
昨今、我が国でも「働き方改革」が叫ばれておりますが、今日は残業時間超過を回避すべく有給休暇を取得して家内とともに淡路島へ向かいました。そもそもは家内の「フグが食べたい!」から始まったのですが、何故か淡路島中の有名どころのお店が全て予約満杯の有様。そんな中でようやく見つかったのが「新島水産」でありました。
実はここのお店、ナビで検索してもすんなりとはヒットせず、何故か洲本市の本店しか表示されません。実際に向かったのは仮屋漁港に近い東浦店なのですが住所検索しても完全にヒットせず、何とも穴場?的なお店です。
ところが、いざ入ってみると小奇麗な雰囲気で漁港のワイルド感はあまり感じられません。食事場所は2階で、窓からは海が見えるロケーション。このお店、当たりです!てっさに始まり、てっちりから唐揚げ、最後は雑炊と美味なフグ料理を堪能し、すっかり満腹になりました。
この付近では20年ほど前からフグの養殖を行っており、今日私たちが食べたのは最も身が締まった3年ものとのこと。ここ「新島水産」のフグは近辺のホテルや旅館にも供給されているそうです。
この後はスパイダーをオープン状態にして暖かい日光を浴びながら国道28号線をひたすら南下し、洲本市の「立川水仙郷」なるスポットを目指したのですが、ここがとんでもない”パラダイス”でした。
細い山道を登っていくと、「ナゾのパラダイス」という表記があちこちに見られ、???状態のまま立川水仙郷の入口ゲートに到着。オバチャンに一人500円で1,000円という入山券と水仙饅頭を買わされ、ゲートをくぐった瞬間にいきなり左折の指示。見ると前方の道路が見えなくなっており、覗き込むとほぼ傾斜角45度くらいの急斜面がガタガタ路面で続いています。ここで既に「パラダイス」の雰囲気一杯ですが、急斜面のガタガタ道は容赦無く続いており、スパイダーの顎を擦らないように1速ホールド状態で慎重に下りていきました(家内は助手席で爆笑です)。
何とか駐車場らしき場所(低床車用と書いてあるので)まで下りていき、そこからは徒歩で水仙郷を目指します。途中でこんなパラダイス的なデッサンを発見しました。非常に良い感じです。肝心の水仙郷ですが、眺めは素晴らしいものの、水仙自体はやや元気が無く、どこまで手入れされているのは怪しい感じでした。
予想通り、ここには秘密の館的な雰囲気を醸し出す古びた施設がありました。探偵ナイトスクープでも紹介されたらしく、あちこちに笑えるオブジェが放置?されています。何とか音頭発祥の地だそうですが、詳しくはご自分の目で確かめていただくのが宜しいかと思います。こんな有益な看板もありましたのでアップしておきます。
すっかりパラダイスを堪能した後は、急斜面の上りが待ち構えていました。スパイダーの弱点である極低回転域でのトルク不足が懸念されましたが、何とか1速ホールドでガタガタ路面の急勾配をクリア(マジでヤバイ道でした)し、一般道へ復帰した時には感動で胸が一杯になりました。恐るべし「ナゾのパラダイス」です。もう行かへんぞ!
という訳で夕方には帰宅し、休む間もなく今度は息子を助手席に乗せてテニススクールへ直行。息子に「こんな時間まで何処に行ってたん?」と問い詰められましたが、パラダイスの話は出来ませんでした....。
恐るべし、「ナゾのパラダイス」。
Posted at 2017/02/15 22:39:13 | |
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