今日の東京市場は、景気対策への期待感と、買戻しの流れを受け、3日連続の続伸の展開となっています。
午前の日経平均は、8,491円55銭(前日比:+95円68銭(+1.14%))で取引を終えています。
後場に入り、当面の利益確保の流れも出てくるものと予想されますので、このまま一気に上昇するとは思えませんが、まずは少し明るい感じがします。
自動車関連では、10:55頃、ロイターのニュース配信で、文末に転記したニュースが流れてきました。
米国に左右されるのはシャクですが、これが好感されると、流れが加速する可能性はあると思います。
因みに、日本の自動車メーカー各社の午前の株価は、以下の通り
・トヨタ自動車 :2,775円(前日比:+25円(+0.90%))
・日産自動車 : 330円(前日比: +3円(+0.91%))
・本田技研工業 :1,925円(前日比:+80円(+4.33%))
・マツダ : 150円(前日比: +4円(+2.73%))
・三菱自動車工業: 126円(前日比: +3円(+2.43%))
以下、ロイターの記事の転記
12/10 10:55 米自動車メーカー救済法案について「大きな」進展がみられた=ホワイトハウス
[ワシントン 9日 ロイター]
米ホワイトハウスのペリノ大統領報道官は9日、経営難に陥っている米自動車メーカーの救済法案について、議会との交渉で「大きな」進展が見られたと述べた。
ブッシュ大統領が支持できる法案のとりまとめに向けて、議会との調整を続けていくという。
(続報が入るそうです)
※11:25続報
ペリノ報道官は声明を発表し、「自動車(救済)法案に関して大きな進展があった。
法案は納税者を保護し、短期つなぎ融資が、生存可能かつ競争的企業となるために必要な劇的リストラに取り組む用意のある企業にのみ実施されることを確実にする」と述べた。
納税者は困難な決定を下すことに後ろ向きな企業への金融支援を求められるべきでないとも述べ、困難な決定には「すべての利害関係者の大幅で意味のある譲歩」が含まれると指摘した。
※これとは別に、11:33の配信で、「米政府と民主党、自動車メーカー救済合意に向けた交渉を継続」と言うタイトルのニュースが流れています。
間も無く妥結し、今週中に議会を通過する可能性を示唆した内容となっていました。
※追記・12/10 12:41
[ワシントン 9日 ロイター]
関係筋によると、ホワイトハウスと議会民主党は9日夜、米自動車メーカーに対して150億ドルを融資する救済策で基本合意した。
ブッシュ政権当局者と民主党指導部側近はこの合意について、大まかなポイントはカバーしているが、最終的な詳細はなお詰める必要があると述べた。
民主党は早ければ10日も下院で採決し、上院に送付したい考え。
民主党のカール・レビン上院議員(ミシガン州)は「超党派議員による努力は報われた。合意に到達したと理解している」と述べた。
合意された救済策は、ゼネラル・モーターズ(GM) とクライスラーの経営破たんを防ぐため、両社に来年3月までの短期資金を融資する。
フォード は融資を申請していないが、状況が悪化した場合に備え、信用枠を望んでいる。
民主、共和両党は先週、救済資金は9月に設立された燃費効率の高い車を開発するためのファンドから支出することで合意していた。
※追記
日経平均は、8,660円24銭(前日比:+264円37銭(+3.15%))で、取引を終えています。
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Posted at 2008/12/10 11:38:34 | |
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