ましゃ☆のブログ一覧

土曜はいつもの聖地東雲や豊洲へ行き、その後北上した。

つくばまで下で行き給油。

そして常磐道に。

水戸を過ぎてから路面状態が悪くなる。

地震の爪痕、道路を補修した箇所がいくつもあり、道は波打っていたり段差がところどころあり、通常走行が困難なことも。

いわきは小名浜へ向かうために国道6号を走る。

異常な渋滞。

至る所で道路の段差があり、徐行しているためだった。

橋のつなぎ目で段差が生じていた。

アクアマリンやら・ら・ミュウがある港へ。

途中の道から漆黒の闇。

停電のため、信号も街灯もついていなかった。

そして港に近い道を走り、すでに夜になっていたが路肩に目を向けると、瓦礫の山。

津波で破壊された建物。

一本中に入った民家がある道に入ると、そこも瓦礫の山や津波でやられた家屋。

そこには悲惨な光景があった。

四倉港付近も同様に建物が津波にやられ、漆黒の闇だった。

それに対して平周辺は通常の街並み。

建物が地震の被害で崩落しているところもあったが、イオンもヨーカドーも営業しており、商品も東京より充分品揃えがあった。

いわきと言えば「ままどおる」ということで、いわきの経済の手助けを少しでも出来ればと思い購入。

いわきを離れ、原発から20km圏内への立ち入り禁止の看板があるところまで行った。

そして引き返し、仙台へ向かった。

常磐道、磐越道、東北道と走る。

郡山付近も道路の状況が悪く、段差が激しい。

東北道も常磐道同様に、福島県内宮城県内は道路が波打ったり、隆起陥没や段差がところどころあった。

土曜15時頃に豊洲を出発し、吾妻PAで寝た。

4時間ほど寝た後、走りだす。

仙台東部道路から若林ジャンクション付近から見た光景、一面津波の被害にあった光景が飛び込んできた。

驚愕、何も声が出ない。

津波の恐ろしさを改めて目の当たりにする。

仙台空港へ行き、やはり周辺は壊滅状態。

名取から仙台へ向かう4号より海側を走る道路も走れなくなっていた。

橋が崩壊しているようだ。

名取のイオンでは、早朝から駐車場で青空店舗営業なのか炊き出しなのかやっていた。

そのまま通過し、閖上へ向かう。

閖上もその近隣も津波で家屋が崩壊。

船が道端にいくつもあった。

自然の恐ろしさを痛感した。

ため息しか出ない。


まだ朝8時頃なので、そのまま石巻へ向かうことにした。

途中の多賀城のイオン付近も大変な被害。

ここも同様に瓦礫の山。

イオンの屋上から住民が撮影した動画を見た時、信じられない光景だった。

石巻に入り、駅前に近づくにつれ瓦礫の山が増える。

石ノ森萬画館方面を目指した。

ここも写真である程度被害状況を知っていたが、実際の光景を見て愕然とする。

萬画館はすぐ目に入った。

周りが酷い状況だと知っていたが、家屋の被害が信じられない。

目を疑った。

道路も今までにない崩壊。

警察や消防、自衛隊、ボランティアが動き出していた。

一面津波にさらわれた名取や仙台若林と違い、石巻の被害の大きさは別のように見えた。

そして、仙台へ戻る。

行きの三陸道も帰りの三陸道ですれ違うクルマも、自衛隊や救援のクルマが多い。

利府経由で宮城野へ入った。

あの大きな余震で営業していなかったルート45が営業していたので寄った。

ありえない混雑。

駐車場は満車。

そんなこんなで伊達へ向かう。

いつもの裏道が通行止め。

橋が通れないようだった。

伊達の駐車場に入るときも裏から行くのだが、ここでも段差が多く、波打っていた。

ローダウン車にはキツい。

伊達で震災復興支援のために牛タンを食らった。

駐車場はガラガラだったが、お昼になるにつれていつものように増えてきた。

しかし、バスで来るような団体客はいない。

お店側も自粛しないで食べに来て欲しいと思っているだろう。

近くのイオンを目指すが、地震で駐車場が利用できず、富谷へ向かった。

内陸の方でも地震で建物に被害があるところが多いようだ。

ケーズも天井が崩落し、営業休止。

イオンも崩落しているところもあり、ほとんど1階のみの営業。

泉のジェームスに寄って帰ることにした。

やはり道路状況は悪く、段差、隆起、陥没がある。

かなり何度もアンダーパネルやフェンダーを擦った。

全国各地から支援のためのクルマが多く、日本人の絆を感じた。

帰りに愛知県各自治体の消防が帰るところだったのか、走っていた。

あちこちで、いろんなお店で「がんばろう東北！」「がんばろう仙台！」」「がんばろう石巻！」などの文字を見た。

店だけでなく、支援のクルマにも貼ってあった。

日本人の結束力、団結力。

日本人っていいね。

今まで「最近は…」なんて思うこともあったが、「日本人も捨てたもんじゃないね。」って思った。

30時間で1,110kmほどの行程を終えた。

逆に元気を貰ったような気がする。

まだまだ時間はかかると思うが、その時それぞれが出来ることをやっていこうと思う。