無事にダウンタウンへ向かうBARTに乗りこめました。
目的地のPowell.stまでは乗り換えなしで30分くらい。
あまりキョロキョロしないでおこうと思いましたが、無理です。
車内の雰囲気も窓の外も全てが新鮮!
しかも、BART内は自転車持ち込みOKなのでサイクリストから普通のチャリダーまで
チャリ持って(畳んだり袋に入れたりする必要なし)ガンガン乗り込んできます。
羨ましいなぁ。
近くのボックス席に座っていたお姉さんの笑い声があまりガハガハうるさかったですが、
でもま、これもアメリカン。
で到着。
BARTの改札を通って階段を上り地上に出ます。
多分、ボクはこの瞬間を一生忘れないと思います。
賑やかに流れる音楽、路面店、それをかき消す車のホーンの音、夕暮れに染まる建物、路面電車にバス、そしてあらゆる人種が行き交う歩道…
うまく言い表せませんね。でも忘れられません。
この日から一週間ほど経ってからこのブログを書いていますが、思い出されますね、あの瞬間…
なによりも人種のルツボ感に圧倒されました。島国単一民族国家民としては圧倒されます。
本来ならここでバチバチ写真を撮りたかったところですが、やっぱりジモティーを装って大人しく
ホテルに直行。
BARTの駅を出て徒歩2分のところです。THE MOSSERというホテル。
翌日の移動を考慮してネットで予約しておきました。こじんまりしてますが部屋はおしゃれです。
チェックイン時になんとかたどたどしい英語を駆使してようやく部屋へ。
とりあえず一息。といきたいところですが、せっかくなんで荷物を置いて晩飯探しを兼ねて
ホテル周辺を散歩。
ホテルのチェックインカウンターの人にどこかオススメはないか聞いたところ、
「近くにいい日本食屋があるよ」的アドバイス。
ここまで来て日本食もないのですが、笑顔で教えてくれたので「とりあえずいってみるよ」と
言ってホテルを出ました。
とはいえそろそろ日が沈む時間帯です。
日本で準備してたときに、日没後に歩き回るのはやめておこうと決めていたので
できるだけホテルから近場で探します。
教えられた日本食屋も一応チェックしましたが他の店を探します。
で入ったのがmelsというレストラン。ガラス越しに店内を見るとカジュアルな感じなので
エイヤーで飛び込みます。
席に座りメニューをチェック…
うーむ、わかるのはチーズバーガーくらいか…まこれでいいか。
エクスキューズミー、と店員さんを呼びます。
自分よりちょっと年上な感じのウェイトレスさんが来ました。
笑顔がステキ。ちょっとホッとします。
「チーズバーガープリーズ」
これだけでオーダー終了かと思ったら甘かった。
ウェイトレスさんがなにやらビーフがどうのこうの言うてる…
え、ビーフの他になんかあんの?え、焼き加減のこと?
困った顔してワンモアプリーズと言ってもう一回聞きましたがやっぱりわからん。
結局、ビーフプリーズって言ったら、笑顔でOKと言われたので、まヨシとしよう。
しかしさらに続けてポテトがどうのこうのと…
あー、2ドル足せばポテトもついてくるのね。うん、なんとなくアイシー。
でもドリンクはビールをすんなり注文。
でやっとオーダー終了。ふぇー、疲れた。
で、料理を待っている間にさっきのウェイトレスさんが若いウェイターを連れてきてボクに紹介しだした。
ここの下りはさっぱり意味がわからず笑顔でうなずき続けて終了。なんだったんだ?
そうこうしてたらバーガー到着。
デカイね!とりあえずかぶりついてビールで流し込みます。
味はあまり覚えてないです。が腹はパンパンに。
最後にさっきのウェイトレスさんにチップを渡しておきました。この習慣はなれないねェ。
ウェイトレスさんの笑顔に救われて店を後に。
店を出るとすでに日が沈んでましたが、通りには多くの人が歩いています。
これならもうちょっと散歩してても良さそうだなと思い、ブラブラ。
ご飯食べて気持ちもちょっと落ち着いてきました。
とりあえずマーケットストリートを西へブラブラ。
が、ゴールデンゲートアベニューとの交差点を過ぎたあたりから、これまで華やかだった雰囲気が少し変わってきたのでビビって引き返します。
東に戻りつつ近くにアップルストアがあったので入ってみたり、ケーブルカーの発着場みたり。
30分ほど歩いてバテたのでスタバにイン。スタバはめっちゃ数が多いです。
レディーガガ風な店員さんと土屋アンナ風な店員さんに迎えられます。
日本とエライ違いやな~。
で、普通のコーヒーが飲みたかったのですが、どう注文すればよいのかわからなったので
「ノーマルコーヒープリーズ」っていったら二人に爆笑されました。
でも一応通じたみたいで普通のコーヒーが出てきました。良かった♪
店内からコーヒー飲みながら街を眺めていましたが、この街は本当に自転車に乗っている人が多い。
見てて飽きません。
夜8時くらいになったのでそろそろホテルへ。
ホテルに入る前に一服していたら、突然目の前にホームレスのおっちゃんが!!
いったいいつ来たんや、ってくらい気配を感じなくてこの日一番の緊張が走りました。
なにやらゴニョゴニョいわれましたが、ひるんではイカンのでとりあえず「ノー」と一蹴。
舌打ちしながら去って行きました。はー、怖かったわ~。
で部屋に戻るとさすがにぐったりしたので速攻で寝落ちしました。
で、ふと目が覚めたら深夜1時。
喉が渇くもこんな深夜に外に買い物にいけるわけもなく、飲み残したわずかなスタバのコーヒーを
ちびちびと飲んで渇きを癒します。ひもジー。
風呂とトイレは部屋についておらず共同でしたので、風呂の準備して廊下に出てバスルームへ。
うーむ、蛇口ひとつひねるのも一苦労だね。日本とは形がまるで違う。
でもなんとかひとっ風呂あびてすっきり。
翌朝は5時過ぎに出発なのでこのまま起きておくことに。
NAHBSの予習をしてたら、隣の部屋にはカップルが泊っていたらしくセクシーボイスが。
うーむ、勉強に身が入らない…
つづく