2017年05月19日
皆さんのパーツレビューとか整備手帳を見て無くて情報収集の段階ですが・・・
13万キロ走っててたまに失火することが有るのでプラグコードも変えないとな~って思ってます。
で、一般のプラグコードはノイズとコスト(内後者寄り)を考慮して16kΩ/mということですが、
NGKのプラグコードは8kΩ/m(2,500円程)
NGKのパワーケーブルは0.9kΩ/m(9,000円程)
永井電子のブルーポイントパワープラグコードは0.6kΩ(同時点火のため?)(10,000円程)
辺りが交換の候補となります。
NGKは長さによって抵抗値が変わる巻線抵抗をコード全体に採用する方式(純正と同じ?)に対して、
永井電子はプラグ端子付近の一部に巻線抵抗を配置することでコードの長さに寄る抵抗値の変化を抑えているそうです。
NGKは長さによって抵抗値が変わるということですが、
私の車の場合30cm~40cm位なので純正の参考抵抗値(16kΩ/m)から試算してみると
30cm:4.8kΩ
40cm:6.4kΩ
結構違う気がしますね。
NGKのプラグコード(8kΩ/m)にすると
30cm:2.4kΩ
40cm:3.2kΩ
純正に比べて半分になって差が少なくなりますね。
NGKのパワーケーブル(0.9kΩ/m)にすると
30cm:0.27kΩ=270Ω
40cm:0.36kΩ=360Ω
おぉ~すごい少ない(^^♪
永井電子のブルーポイントパワープラグコードは
長さに寄る抵抗値の変化が無いのですが
0.6kΩ=600Ωなので
NGKのパワーケーブルに比べると2倍ぐらいということですね・・・
プラグ自体に5kΩの抵抗が有るということなので純正プラグコード(16kΩ/m)の合計抵抗値は
30cm:9.8kΩ
40cm:11.4kΩ
以下のカッコの%は純正プラグコード比
NGKのプラグコード(8kΩ/m)の合計抵抗値は
30cm:7.4kΩ(75.5%)
40cm:8.2kΩ(71.9%)
NGKのパワーケーブル(0.9kΩ/m)の合計抵抗値は
30cm:5.27kΩ(53.8%)
40cm:5.36kΩ(47.0%)
永井電子のブルーポイントパワープラグコードの合計抵抗値は
30cm:5.6kΩ(57.1%)
40cm:5.6kΩ(49.1%)
これは・・・
特に最後の2つに関してはあまり差が無いように思えます。
特にNGKのパワーケーブルは誤差の範囲(30cmに比べて40cmは1%程増加)に思えます。
あっ・・・大きな勘違いが・・・(・・;)
NGKは線をフェライト芯に巻き巻きしてるので長くなるんだった(・・;)
フェライト芯の直径、巻数がわからないと比較しよう無い(・・;)
例えばフェライト芯の直径を2mmとして
巻数はいくつにしようか(・・;)
ん~画像を見てざっくり線の直径を0.1mmとすると10cmで100巻
バリアブルピッチなのでざっくりと平均して10cmで50巻と仮定すると1mで500巻
プラグコードの長さに寄る配線の長さはL=πRなので3.14m/m
直径が3mmとすると4.71m/m
永井電子は使用している箇所が少ないので考察からは考えないこととします。
NGKのプラグコードの仮巻き方から線の長さ(3.14m/m)を計算してみると
30cm:0.94m
40cm:1.26m
以下のカッコの%は純正プラグコード比
これを元に
純正プラグコード(16kΩ/m)の合計抵抗値は
30cm:20.0kΩ
40cm:25.2kΩ
NGKのプラグコード(8kΩ/m)の合計抵抗値は
30cm:12.5kΩ(62.5%)
40cm:15.1kΩ(60.0%)
NGKのパワーケーブル(0.9kΩ/m)の合計抵抗値は
30cm:5.86kΩ(29.3%)
40cm:6.13kΩ(24.3%)
永井電子のブルーポイントパワープラグコードの合計抵抗値は
30cm:5.6kΩ(28.0%)
40cm:5.6kΩ(22.2%)
おぉ~NGKの線の直径、フェライト芯の直径、1m辺りの巻数が仮定のものとしても
永井電子の方が抵抗値が若干少なくなるようですね。
ただ、そんなに変わらないような気も・・・^^;
あと、電気の流れと磁界を考察すると
NGKの場合フェライト芯の周りの線が巻き巻きしているということですが、
巻き巻きしている先の場合その直径の中心方向に磁界が流れますよね。
(右ねじの法則)
NGKのHP画像を見る限りおそらくNGKという文字の頭側にプラグがついているとしたら
右ねじの法則に従いTDIからプラグへ向かって磁界が発生すると思われます。
プラグには常時電気が流れているわけではなく
ATDCマイナス何度(BTDCプラス何度)かは回転数によって変わりますが
パルス状に電気が流れている状態となります。
このパルス状に流れる電気には逆起電力が発生して電圧の立ち上がりが遅くなると思われます。
NGKの方がコード全体に可変ピッチを採用しているのに対して
永井電子は一部に採用しているというのが会社によって考え方の差が見て取れますね。
抵抗値は電圧に作用しますが、逆起電力は点火時期という時間に作用する事となります。
NGKのコード全体に可変ピッチを採用して電圧の立ち上がりの遅延を純正同様に保っていると考えられなくもないですし、
永井電子のコードの一部に巻線抵抗を採用している方式も通常使用に問題ない状態(抵抗を下げてレスポンスアップ&燃費向上)にしていると考えられますし・・・
永井電子も巻線抵抗の一部に可変ピッチを採用しているかもと思われますし、
逆にNGKが特許を取っているために永井電子が手を出せないようにしているかもしれないと思われますし・・・
こういう一人ブレインストーミングをする際にブログはとても良いツールですね(笑)
結局どうするかは6気筒の3個TDI仕様の皆さんのブログを拝見するということで^^;
改めて確認しますが、
私の目的は良い混合気を沢山シリンダー内に送り
良い燃焼を実現することで燃費の向上とパワーアップを測るということですよ^^;
ターボなので充填効率に加えて排気温度に寄ってブースト圧に影響しますし・・・
(完全燃焼すると排気温度が下がって排気圧が下がることでブーストが下がる事が考えられる・・・)
ただ、NA領域ならばTmaxが高くなるのでパワーアップと燃費の向上が実現する・・・
アルミテープ施工はロスと充填効率とTmaxの向上を目的にしていて・・・
取り留めなくなってきましたが一人ブレインストーミングということで^^;
Posted at 2017/05/20 00:19:46 | |
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