時間になり実験センターに
入口で記念写真を撮ってもらい、空港と同じセキュリティゲートを潜り、搭乗券(乗車券でないところに注目)を発券
大きな会議室のような場所で説明等を聞いたあと、いよいよ搭乗です。
ホーム相当の通路から車両へはボーディングブリッジのような通路で接続
車内は、新幹線の普通席を簡素化したような造りでしたが、営業運転します…と言われても無理はないような感じでした。
まず、東京方面に進みました。
140km/hくらいで、タイヤ走行から浮上走行に移ります。
移った瞬間、飛行機が離陸するときのような地上からタイヤが離れることによる音の変化はありましたが、飛行機の様な浮揚感はありませんでした。
東京側は試験線が短いので、最初は280km/hくらいまでしか出ませんでした。
減速する時は、Gを感じました。
また、再び140km/hくらいでタイヤ走行に移った時は、飛行機の着陸と同じ様な接地感覚があり、音も大きく変化した為、車内にオッ!と声があがりました。
一旦、停止し、今度は名古屋方面に向かって進みます。
大きな登り坂も全く関係なく加速し、カーブも少しGを感じはしましたが傾斜を感じることもなく通過
280km/h前後で、一旦、速度の上昇がフラットになる場面がありましたが、直ぐに再加速し、一気に500km/hに達しました。
試験線は、殆どがトンネルなので、車窓の景色の流れを感じることはあまり出来ませんでしたが、トンネル内の蛍光灯がビーム光線の様に連なって見えたのは、速さによる視覚効果だと思います。
仮称・山梨駅手前で停止し、再び、名古屋方面へ
試験線を東京側-名古屋側、全て走ると、距離の感覚としては、東海道線で東京駅を出発し、大船駅に行く感覚です。
それを凡そ10分程度で走ってしまいます(減速に距離を使っている感じでした)。
今まで博覧会等で展示されていたものは、どこか夢の世界の乗り物感がありましたが、これは本当に、明日にでも営業運転ができそうなレベルの完成度でした。
先行開業予定の品川-名古屋は、勿論、大阪まで全線開業したとしても所要時間は、1時間前後ですので、食堂車やビッフェが復活することは、まずないでしょうし、車内設備もかなり簡素なものになるのではないかと感じました。
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Posted at 2016/08/06 05:06:35 | |
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