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遅いアップとなりましたが、本日の金環日食、無事に見る事ができました♪

時間帯の都合上、職場での観測をする事は決めていたので、余裕を見積もって通常より30分以上早く出社。
週の初めということもあり、先に仕事の段取りを済ませてから、撮影の準備をしました。

しかし日食のはじまった６時過ぎから７時頃まではどんよりと曇っていて、「これは無理かも？」と半分諦めモードに。
ところが、７時過ぎからにわかに雲が切れ始め、少しずつ太陽が顔を覗かせる様に。
これぞまさに天佑とばかりに早速、撮影を開始しました。





移動していく太陽を追いかけながらの撮影は、NDフィルターを使用するとフレームが合わせにくいので、中々真ん中に太陽を持っていく事ができません。
ちなみに日食中は何かと上空ばかりを見がちですが、地表ではこんな現象も起きていました。



木陰を通した木漏れ日も、日食の形になっています。
そして、日食もクライマックスに。



約５分間、リングを形成して金環日食は終わりを迎えました。



実はこの日、空が晴れ渡ったのはこの数十分のみで、後は終日ぼんやりとした空模様の一日でした。
なので金環日食にも充分感動はしましたが、この奇跡の様な時間を演出した空模様の方に、より大きな感動を覚えた事を、声を大にして言いたいです。

5月21日朝に繰り広げられる天体ショー、金環日蝕（日食）。
ここ浜松は幸いな事に、かなりの好条件で観測する事ができます。
もっとも月曜日なので、観測自体は職場でという事になりますが…
とは言え、地元で金環日蝕が見られる機会などそうそうないので、思い切って日蝕撮影に挑戦してみることにしました。

日蝕を撮影しようとなると、今までの撮影機材だけでは撮影できません。
最低限必要なのは、太陽撮影用のNDフィルター。
デジイチを導入以来、カメラ側には一切の追加投資をしていませんでしたが、今回初めての投資で、NDフィルターを購入しました。

でも予想はしていましたが、このNDフィルター。
今、購入しようとしても、まず手に入れる事はできません。
通常の撮影ではまず使わないフィルターなので、私みたいに今になって慌てて購入している人が多いらしく、店頭はおろかメーカーにも在庫がないらしいのです。
私の場合、G.W.中に注文しましたが、その時も店の人から
「もしかしたら日蝕には間に合わないかも…」
などと言われてしまいました。
まぁ、実際には先週半ばに入荷されて何とか間に合いましたが、危ないところでした(^_^;)

さて、最低限の機材はそろいましたが、実際の撮影となると本番ぶっつけではあまりにも無謀すぎます。
そこでテスト撮影として、通常の太陽を撮ってみました。



今持っているレンズ（50-200mm）だと、これが限界です。
同じ画像を拡大してみたのが↓こちら。



太陽中に写っているレンズのホコリ（爆）みたいなものは、太陽の黒点です。
この黒点は、通常では現れない程の大きさだそうで、近々オーロラを誘発させるかも？と言われています。
ちなみに日食グラスを使えば、肉眼でもはっきり見る事ができます。

細かい課題はいくつか残っていますが、取り敢えず撮影を行える事は確認しました。
準備万端と言いたいところですが、当日の天候がどうなるか？
実はコレが、今現在の最も大きな懸念材料です。

日をまたいでしまいましたが、今年もこの季節がやってきました。

昨年はセシウム茶騒ぎもあり、お茶農家にとって厳しい年となってしまいましたが、今年は良い年となって欲しいものです。


この季節、こういう写真を撮る為にお茶畑に近づくと、それだけで新茶の香りが漂ってくるので、何ともいい気分になります♪

砺波での目的を果たした後、散居村の風景を横目に庄川沿いを南下していきました。







庄川水記念公園脇にある、庄川合口ダム。

20120430合口ダム01 posted by (C)ほんとも犬

20120430合口ダム02 posted by (C)ほんとも犬
庄川平野に農業用水を一手に供給するために造られた、発電兼用のダム。


20120430小牧ダム03 posted by (C)ほんとも犬
昭和５年に完成した小牧ダム。
昭和初期の佇まいが残るダムとして一度は見たかったダムなので、今回見られて良かったです。

庄川峡を経て、五箇山相倉合掌集落へ。

20120430相倉合掌集落03 posted by (C)ほんとも犬

20120430相倉合掌集落11 posted by (C)ほんとも犬

20120430相倉合掌集落15 posted by (C)ほんとも犬

20120430相倉合掌集落18 posted by (C)ほんとも犬

20120430相倉合掌集落21 posted by (C)ほんとも犬

20120430相倉合掌集落24 posted by (C)ほんとも犬

合掌集落を訪れたのは初めてでしたが、思っていたより観光地としてあか抜けていない感じがして、逆に良かったです。

今回の遠征記録はこれで終了。
その他の写真は、こちらで見る事が出来ます。

今回、砺波市に行ってきたもう一つの目的地は、この施設です。

今から50年前、当時陸上自衛隊に入隊していた私の父が転任してきた先が、この駐屯地なのです。
その当時はまだ分屯地として開設されたばかりで、部隊名も今と違い第321地区施設隊のみというシンプルなものでした。

現在の駐屯地は部隊数こそ増えましたが、隊員数そのものは大きく変わらず、総員100名強という全国でも指折りの？小規模駐屯地です。
とは言え、富山県では唯一の実力部隊でもあるので、地域にとってはかなり重要な部隊であることは間違いありません。

父がここを訪問したのは、開設25周年記念で訪れて以来なので、正門前で記念撮影をしてきました。



ちなみにこの駐屯地は、今年の秋で開設50周年を迎えます。
何でも開隊以来初めて、砺波市内をパレードする計画もあるらしいので、もし都合がつけばまた訪問したいと思います。