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　今年も鈴鹿でタイトル争いです。しかし残念ながらワールドタイトルはほぼ決定している状態で、フェテルはあと1ポイントとればいいだけの状態です。
　練習走行でフェテルがクラッシュしたそうです。「ぼーっと考え事していたらぶつかった」そうです（笑）　若干24歳。いくら23歳で最年少チャンピオンを獲得したとはいえ、恐ろしいほどの余裕です（笑）　まあ余裕をかまして油断して事故るところがまだ若さの所以でしょうが。

　今回もおじさんの思い出話にお付き合い下さい。
　88年はマクラーレンがホンダエンジンを獲得し、ホンダ＋マールボロ＋マクラーレン＋セナ＋プロストという、史上最強の神以上のチームができあがってしまい、日本人とブラジル人とチーム関係者以外に全く面白くないシーズンになってしまいました。もちろん私は大喜びでしたが（笑）
　マールボロをただのスポンサーだと思ってはいけません。当時のF1全体を動かす影の大親分みたいなものでしたから・・・　このチームに少しでも弱そうな部分があったとすれば、圧倒的に強いエンジンが日本メーカー製であること、圧倒的に速いドライバーがブラジル人だったことぐらいでしょうか。

　88年の鈴鹿はみぞれ交じりの天候で寒かったです。セナ、プロストのタイトル争いで、ポールのセナがスタートでエンジンストール、ついでに予選6位の中嶋も！エンジンストール！　セナは中段以降、中嶋は最後尾近くからのスタートになりました。しかしそこは最強無敵のホンダターボエンジン＋世界最速セナ＋鈴鹿得意の中嶋、最終的にはなんとセナが優勝でタイトル獲得、中嶋が惜しくも7位と言う結果になりました。



　セナが乗る最強マシンのマクラーレンMP4/4と前年チャンピオンのピケが乗るロータス100Ｔです。比べてみるとマシンの大きさが一回り違いますね（笑）



　このマシンを知ってますか？　MP4/3Bです。　87年型マシンにホンダエンジンを載せています。



　88年には若きセナも余裕をかまして（？）こんなミスもしていました。あのセナでさえ。