城平価」と変換するソフトを提供している企業を国家侮辱罪でお取り潰しにしても良いのでは…と思ってしまいました(苦笑)

もう１つは、テロ等準備罪を新設する法案
共謀罪の構成要件を改めて、テロ等準備罪を新設する法案を衆議院法務委員会で、自民・公明両党と日本維新の会の賛成多数で、修正の上、可決されました。
もちろん、ここに名前が挙がっていない、どこの国の出先機関か分からない政党と言う名の集団は猛反対しています。
確かに適応される事例がケースバイケース的な部分がないとは言いませんが、キノコ採りで保安林に入ったら…的な幼稚な引き合いで反対している方もどうかとしていると思います。

今後の進捗を注意深く見守りたいと思います。

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