タイベルと言えば…

もうすぐ２度目のタイベル交換を控えている１０６だが、
実家で使用していたトヨタ・カムリ（ウィンダムっぽい奴）の
何かのベルトが切れて廃車にしてしまったことがある。
それも高速道路上で。

もともとオーバーヒート気味（この時点で手を打つべき）の
個体にも関わらず、往復５００キロ超のロングドライブを敢行。
その上、ＡＴ乗りのワカゾーはＭＴに憧れて、オートマの
シフトを上げ下げするシマツ。
この上ない過酷な状況の中、目的地まであと１５０キロを
残してカムリは白煙を噴いて止まってしまった。
このとき同行して友人は、なぜかウルフルズの歌を口ずさむ。（ウルフルズは好きだがアホ系の選曲には腹が立った）

僕が就職して初めて貰った給料の半分は、
不動のカムリを１５０キロ運ぶトラック運賃へと消えていった。
（ＪＡＦは県境までしか運んでくれない）

しかし、日本が誇る世界の品質、トヨタ。
よっぽどのことがなければまず壊れないイメージあるのに。

原因を考えると、
僕のファミリーが車のことには全然関心がないことに尽きる。
荷物と人が運べれば良いような感じ。（ある意味ラテン系かも）

これまで乗ってきたファミリーズカーと言えば、
すごく古い茶色のシビック（家族中でウンコ色と笑ってた）
すごく古いターボのセドリック（父はパンチパーマで乗ってた）
じーちゃんから貰ったカムリ（一度横向きになった経歴あり）
ターセル？カローラⅡ？覚えてない（結局壊れたらしい）
トヨタ・エクシブ（ターセル昇天後２日後に納車、そして昇天）
そして現在タウンエースとのこと（今動いているかは不明）

オイルはいつ換えたかか不明だし、タイベルを交換したなんて
話は聞いたことがない。車種選択には一貫性なし。

はっきり言ってパリダカ・ＷＲＣ・Ｆ１好きの子供としては、
まったく興味を惹かれない車達ばかりだったな。
しかし、どの車もウチのファミリーが最後のオーナーって
あたりが「土に還ろう」的で家族の血を感じるのも確かだが…
けど、土に還るまでの時間が短すぎ。せいぜい２年くらいか？

そんな愛せない車達だけれど、愛すべき思い出は結構ある。

小学生の頃のシビックには大人子供含めて８人くらい
ギュウギュウに乗り込んでは近くのスイミングスクールに通い、
パトカーとすれ違うたびに「隠れて！」と母が叫んでいたり。
思えばこの頃から小さい車に詰め込むのが好きだったのか？

また、セドリック納車の夜は、両親と夜のドライブに出かけて、
ターボ車の加速とドスの効いたルックスに父と感動しあったり、
（はたから見た父は、子供を誘拐して猛スピードで逃げるパンチ
頭のオッサンに見られていたかもしれない）

エクシブも不思議な車だったな。
ものすごく調子が悪くてＡＴなのにエンストするので、
ＭＴの１０６に乗ってる僕に任せなさい、と運転するがやっぱり
エンストするのである。かなりショック。
ところが、母に運転を変わると全然エンストしなかったりする。
（母は半端なくアクセルを踏み込める人）

「いい車には乗らなくても思い出は勝手に出来るもの」だなー
と、少し親に感謝しながらも、タイベル交換のお金を算出すべく
本屋で泣く泣く、昔から欲しかったドゥーガルディクソン著
「アフターマン」を買わずに帰ってきてはブログ書き込みで気を
紛らす本日のｓｕｇ、結局なにを書きたかったんだか…

ちかごろはたらきすぎでおかしいのだろうか？

あーチャリンコに乗りてー！