え?例のシステムですか?
とりあえず北上様が唯一80レベ台になっているだけでそれ以外は。
電ちゃんはいつの間にか第5位のレベルで,2位は金剛,3位は瑞鶴さんという。
まあいくらシステム名がケッコンだと言われましてもねえ……。
高丘さんにはみほがいますしねえ…(ォィ。
ああ,そういうことじゃない。なるほど。
というわけで高丘です。生きてますよ。
ドクター中松さんの健康診断が終わってソチ五輪。早いものです。
さて,一昨日は
親鼻駅ライブ!でお楽しみいただきました。
突発とはいえご好評を頂きました。ありがとうございました。最後は結局鉄道とは関係ない幕引きでしたが,それはそれでいいものです。生命への危険が低ければ,歩くに勝る雪上移動手段はありません。
レモン「あの幕引き,危険じゃなかったのかマジで」
とはいえこんなことできるのもiPhoneの即応性のお陰です。専門校時代に落雷停電で同じような事態になったことがあるんですが,1000系の非常灯点灯以外でアミューズメントなことは一切ありませんでした。ただツライだけでした。今回はガッツリ楽しみましたからwwww
iPhoneの即応性の成果はもうひとつ。
このカットはiPhoneで撮影されました。
これもiPhoneがすぐそばにあったからこその1枚です。
iPhoneで撮ったこと以外に後悔は一切ありません(ォィ
レモン「Q10で撮って欲しかった…」
さて,このカットを生んだのは雪ですが大洗試運転を中止に追い込んだのも雪です。結局,レモンさん近代化改修の成果は3月まで持ち越しとなりました。
なのでこの際,
一体全体今回の改修でレモンさんに何をしたのかをバラそうと思います。まあ既にバレバレなんで,敢えて説明する必要性を感じないっちゃあ感じないんですが,まあいいでしょう。
今回行われたのはレモンさんの愛車紹介に書いてある各近代化改修計画のうち,
15M-A1SSという項目に該当するものです。
※レモンさんの近代化改修計画
SP1:14M"Chelsea"(2014年改修)
・14M-A1HS/SS(台車改良・運転台改善)
・14M-A2(主機関ECU改良)
・14M-A3(制動装置改良)
・14M-A4(車体体質改善)
SP2:15M"Macaron"(2015年改修)
・15M-AX(未定)
正式名称は
"2014年(近代化)改修第1工期スロー&スノースピード"です。略すと14M-A1SSもしくはChelsea-A1SSです。
レモン「長えよ」
まあまずは論より証拠ということで写真見てご納得していただきましょう。一撃で何やったかわかります。
ね?わかったでしょう?
今回の改修のキモ,それは
車高調です。
今までのレモンさんは信頼性とダメージコントロールの観点から車高調の導入…いやそもそも改修事態に消極的な方針を貫いてきましたが.4号たんの喪失による穴を埋めるには,足回りの改良以外に優れる方法が存在しませんでした。
何せ4号たんは
秩父~大洗間を最速2時間40分で走り切る凄まじい能力がありました。このスジを加減速性能では120%勝ち目のないレモンさんを充当するには
とにかく曲線通過速度を高める≒どんなカーブも如何に減速せず走らせるかということに全てがかかっていたのです。
しかしこの車高調,
実は最後の最後で導入される予定でした。今回導入されたのはうちの会社で出しているキットではなく,要求性能に見合った
クスコのストリートゼロA(しかも会社で死蔵されかけていた新古品)を採用しています。
うちの会社のキットは手前味噌ですが前後フルアジャストで高剛性大容量,しかも内部には高荷重対策の特殊機構まで装備された超高性能品です。オマケにキャンバー可変ピロアッパーから専用スタビリンクまでセットされています。性能品質共に大変ご好評いただいている商品で,じわじわとシェアを伸ばしております。
ただ豊郷と大洗を低コストかつ定時に結ぶことのみを優先するレモンさんにこのキットを採用するのはあまりにもオーバースペックです。もちろんコストも高い…。
そこで
当初は純正サスで逝けるとこまで逝かせる改修を施す予定でした。最終的に純正が音を上げた時に最強のサスを導入すれば何の問題はないという判断でした。
が,その計画を見た………えーっと…まあ……そのお……簡単にいえば第三者委員会の方々(笑)から
『いくらなんでも手抜き過ぎる』というご批判をいただき,結果このクスコサスを入れる運びとなっていきました。
一時期『やんごとなき都合で近代化改修がとんでもないハイペースになって困った』と書きましたが,ズバリその正体はコレです。ただし使うのは高丘レモン組です。
妥協と特化は徹底して行っております。
まず省略されたのが,キットに無かったピロアッパー。コストもそうですし,雁坂でホイール接触事象があった際は純正ブッシュで衝撃が全て緩和されたため軽傷で済んだ過去もあります。そこで
アッパーマウント及びベアリングはピロアッパーを新規調達すること無くすべて純正で済まされています。
同様のコストカットはホイールの取扱いにもあります。今回の改修はわざわざHSとSSの2種類を設けています。SSはスロー&スノースピードの略でHSはハイエンドスピードの略。この2種類の違いは…
この写真の通り,
ワイドトレッドスペーサーの有無にあります。
スタッドレスは使用期間が限られている上にそもそもタイヤのスペックが高くないためフル性能は出せません。よって
SSでは格好と性能発揮を二の字としてワイトレを省略しています。
そして3月2日はワイトレと夏タイヤを付けた14M-A1HS装備で本気を出すというワケです。もちろんダイヤは4号たんと全く同じです。
※ちなみにワイトレはGTO製の採用が確定しています。
また運転台は向上する旋回性能に対するホールドを確保するため,
シートをブリッドのDIGOに変更します(現在JURANのシートレール待ち)。ちなみにDIGO本体も新古品を調達して情け容赦無くコストカットしています(さすがにレールは新品しか選択肢がありませんでした)。
あとこれは6月以降の話となりますが,
夏タイヤは新ホイール導入案を却下して4本を205/50R16のヨコハマ製新品にします。現在,SドラとAD-08Rの仁義なき採用合戦が繰り広げられています。
とまあこんなところです。
次の改修は14M-A2で現在6800回転レブリミットなどの性能制限があるエンジンECUのプログラム変更を予定しています。リヤピースの1本出し化も射程範囲内であればしたいところです。
そんなわけで3月2日,新性能のレモンさんは大洗へひた走ります。4号たんを彷彿とさせる走りが彼への最大限のレクイエムとならんことを…。
1曲お送りしましょう。なんかのEDにもなっているらしいんですが,何より高丘さんはPVを見ていただきたい曲です。
さよならポニーテールで『新世界交響楽』