EFM2015(Europe Ford Meeting 2015)開催から、早くも3週間が経ちました。
当日の模様を伝えたメディア記事もほぼ出揃い、イベントの盛況ぶりを伝えています(下に一覧を載せます)。
イベントが終わってからも、オートックワン様でのレポート執筆、また私事ではありますが大学卒業に際してアレコレやらねばならぬ事etcが立て込んで、みんカラでのイベントレポートを書けないでいました(なお、大学は25日に無事卒業しました)。
今更かよ…、とお思いの方が殆どか全員かと思いますが(滝汗)、ようやく書けるという事でざっと振り返ってみます。
・総評
まずは総評を。
結果的に、参加台数は見学者も含めて63台を数えました。
欧州フォード車だけでも52台。普段なかなか見かける事が無いのを考えると、この台数は凄かったと思います。
参加者の招集については、自分よりもむしろ、参加者同士の呼びかけや協賛企業様からの広報によるものが大きかったはずです。
また、当日はスケジューリングやその他諸々、かなり不手際がありましたが、こちらも参加者の皆様にお助け頂いて何とか無事に終える事ができました。
全てにおいて、皆様のご協力と、その寛大さに心より感謝致します。
・相互試乗
今回のメインコンテンツが相互試乗でした。
クローズドコースとはいえ、万一の事を考えてヘルメット・グローブ(またはそれに準ずるもの)を装着の上、速度を規制して実施しました。
途中、楽しくなってきてスピードアップしていた方もおられましたが、基本的には規則を守って走行されていた方ばかりでした。
また、現行フォーカスやフィエスタにお乗りの方が、それ以前の欧州フォード車(フォーカスmk1、mk2など)を試乗されて、「欧州フォード車の普遍性(不変性とも)」に更に興味を持った、というようなご意見も伺っています。
単に欧州フォード車を試乗できるだけでなく、その系譜を辿る事のできる貴重な機会(まさに、「故きを温ねて新しきを知る」というやつですね)をご提供できたのは本当に意義のある事だったと考えています。
・サーキットタクシー
前回も好評だったサーキットタクシー。
自分も体験してとても楽しめたので、「これは絶対に入れないと」と思って今回もコンテンツに入れました。
カーターさんのフォーカスmk2 RS(AM/PM)、自分のフィエスタST(AMのみ)、STS.さんのマツダスピードアクセラ(PMのみ)を、プロであるKさんとSさんにお乗り頂きました。
そこそこ以上のペースでの欧州フォード車の走りを体験できる機会が滅多にないだけあって、ひっきりなしに皆様がクルマに乗り込まれます。
なお、購入前から低ダストタイプのパッドが装着されていて、ブレーキが心許なかった自分のフィエスタは、途中でブレーキ鳴き止めのオイルが蒸発するなどして煙が出た為、あえなくオーナーストップとしました。
同行二人さんの診断によると、どうもパッドのせいだけではなさそうです(キャリパー内のピストンの動きが渋く、ちゃんと効いていない模様)。
ショップに持ち込んで対策を取らねばなりません(汗)
・タイムアタック
サーキット開催にも関わらず、実は当初検討していなかったのがタイムアタックでした。
カーターさんのアドバイスを受けてコンテンツに入れましたが、11人の方々がエントリーされ、実に伸び伸びと走られているのを見て、「これはやっておいて良かった(汗)」と思いました。
参加されたSTS.さんにお話を伺いましたが、「ガチンコの走行会にあるピリピリした雰囲気がなく、初めての人でもそれほど緊張せず走れたのは良かったと思う」との事でした。
・BBQ
午前中のみの開催だった前回とは違って、今回は夕方近くまでの開催となりました。
それ故、昼食もプログラムに組み込む必要があって、折角集まるのならとBBQを行う事にしました。
食材や機材などはある程度こちらで準備しましたが、参加人数からしてそれだけでは不足気味…
ご協力頂いたデンさん、YAtuさん、takechicoさん、ヨコモンさん、また何日も前から仕込んだ料理をお持込み頂いたカーターさん(他にもおられたらすいません)、本当に有難うございました。
・お土産交換会
STS.さんのご提案を発端に行う事になったのが、お土産交換会。
某クルマ雑誌からのアイディアだそうですが、皆さんが各地のお土産をお持ち寄り頂き、予想以上のものになりました。
因みに、自分は個人的に好きなモロゾフの洋菓子を持ち寄って(fiesta1248さんの手に渡りました)、
逆にヨコモンさんから芋けんぴを頂きました。酒のつまみにおやつに、美味しく頂いておりますw
・写真撮影会
今回の裏メイン(笑)になったのが写真撮影会でした。
最初はヨコモンさんを中心にクルマのレイアウトを決めていましたが、途中からメディアの方数人がテキパキと詳細な指示を出すように…(FJLの広報さん曰く、「これをやらない事には帰京できない」との事でした)。
撮影までに時間がかかってしまったものの、良い写真になった事は間違いありません。
(写真は、一つ前でもご紹介したENGINE誌より)
・協賛企業様の出展
前回に引き続いて、フォード・ジャパン様とYMワークス様に協賛企業としてイベントへのご協力を頂きました。
それぞれ当日のデモカーの展示や各所での広報、またフォード・ジャパン様にはフォーカスを使ってのアクティブ・シティ・ストップのデモンストレーション、写真撮影会へのラッピングトラックのご提供、参加者の皆様へのお土産をご持参頂きました。
ご多忙の中、こちらの要望にしっかりお応え頂き、本当に有難うございました。
・メディア取材、掲載
フォード・ジャパン様にはメディア取材の要請もお願いしていました。
結果的に6媒体の取材があり、また自分もオートックワンさんの「学生カーソムリエ」という企画でイベントレポートを書きました。
一覧にしてみると…
インターネット媒体
・
Response(Carviewも?)
・
AUTOCAR DIGITAL
・
Auto Prove
・オートックワン(今週以降掲載予定)
紙媒体
・ENGINE 5月号(発売中)
・カーマガジン 5月号(発売中)
・Tipo(恐らく来月発売号、カーマガジンと同内容?)
曲がりなりにも幹事ですので、それはもうアレコレとやりました。
書きたい事は沢山ありますが、既に十分長いので(笑)この辺りに留めます。
そうそう、個人的な感想を一つ。
これまで、こういったオフ会などは参加するばかりで、運営したり参加者の皆さんをまとめたり、というのは殆ど経験がありませんでした。
今回、あらゆる事を準備して、また皆様にご協力頂きながらイベントを無事終える事が出来て、とてもいい経験ができたと思います。
大学生で未熟故に、沢山の方にご迷惑をお掛けしたかと思いますが、寛大に見守って頂いて(時には手を差し伸べて頂いて)、本当に有難うございました。
また、イベントというのは、運営側が携わるのは仕組み作りが殆どで、それは全体から見れば10~20%くらいのものです。
では、残り80~90%は誰がどのように携わるのか?
それは参加者の皆様がそれぞれに交差して生み出す空気感であるとか、事故なく楽しく終える為に協力し合う事です。
運営側だけでなく、参加者がいて初めて成り立つ。
「何を今更…」と思われるかもしれませんが、これがイベントなのだと身をもって実感しました(イベント当日も、同じような事をお話ししたかと思います)。
そして、最後に次回のEFMについて。
幹事の指名については非常に悩んだのですが
、すら@さんにお願いしたいと思います。
幹事ではありますが、一人で全てをやって頂くのは非常にツライです(自分も経験してよく分かりました)。
協賛企業へのアポ取り、参加者の招集、当日のお手伝いなど、幹事経験者を中心に出来得る限りご協力させて頂きます。
また、カーターさんからもご説明がありましたが…
・幹事の指名について、拒否権はありません
・その代わり、「いつ」「どこで(但し国内に限る)」「どのようなものを」開催するかは幹事の自由
今回は相互試乗をメインに据えましたけれど、例えばただクルマを並べて談笑するというものでもいいのです。撮影会がメインでもいいでしょう。
これらについては、全て幹事が決定権を有しています。
「やりたくない」のであれば、やらないという選択肢もあります。
その点、皆様にもご承知おき頂ければと思います。
なお、この記事やオートックワンさんでの記事を書くに当たり、ヨコモンさんや同行さん、uehara課長さんに写真をご提供頂きました。
こちらでお礼を述べさせて頂きます。
それと、uehara課長さんが当日撮影された写真がネットストレージ上のアルバムに掲載されています。
当日参加された方にはアドレス等をお知らせしたいので、ご連絡頂ければ幸いです。
以上、長々と書き連ねてしまいましたが…、これにて自分のEFM2015は完結です。
あ。
欧州フォード最高