初期型W203　運転席側ドアミラー配線取り替え　その1

ガラス落ち修理の際、ショップから運転席側のドアミラーからエラーが出ているとのご指摘を頂きました。収納やミラー調整、ウィンカーなどの各動作はしているものの、確かに少し前から微妙に動きが変だな思っていました。
配線が断線しかけているのでしょうとのことですが、交換用配線の単体販売は無く、切れた配線を新しいものに繋ぎ直すしかないとのことです。
昔からベンツのドアミラーの配線は弱く、畳まない方が良いですよとのこと。噂には聞いていましたが、本当なんですね。

断線するのも時間の問題でしょうから、配線を自分で交換します。
まずドアミラーを車体から取り外します。
ドアミラーは３本のT20トルクスビスで車体に固定されています。ドライバーがドアミラーのカバーに干渉するため、カバーを取り外して作業するべきですが、注意すればカバーを外さないままでも大丈夫です。

ドアミラーを取り外したところ。
付け根部分に配線のカプラーがあり、ここを取り外せばドアミラーを本体から分離することができます。
ちなみに、ドア内張りを剥がさないといけないというネット情報があったので、私も内張りを剥がしたのですが無駄骨でした。どうやら後期型のお話だったようです。

取り外したドアミラーです。

ドアミラーのカバーを取り外しました。
取り外し方はこちら↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/1086448/car/902287/2853948/note.aspx

次に鏡を取り外します。
鏡は針金のようなフックで固定されており、これを取り外せば簡単に取れます。

鏡を取り外したところ。
赤囲みが鏡の角度を調整するお椀状のモーターで、青囲みが鏡（裏側）。

モーターを取り外します。
3本のトルクスビスを緩めると、モーターを取り外すことができます。

つづく