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1988年に始まったこのバイクレース。

当初の基本的なレギュレーションとしては
・市販車であること
・4サイクルであること
・4気筒は750ccまで
・3気筒は900ccまで
・2気筒は1000ccまで
ということ。

このレースに出走、勝利すべく生まれたのがホンダでいえばRC30をはじめRC45、VTR1000SPなどなど。

各社ホモロゲーションマシンを開発、販売されました。

2004年のレギュレーション改定で2気筒4気筒とも1000ccまで認可されるようになりました。
これを受け生まれたのがCBR1000RR、ZX-10Rなど。

それまで"リッター"というブランドにとらわれず存在していたこの2台も出走にあたりついに1000ccへ。
ファンライドを目的とした各社の思想設計もサーキット走行を重視したより実戦的なものへとシフトしました。

それだけレースという存在、影響は大きいものですね。
勝利すれば売り上げにもつながりますし、その売り上げがまた開発につながっていきます。
日本のみならず国外のメーカーもこのレースに合わせたバイクを開発し力を注ぎました。

ちなみに後に2気筒は1200ccまでとなりましたが有力な車種のない3気筒は900ccまでのまま。


このレース、欧州ではモトGPに次ぐ人気だそうです。


他に4気筒600cc、3気筒675ccまでとするスーパースポーツ世界選手権、さらに改造制限が狭くノーマルに近いスーパーストック1000/600というレースが併催されています。


いずれにしても市販車がベースなのでホモロゲーションマシンとして各メーカーでいわゆるスーパースポーツを市販していますが、よく考えるとすごいことですよね。
たとえば自分のCBRもホモロゲーション取得のためだけにごく少数台の生産だったらかつてのマシン達のようにエラい価値となっていたでしょう。

まぁモノの価値なんてそんなものですけどね。
レースに勝つべく開発されたバイクをごく普通に手に入れることができる時代です。
そんなバイクを持ち、走らせることができるってことだけで楽しい嬉しいと思いません？
僕は悦びを感じます（笑）

かつてはレーサーがありレプリカ（市販車）がありましたが現在はざっくり言えば市販車があってレーサーがあるようなものでしょうか。
レーサーに灯火類をつけて市販しているとも言えますが・・・。
（これはレプリカもそうですがその当時スズキとカワサキにはレーサーがない）

なので自分のCBRもスーパースポーツというのはもちろん、「ロードゴーイング・ワークスマシン（レーサー）」という認識もしています。


そして日本国内でもスーパースポーツが活躍するレースがあり、それが全日本ロードレースのJSB1000クラスやST600クラス、J-GP2などなど。

スーパーバイク選手権と同じ市販車を用いるレースですが改造範囲などが異なるようです。
知り合いが出走し奮闘していますが、元気かなぁ。


Wikiやこちらのサイトを参考にさせていただきました。
より詳細な内容、面白い話があるのでぜひそちらへもアクセスしてみてください。