ボトムレンジの粋

今年は伊達巻の購入がイマイチ盛り上がりません。
というのも、食品添加剤の極力入っていないモノを選択しようと思っていて、なかでも"保存料添加は無条件でＮＧ”とルールを決めたら、買えるモノがかなり少なくなってしまったのです。
今日買った３本がこの写真。
しょうがないので（謎）福禄をもう一回買って、桜春との食べ比べをすることにしました。


この３本の中での注目が…



買うのは初めてだと思います。
福禄や桜春、もっと高級な初霞などとは違う、紀文のボトムレンジを担う商品です。
原材料表示でも、
高級ラインは”上白糖”とか”和三盆”と書いてあるのが、これは”砂糖”。
高級ラインは”たら”とか”たい”と書いてあるのが、これは”魚肉”。
でも、保存料は不使用ですし、ハチミツも使っています。
福禄のおよそ３割安（購入価格は６９８円）です。

エンジンオイルでいえば、カストロールのＸＬＸ相当なのかもしれませんが、言うても紀文ですし、ＸＬＸのような”クソ伊達巻”ということはないはずです。

エンジンオイルの場合は、たいていの場合最安グレードはどれもクソですが、
自動車の場合は、最安グレードのほうが”素の魅力がある”とか”開発者の想いがストレートに反映したクルマ”ということがあります。
最安グレードに粋を感じることも少なくありません。
　※最高グレードから決めて、コストダウンで引き算していく日本車には最安グレードの魅力を感じることはほとんどありませんが、　最安グレードをきっちり作り込んでから、快適装備を足し算して高級グレードを作る欧州車では、最安グレードに魅力を感じることもよくあります。

伊達巻の場合はどうなんでしょうか？
楽しみです。