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みなままのブログ一覧

2009年05月10日 イイね!

守破離 これからのレガシィへ ~其の十~

何かを極めていく際に、よく使われる言葉に「守・破・離」というものがあります。

例えば、伝統のある工芸品の技を身につけたり、芸を身につけたりする時ですね。
語源は千利休の以下の短歌のようですが

「規矩作法(きくさほう) 守り尽くして 破るとも 離るるとても 本ぞ忘るな」
(「規矩」・・・「規」はコンパス、「矩」はものさし。人の行動の規準となる手本。規則。 )
(「作法」・・・ものの作り方。 )

この句を読むと、単に茶道の極め方を説いたというよりは、「道」の極め方を説いた句のように思えますね。
「規矩作法(人として、守るべき手本やものの作り方)」を守り尽くした上で、自分なりの発見や思うところがあって手をくわえて見たり、発展させて新しい形を作ろうとも、本(本質、つまり何を極めようとしたのか)をわすれてはいけないよ
ということでしょうか。

「本ぞ忘るな」
この言葉を除いて、「守破離」を語っては、いけないかなぁという気がします。

この「守破離」という言葉は、ホントにいろいろな場面や分野で使われている言葉だと思います。耳にされたことがある方も多いと思います。
私は、物事が変わっていくことは当たり前で、仕方のないことだと思っています。
これは、遠くいにしえの文人も書き残しています。
「徒然草」が有名ですよね。吉田兼好のいう「無常」という言葉が、物事が流転していく世界の感じ方をよく表していると思います。

レガシィが20才を迎えて、守っていかなくてはならないことはあっても、でも時の流れと共に変化すべきこと、そして新たな展開を目指す必要がある、ということは、20年という時の流れの中で見えてきた、レガシィを世に出していく方々の命題のひとつ、なんだったのではないでしょうか。

BD/BGが開発された当時、いわゆる5ナンバー枠を守りきってその中での使い勝手を考えることは、とても大事な考え方だったのでしょう。
それが、BE/BHが世に出た時代は、じりじりと他の車たちが幅や高さを大きく持ち始めていました。ユーザーの中に、5ナンバー枠を意識しない快適さを知る人が徐々に増えていった時代ではなかったかと思います。それでも、5ナンバー枠を意識して必死に作られたのがBE/BHではなかったのでしょうか。
BL/BPの時代に至っては、この車がなぜ3ナンバー?という車が急激に増えたと思います。我が家の過去の愛車だったBG(250T)は排気量故に3ナンバーでしたが、プリウスが3ナンバーであるのは排気量の故でないことは明らかです。BL/BPも、5ナンバー枠という枷を払って、払うことで得られる利点を探し始めました。
そしてBM/BRに至っては、確かにBL/BPを凌ぐ大きさ・高さを得ることになりました。

今や、私ですら「でか」と思うような幅や高さのあるワンボックスを、奥様方が操る時代です。
それらの車が、これといって大きな支障もなく、走ることが出来る環境がそろいだしている現在で(こうした車たちが、ある意味露払いをしてくれた感もありますが)、BM/BRの大きさは、本当に当を得ていないのか。
大きさに関しては、BPで確かにBGよりも大きいけれど、これといって問題を感じなくなっていた自分にとっては、この大きさの変化も現代の交通事情では大きな問題を起こさなくなっていくのではないのか、と考えています。
ただ、車庫問題はあるかと思いますが。。。でも、昨日、いつもいれているちょっと狭めのコイン駐車場に、ハマーがしっかり駐車されているのを見て、あんな車でもあそこにはいるのか、と思ったら脱力しましたけど(笑)
(コイン駐車場だけに、隣の間に駐車位置を規制するバーなんかも埋め込まれていますから、あそこにはまったってことは、あれも駐められる幅なんだっていうことなんですよね・・・振り返って、自分のBPを駐めた時の左右のマージンを見たんですが、むしろ右に寄りすぎて駐めてた私の車の左側には10センチ近いマージンがあったし。)

身体を大きく取ることによって、スポーティ感が薄れた、と嘆く声もありますが、ではスポーティってなんだろう。
私が、スポーティを感じる車というのは、たぶん私が育った時代に存在した数々の車のイメージから作られてきていると思います。
でも、これからの車を考えた時に、そのイメージにとらわれることに意味があるのかどうか。
車は、20年前より大きく進化しています。よく走る車は燃費が悪かった時代は、終わっています。私ですら、ターボのBL/BPがNAのうちの子より燃費が良いという報告を聞くたびに、時代は変わった、と思うくらいですから。
今回のBM/BRは、ものすごく燃費がよくなっています。排気量は多いのかも知れないのですが、こんなに燃費が良いといわれたら、ちょっと考えてしまいます。
でも、走らせて、走りの性能が落ちたわけではないのです・・・むしろ、私はBL/BPのF型で熟成させた走りをそのまま持っていったな、という感触を持っています。
そして、日常における、スポーティな走り、というイメージにおいて、昔のスポーツカーのイメージを持つ必要はないな、と常々思ってもいます。みんカラなお友達たちが、さまざまな車で、胸のすくような走りを見せて下さるたびに、車は本当に進化した、と思うからです(スバル車に限りません。)
時に、それは大きさとも関係なく、排気量とも関係ありません。
車を動かすシステムはすごく効率がよく安全になってきているな、と思います。

中でも、レガシィに関しては、本当によくできている車です。よくいわれることなんですけど、自分の運転がうまくなったように感じさせる車です。(でも、本当は、車に助けられてうまくなったような気で居るだけなんだと言うことは、重々承知していますよ(笑))

それをふまえた上での、今回の開発があったのかな、と私は思っています。
何をどう守った上で、今回のレガシィに加えるものは、何なのだろうと。
これからのレガシィはどうあるべきなのだろうかと。

車は伝統芸とは違うので、守破離、という言葉に置いていくとまた違った解釈があるかとは思います。
でも、「無常」な世の中に残っていくためには、変化を恐れてはいけない。
変化はあってこその今を、精一杯走っていくしかない。
私は、今回、先行試乗というチャンスをいただきました。正直なところをいってしまえば、我が家にとって「次はレガシィ」はないかもしれないな、と思っていたので、他の車のことも考えたり調べたりもしていたんですが、試乗会を終えて、「次の車もレガシィ、かも」という選択肢が残ったのは意義あることと感じ、今回の試乗会に感謝しています。
できたら、21年目以降のレガシィを見守り、育んでいく仲間になりたいな、と感じています。


感じ方はいろいろですし、それぞれのみなさんの環境というものもあると思います。
新しいレガシィは、姿その他が変わってしまったこともあり、当初はさまざまな人にさまざまなとまどいを与えることになると思っています。
でもまた、街でたくさんの新型レガシィに出会うことが出来るようになってほしいと、私は願っています。それがまた、次のレガシィへの道を開いていくと思っているので。



長々と書きました先行試乗会体験記ですが、ここで筆を置かせていただきます。
お読みいただきありがとうございました。

























ただ、

我が家はまだまだBP/2.0Rを乗り倒しますからねw
だって、もう、ある意味廃版の車ですもの~色もエンジンも♪
ヒストリックカーとして大事に大事に乗っていきますw
Posted at 2009/06/03 09:10:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | Legacy20th | クルマ
2009年05月10日 イイね!

私の印象・・・ただただ真っ正直に ~其の九~

私の印象・・・ただただ真っ正直に ~其の九~笑顔がひときわ印象的な方。

試乗会の会場でも、そんなふうに思いました。

日月丈志プロジェクトゼネラルマネージャー。「たちもり」さん、とお読みするんだそうです。
おおおおっと、私の大好きな「珍名字」系のお方。

「あ、あの人見たことあるな。新型レガシィのHPに載ってる人だ。」
と思いました。プレゼンの会場となる、工場の中に待っていた関係者の方たちの中でも、ひときわにこやかな方でした。

にこやか、というのはちょっと言い足りないかもしれません。
とても、うれしそうに、にこにこしていらっしゃるのです。満面の笑み、と申し上げても相違ないかと思います。

なんであんなにうれしそうなんだろう?と思うくらい、そう、たぶん日月さんが一番今日を楽しみにしていたみたいな、そんな気がしました。

スバルWEBコミュニティの方を見に行くと、SUBARUブログに「LEGACY 20th物語 Vol.12 新しい価値への挑戦」がアップされています。
http://members.subaru.jp/blog/2009/05/legacy_20th_vol12.html
ちょうど、ここに、日月さんの、4代目レガシィ開発にかける思いが書かれていました。

それを読んだら、あの笑顔の理由がよくわかりました。
たぶん、日月さんは、開発者という立場を越えて、最初の、そして一番の、4代目・そして5代目レガシィのファンなのに違いありません。
そして、レガシィユーザーのことも大好きだし、みんなの新型レガシィに対する期待の熱気もきっとうれしかったのでしょう。
あの笑顔は、自慢の息子をみなさんに見てもらう、父親の笑顔だった、と思えば、あの破顔の意味もうなずけます。

日月さんが、開発のコンセプトとしてあげた「守破離」。
守るべきところは守り、変化させるところは変化させ、次世代へ受け継がれる新しい価値を創造する、という考え。
これは、人を混乱させるものでもあり、でも人に期待感を持たせるものでもなければならないという、難しい考え方だと思います。
でも、生誕から20年、いくら懐かしがっても今の時代にBC/BFレガシィが作られなくなったのは時代の変化というものがあったからであり、技術の進歩・熟成・変化があったということであるのだから、変化することに関しては受け止めなくてはならないなと思います。

でも守ってもらわねばならないこと、それがはっきり守ってもらえているならば、やはり「レガシィはレガシィ」として後世へ受け継がれる。

守るべきもの、それは、もちろん「走り」。

これは運転者にとっての、そして同乗者にとっての、というコンセプトに発展解釈されて、あの形がなったのだと私は思っています。
だから、どこに誰が乗っても、十分「移動する」ということを楽しめる車になっていると思います。

今の時代、こんな幸せな車は、他に例を見ないだろうなって、私は思います。
守るべきものは守り、でも一時たりとも歩みを止めない「時代の変化」は受け入れて、今を一生懸命走ろうとするレガシィは素晴らしい車だと思います。


日月さんは、どこにいても、どのメディアにおいても、終始笑顔を絶やされません。
それは、自信の表れでもあると思いますが、またレガシィのレガシィらしさをご自身でも楽しんでおられるからだろうな、と感じました。
すごく、ただ真っ正直に、レガシィのこの度の開発に思いの限りを尽くし、そして次の可能性を信じておられる。
それが、でも、スバルマンのスバルらしさだなと思います。

私自体は、人から比べたら贅沢すぎるほどの試乗の時間をいただいて、スピードを出すことも、ワインディング路でボディを振って走ることもさせていただきました。
「次の、自分にとっての車は、これで大丈夫だ。レガシィのままでいられる。」
それが今回の試乗会で一番感じたこと、でした。これが一番の、私の懸念事項だったので。
仕様の細かいことは・・・この短い試乗の体験だけでは感じ取れなかったかと思います。
また、私にとっては気に掛かることも、人とは違ったり、また人が気にかけていることを私があまり気にしない、ということがあったりとして、私が持つ感想についてはいろいろ思われることがおありの方もいらっしゃるかも知れません。
でも、要は、自分で感じてみたことが一番ですから。
私は、先行試乗というプレゼントをいただいて、このレガシィもしっかりレガシィしている、と十分感じさせていただきました。
ただただ、真っ正直に作られた車であることは、間違いないと思っています。

あとは、街を、このクルマたちが走り回るのを楽しみにしています。
自分自身が、身近な街で新型レガシィを走らせてみることも楽しみにしています。




・・・・・・・・・・・・え?・・・うちの買い換えですか?


うーん(笑)、ここまでいろいろしていただいたのに、こんなことも申し訳ないのですが、


まだまだ当分赤BPからは、おりられませんね(*^^)ノ
まだまだ、BPを味わいきっていないなと、逆に感じた部分もありましたから。


ゴメンナサーイ、でも次もきっとありだと思うので、気長におまちくださーい、ネ(;^m^)
Posted at 2009/05/31 01:18:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | Legacy20th | クルマ
2009年05月10日 イイね!

静的展示見学 ~其の八~

試乗後は、静的展示見学・・・つまり、午前中にプレゼンを受けた会場に戻って、展示されている車両を見ながら、開発担当者たちと直にお話が出来る、という時間をいただきました。

会場内には、白いTW/GTと、確か青い(ダークアメジスト・ギャラクシーだったと思います)B4/2.5iと、赤いアウトバックがありました。

参加者一組に係の方が一人ついて、説明をしてもらったり、質問に答えてもらったりします。

ここではいろんな話をしたのですが、覚えているものを少し。

例えばB4のトランクルームのヒンジの改善。従来、ヒンジがトランクの中にはいって、実質容量を圧迫することがあったものを、ダンパー式にして外に出してしまうことによった解消したとか。

例えば、キーレスアクセスのキーの解錠の方法とか。キーを持っている人が、ハンドルの内側に手を触れるだけで、解除されるというのはいいですね。コレは、運転席・助手席どちらでも出来るとのことでした。

例えば、カーゴルーム側面にある、椅子を倒すフォールディングレバーの改善。
これ、うちの子だと、買い物の袋を引っかけるフックと同じ形状をしていて、お買い物袋をかけるつもりで、間違えて動かしてしまって、、後部座席の娘が椅子の下につぶれてる・・・というシーンが良くあったんですね(ぇ
それがもうできなく間違いがなくなりますねぇ(^^;)

例えば、ルーフレール。
もう完全にボディに埋没して見えなくなってしまいました。今や、「溝」っていう感じです。
キャリアなどを乗せる時には、専用のアタッチメントがいるそうですが、その取り付け部分のカバーが、BPは取り外して持っていないといけなかったのが、その場で格納できる形に変わっています。これは助かります。

後部座席のリクライニングのレバーは、押すタイプのものから引くタイプのものに変わりました。これは、以前から「かたーい!」と娘からのブーイングが上がっていた箇所だったので、良い改善だと思います。

インパネ周りは、インプに似た感じになったんですかね。
インフォメーションウインドウは、上に上がりました。後部座席の人にも、インフォメーションをわかりやすくするためなんだそうです。
全体的に、高く盛り上がったようなイメージがありますが、実際乗ってみると傾斜が取ってあるので圧迫感はありません。ただ、好き好きあることかとは思っています。
メーターから、水温計が消えました。代わりに警告灯(インジケーターランプ)がついたようです。私どもは、あまり細かく水温がどのくらいか、等は見たことがないので、この程度でも問題は感じませんが、思うことがある方はいらっしゃることと思います。
その替わり、場所を取ったのは、ECOゲージと呼ばれるものです。BL/BPも、後期型にはついていたんじゃないですかね。使い方になれたら、燃費運転に利用できるかも知れません。

以下、意見保留項目。

メーターについては意見が分かれるのかも。主に、デザイン的な意見だと思いますが。
確かにBPのメーターはかっこいいですものねぇ(BE/BHのブラックメーターもかっこよかったですものね)ただ、見え方に関しては、こちらの方が安全なのかも。BPのメーターはスモールに切り替えるとすっと暗くなるのが時と場合によっては好きではなくて、見えにくいな、と思う時も正直あったりもしたので。暗いところで乗っていないので、夜、どう見えるのかがわからないので、今はちょっと評価を保留です。

パドルシフトに関しては、もともと使い慣れていないのでよくわからない、というのが感想です。一応試乗の時にも使っては見たんですが。これは、使い慣れている方のお話を聞いた方が良いですよね。

ハンドルは・・・形が・・・
私はBPの方が好き(ボソォ
まぁ、好みってありますよね(^^;


たまたまだったのですが、お話ししている中で、我が家が赤いBPに乗っていること、BPでは赤がC/D/E型では設定がなく、F型で復活したことに喜んでいるといいましたら、その現場にF型に赤を復活させた方がいらっしゃいまして。
「やっぱり、押し出しが良いんですよね、赤は」。特にショールームにおいて本当に目立ちますし」とおっしゃっていました。
あるが等ございます、ありがとうございます。
今後も、赤をラインナップから落とさないで下さい、でないとうちは買えるレガシィがありませんと念を押しておきました(爆)



説明の中で、一番印象的だったこと・・・それは、
「斜め後ろから見たラインに注目して下さいね。このラインが、やっぱりいいと思うんですよ。レガシィは、他を追い抜く車だから、斜め後ろからの姿に代々こだわっているんです」
・・・あ、そうなの?
通り過ぎると目の端に一瞬残る残像がカッコ良くて、つい目がいってしまうのがレガシィです。動く姿の美しさが、レガシィだと思っています。
なんか妙にナットクしてしまいました。(笑)

し、しっかし、工場の中ということで、空調がしっかり効いているとは言いがたく、すごく暑かったです(笑)
汗みどろになりながら、なんとインタビューなどを申し込まれてもうやけくそです。
でも係の方はみなさん上着を着用されていたんですよね・・・なんて辛抱強い。

割り当てられた時間は1時間ほどで、十分すぎるほどあるなぁ、などと初めは思っていたのですが、あっという間の1時間でした。見れたもの、見れなかったもの、いろいろありましたがとりあえずアンケート記入タイムに突入です。

Posted at 2009/05/28 13:23:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | Legacy20th | クルマ
2009年05月10日 イイね!

ハンドリング路体験 ~其の七~

昼食をはさんで、今度はハンドリング路での試乗を行います。
ハンドリング路での搭乗車種は以下の通りです。
・B4 2.5GT SIーCluise
・B4 2.5GT Sパッケージ
・TW 2.5GT Lパッケージ
・TW 2.5i Sパッケージ
・アウトバック 3.6R
これも、高速周回路での試乗と同じで、ひとつ乗って、ひとつ前に乗り換えて、試して、を繰り返して5台に乗ります。

私たちは、まずアウトバック3.6Rからです。

ハンドリング路、といいますが、実際のところ、ちょっと郊外の信号機のない田舎道、みたいなイメージです。ちょっとした高低差がつけてあり、小さな起伏をくねって抜けるようなレイアウトが施されています。また、路面には市街地でよく見かけるようなピッチやうねり、マンホールなどによるちょっとした段差などががくわえてあって、そうしたものからどんなインプレッションが返ってくるかを試すことが出来ます。
こういう道は、大好きデスw

アウトバックに関しては、こういう道では腰高感があるのかな、というのが一番の興味でした。でもそういう感じはあまりありませんでしたね。
膝下でショックを吸収するレガシィらしい走りは健在です。
初めて走るコースだったので、最初のアウトバックではあたふたしてしまい、1周目ではなんも感じられなかったデス(笑)
2周目、やっと慣れたところで、アウトバックらしい?というか、動きのボリューム感は理解できました。
また、こういう道がよく似合います。アウトバック。

次は、TW/2.5iのSパッケージと2.5GTのLパッケージです。
ハンドリング路では、この2台に足の違いを如実に感じることが出来ました。
Sパッケージですと、ビル足に18インチのタイヤ。Lパッケージですと足はノーマルですが17インチのタイヤを履きます。
これ、おもしろい取り合わせでしたね。
NAの方にビル足+18インチ、GTの方にノーマル足+17インチですからね。
正直、こういう組み合わせが実現できちゃったら、GTである「理由」ってなくなっちゃわない?というのが素直な感想です。

さて、乗ってみた感じ。
Sパッケージは、道の起伏をよく伝えてきます。
でもだからといってそれが不快な感じではないです。インフォメーションが確かに伝わってくる、そんな固さです。跳ねたり跳んだりといった感じではありません。
Lパッケージは、それらをやさしく包み込むような感じです。すごくしっとりと走ります。
同じ道で走るから、感じる違いですね。

正直、どっちを取るかは好き嫌いがあるかな、と思います・・・BL/BP・A型のGTのような固さはありません。でも確実に感触が伝わってくる感じのSパッケージは結構私は好きです。今のうちの子に、近い感じがします。え、あ、うちの子はドノーマルの足ですよw
でも、たぶんうちの娘には、Lパッケージの振動の少ないしっとり感の方が好みかなぁ、と思います。(笑)なにせ、後部座席で本を読むシトですから(爆)
悩むなぁ♪、という感じです(^^;)

うねる道を走るこうしたシチュエーションは、私の一番好きなドライブのひとつです。
最後のB4に乗る頃には、周り方のコツも覚えました。ちょっと横にGがかかるようなコーナーへの入り方を試してみたり、わざと段差を踏んで、後部がどのくらい暴れるかを試してみたり(笑)

・・・当たり前だと思いますけど、やっぱり楽しい。
2.5iの伸びやかな走りもいいですし、2.5GTの低速トルク感もいいです。
そして、一番に思ったのは、やっぱり思い通りに動くなぁということです。
右へ、左へ、過重を移しながらするすると走っていくと、やっぱりレガシィだなぁと感動します。
ここでの試乗が、私的には一番楽しかったです。

ひとつだけ、残念だったのが、最後に乗ったSI-Cruise搭載車の試乗でしょうか。
正直、何を試せばその性能を発揮している様子が見られるのか良くわかんなくて、そのまま駆け抜けちゃった★
あれは、外に出て、試さないとわからないかもしれないですね。

ハンドリング路のコースは、高速周回路コースの隣にあります。
試乗を終えて、午前中にも休んだテントまで戻ってきたら、ちょうど高速周回路を試乗車が次々とかっとんで行くところでした。
音が、それぞれ違うんですね・・・アウトバック・GT・NAそれぞれ・・・
静かな、同じ環境下で、同じように走らせているからはじめて気がついた音の微妙な違い。
なんかそれに感動してしまいました。
でも、みんなスバルな音ですね。すごく小気味よかったです。
Posted at 2009/05/28 00:06:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | Legacy20th | クルマ
2009年05月10日 イイね!

B4はぜひ社長・重役車に。(笑) ~其の六~

その後、TW2.5GT/Sパッケージ、TW2.5GT/Lパッケージと乗り継ぎます。

ここでのチェックポイントは、ターボのフィーリングと、内装や足回りの違いの比較でしょうか。

ちょっと記憶が定かじゃなくなっているのですが、確かSパッケージの方は標準の黒いシルキークロスのファブリック、Lパッケージの方はオフホワイトだったと思います。
好みの違いは分かれると思いますが、私は車内は黒い方が好きなので、Sパッケージの内装には違和感や異論はあまりありません。ただ、このシルキークロスについての感想は、みなさんのご意見を聞いていてもいろいろみたいですね。私は、あまり気にならなかったです。
(というか、いつも、よほどのことがない限り気にならないんです、ゴメンナサイ(笑))
Lパッケージの、木目調のラインについては、個人的なコメントは差し控えます。どうやら好きずきあるみたいなので。
アイボリーな内装なら、あれはあれでありかもしれません。

高速周回道路で感じる、Sパケの足とLパケの足の違いは、私程度の感覚だとよくわかりませんでした。高速道でもいろいろなシチュエーションがあると思うので、レーンチェンジのタイミングだとか、その時の揺り戻しの感じとか、いろいろ試したらもっと感想があったと思うのですが、あれだけ整ったコースでそれを感じ取ることが出来るほど、私の感覚も鋭敏ではないので(笑)
レーンチェンジも数回試してみましたが、きっちり決まるところは決まりますし。その点は、BGからBPに乗り換えた時、劇的に変わった!と思ったほどの変化の大きさは感じません。

でもそれが当たり前だと思うんです・・・それが妙に違って感じられちゃったら、それなりにおかしいですし。
そういった意味での、「走りの確かさ」はきちんと作り込まれていると思いました。

足回りの話は、ここでよりもハンドリング路でのお話に回した方がいいかもしれません。

GTは、本当に静かに、下から上までパワフルに回ります。アクセルをそんなに空けなくても乗り出しに力の無さみたいなものは感じません。とにかく静かですし、力強いのが印象的。ターボも、どこから効いてるのか、普段乗り慣れていない私たちにはよくわからないほどです。
GTもいいなぁ。

最後が、B4/2.5GTです。
B4、みなさんがいろいろ言われているように、あの伝統の後ろ姿が変わっちゃいました。
でも・・・個人的な好みの問題かもしれませんが、私は、あれはあれでとてもアリ、という印象を持っています。
BE・BLの後ろ姿、とても好きなんですけれどね。(わたしにとって、B4といえば、やっぱりBEの後ろ姿はたまらないものがあります)
ただ、今の形だと、デザインの余裕が出たのかな、という印象を持っています。
みなさん、正面から見た姿だけで、ト○タをイメージされるようですが、私にはどうしてもホ○ダの「インスパイア」に酷似して見えます。もっとB4の方がボリューム感があるのですが。

これも、後部座席に乗ったのですが、頭の上が広い。
後ろの窓が、パッセンジャーの頭の後ろにあるので、とても日差しの強い暑い日だったのですが暑さは感じませんでした。
あの車は、内装を本皮の黒にして、社長専用車にしていただきたいですね。
足元も頭上も広く、揺れもなく、車内で書類に目を通したり、ゆったり考え事をしたりするのに最高の車かと思います。ビジネスが似合う、車になっていると思います。
(実際、あとからいただいたB4のカタログは、スポーティーというよりもシティーやビジネスを意識したイメージに仕上がっていますよね)
動きも、後ろがない分やっぱりシャープです。
ああ、GTのB4もいいなぁ。



・・・って、目移りしすぎ(笑)


試乗後、コースの横のテントで一休み。
そこで、試乗の印象を聞かれたりしました。
そういえば、先頭のB4には、撮影のクルーが後部座席にいらっしゃって、走行の様子を後ろから撮っていました。わぁわぁわぁ。ちょっとビックリ。
そうなんですよね、ここでのインタビューとか、ビデオとか・・・あとから・・・か、考えたくないです。妙に緊張してしまいます。

テントの下で、水をいただいて、他の試乗の参加者が全員集まったところで、お昼のために移動です。
Posted at 2009/05/27 08:57:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | Legacy20th | クルマ

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「@がんしっぷさん、動かせるクルマはどんどん動かしましょー(笑)私割とジャパンタクシー好きなんですよ、また乗りたいなー(タクシー車両も一期一会ですよねー)」
何シテル?   03/12 09:33
書くことと車で走るのが大好きです。 VAレヴォーグ1.6GTアイサイトからVNレヴォーグSTI Sport EXに乗りかえました(2020年11月)。その...
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