テールランプをLEDにすると問題が

三菱車のウインカーやテール、ヘッド、ルームランプの制御にはETACSというECUが使われています
とゆー訳でウインカーをLEDにするとハイフラになるのに、回避手段は皆無です
そしてコイツ（as CTエボ）に到っては、テールまで監視してるみたいで

ちょっとしたイジメやねorz..........
という事で、LEDテールにした状態でポジを付けると10分くらいで、ACDよりエラーが出てACDランプが全点灯となります。

どーゆーこっちゃねん

コレは困った状態なので対策してみる。
まぁ一つのヒントしては、片側だけでも電球に戻すと解消する＝電力負荷の問題？
と言われていますが。

まず添付がLED化した場合のポジ点灯・ブレーキ消灯時の電圧です。
どーも、ブレーキラインに7V程度の回り込みがありますねぇ・・・

7Vあるという事はACD/ABSコンピュータが常時ブレーキ踏んでると認識してもオカシクはないレベルでしょう

まぁ、ソレだけ回り込みがあれば
ハイマウントが「びみょー」に点灯するのも判らなくも

電球を付けると、ポジON　ブレーキOFF時のブレーキ灯電圧はmV単位
やはり電力負荷の問題かと思ったものの・・・・
ブレーキ球を両方外しても、約7Vが出るんですねぇ

LED取り付け時＝約7V
電球取り付け時＝約0V
電球取り外し時＝約7V

実験でLED付けて、並列負荷抵抗を入れてみると電圧は落ちるものの
相当重負荷（10Ω以下？）でないと、1V未満まで行きそうにない

なんか変やなぁと思い、実験すると
LED外した状態では数百オームで1V未満まで落ちる

どーも回り込みラインは
１）ACS/ABSのコンピュータ
２）LEDバルブ自体
の２系列がありそう

とりあえず、電球とLEDの内部構造はこんな感じの違いなので
確かに、POSに12Vを入れると電球では回り込みが起きないが

そりゃぁ、この図を見るとPOSに電圧を加えると
抵抗を通った後の電圧＝LEDに掛かる圧程度の回り込みが発生するわな

という訳で、LEDを付けただけで結構な重負荷のプルアップとなるため
・LEDのSTOPラインとACDの逆流を防止（10D1)
・単体プルダウン抵抗の増設

という２段階で対応してみたところ、結構軽い抵抗(470Ω)で1V未満を達成

実際の配線はこんな感じです。
コレで数日実験したところ問題ないみたいです