【リトラクタブルヘッドライト】
かつてのスーパーカーの象徴ともいえるこのヘッドライトシステムは、消灯時には格納されてボディライン収まり、点灯時には開きヘッドライトとして仕事をするものでしたっ!
その開き方は様々でメカニックなアクションをするこのシステムを世の男性は少年のような憧れの眼差しで見つめておられたことだと思いますっ♪
「チゼータ V16T」
16気筒エンジンをもつこのモデルは
異様にお尻が長くて特徴的ですが、コイツのインパクトはそのフォルムではなく
このヘッドライトですっ!
変態な僕からするとこの表情は実に興奮しますねぇ(・∀・)ニヤニヤ
デザイナーはあの 「ランボルギーニカウンタック」 をデザインした
『マルチェロガンディーニ』 ですっ!
それを前提に見ると何となく
「ランボルギーニ ディアブロ」
のようなフォルムをしているようにも見えますねぇ(^▽^)
珍しいといえばコイツ!
「ポンティアック ファイアーバード」
これの珍しいのは 【リトラクタブルヘッドライト】 を開けたときで、なぜこのデザインにしたんだ?
と思わせるインパクトのある配置なので、もし見かける機会がありましたら是非チェックしていただきたいと思います(^^;
こんな特徴的で夢のある 【リトラクタブルヘッドライト】 ですが、開けたときのヘッドライト点灯時は空気抵抗になり、また開閉するためにはモーターを搭載しなければいけないことでスポーツカーの大敵ともいえる重量増しになるというデメリットもありました・・・
先日の記事でも取り上げましたように、
ヘッドライトの技術進歩により2005年に世界から
【リトラクタブルヘッドライト】 は姿を消すことになります・・・
しかし、独特のフォルムを持つ 【リトラクタブルヘッドライト】 は今も尚人気のシステムですっ(^-^)
そんな人気のシステムをもつ2台のマシンが当時生き残りをかけて最後まで争っていました(^▽^;
そのうちの一台がコチラ
唯一の4座をもつ 「フェラーリ 456M GT」
これがフェラーリ最後の 【リトラクタブルヘッドライト】 を持つモデルとなりましたっ!
2004年 「フェラーリ 612 スカリエッティ」
にバトンタッチしフェラーリから 【リトラクタブルヘッドライト】 は消滅したしました・・・
そして世界で最後まで残ったのが
「シボレーコルベット C5」
ですっ!
1963年に登場した二世代目コルベットC2からずっと引き継がれた
伝統の 【リトラクタブルヘッドライト】 ですが、コチラも時代の流れにより
(コルベットZR1)
2005年に六世代目コルベットC6へバトンタッチしたときに伝統の 【リトラクタブルヘッドライト】 は廃止され、世界からこのシステムは消滅してしまいました・・・
さて、そんな僕も 【リトラクタブルヘッドライト】 に魅せられた一人です(^▽^;
僕が憧れたのはスーパーカーからではなく、
海外ドラマで世界的にも人気にとなった
『ナイトライダー』
の 「K.I.T.T」 というスペシャルカーですっ!
子供の頃、将来スポーツカーを購入するときは絶対 【リトラクタブルヘッドライト】 をもつモデルを購入したいと夢を描いていたものですっ(^-^)
そして大人になって憧れていた 【リトラクタブルヘッドライト】 をもつスポーツカーを手に入れました!
そう、これが 「R999」 ですっ(°∀°)b
ずっと憧れていただけにこのヘッドライトシステムは残しておきたかったのですが、過去二度にわたり開閉モーターが破損したことや 「R999」 としてのアイデンティティをもっと強調したいということにより廃止することにいたしましたっ!
ノンポップヘッドライト化に向けて制限がある中
僕のオリジナルデザインで作成してみましたぁ♪
メインとなるヘッドライトハウジングはアフターマーケットのモノを使用し、ライトシステムは 「BELLOF」 のユニットを流用しますっ!
カバーはポリカーボネイトをホームセンターで購入し、
流行りのツリ目のようなデザインにしてみましたぁ(o^-')b
カバーは二重構造になっており黒い部分はポリカーボネイト、穴が開いている部分は裏からアクリルボードを貼り付けておりますっ(^ε^)♪
これは段差をつけることでメリハリを出すという狙いと、ポリカーボネイトよりもアクリルボードの方がクリア率が高いことから二重構造になってまぁす☆
カバーは走行風で飛ばないようにしっかりリベット留めして固定しておりますっ♪
「R999」 が元々もつ流麗なボディラインは 【リトラクタブルヘッドライト】 に合わせてデザインされていて、ノンポップ化したときにこのラインを殺したくなかったのでボディとツライチになるように制作いたしましたぁ☆
「R999」 にとってこのシステムはヘッドライトではなくあくまでもアシストランプという概念なので普段点灯することはなく、メインのヘッドライトはグリル内部に入っている部分を使用しております(^^;
時代の流れにより 「R999」 も 【リトラクタブルヘッドライト】 を廃止することになりましたが、このシステムを現代の技術で復刻させて新たなモデルでメーカーさんから蘇らせたモデルを登場していただきたいものですねぇ(≧∇≦)
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Posted at
2017/06/04 15:30:38