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2017年09月11日

久々のダート林道に苦戦 2-2 湧き水で喉を

久々のダート林道に苦戦 2-2 湧き水で喉を フォトギャラからの続きです。

東秩父の笠山(タイトル写真)を、目指して県道を走る。
東秩父村に入り県道を離れ、急こう配の山道を登る。
さすがに、5速ホールドでは無理だ。

途中停車して登坂中の愛車を撮影し、坂道発進した。
この時、前回の笠山での悪い出来事が頭をよぎった。


山の林道は、昼なお暗い場所が点在する。*リアフォグは、撮影用に点灯させた。


しばらく登って行くと、眺望が開けてきた。
奥の山の右、剥げた部分は、秩父高原牧場の一部である。




フォトギャラの公衆トイレを過ぎて、山道を一旦下ると林道入口である。



入口付近は、舗装路である。
しばらく走ると、待望のダートになる。パートタイム四駆の4WD・HIGHにシフトした。

ダート入口には、夏草のカーテンが降りている。
カーテンを、車体でかき分けダートに分け入る。



ここの写真は撮り忘れの為、イメージです。同一撮影日の違う場所(フォトギャラも同じ)だ。
カーテン内は、普通のダート道である。・・・・ここまでは・・・。



夏草が茂り、1.5車線の道は次第に、1車線に姿を変えて来た。



轍を走ると、ますます轍は、えぐれて深くなる。

可能な限り、轍を避けて進んだ。だが幅員が狭い場所では、轍以外に通れる場所はない。



そして轍が、だんだん深くなってくる。もう普通の乗用車では無理だ。
前回は数台通った乗用車は、今日は皆無だった と言うよりすれ違ったのはジムニー
1台のみだった。

今年の春先に来た時は、出来立てで穏やかなダートだった。
その時でも、オンロード寄りのATタイヤ・スコーピオンベルデは、尻をしばしば滑らせた。

草で幅員が狭くなった上に、谷側が断崖の道に差しかかった。
運転席側にガードレールが迫る。その距離は、1m程しかない。

尻を振れば、たちまちガードレールに激突だ。
まあ、ガードレールがなくて、谷底まで落ちるよりはましだが・・。



*写真では分かりずらいが、この時点でも20Cm位の轍の深さだった。

速度を20K程度まで落として慎重に慎重に進んだ。
少しでも横滑りすれば、ガードレールにガツンである。自損の保険などには入っていない。
しかし、ピレリスコーピオンは粘りを見せた。
前回は履きたてだったが、今日は皮むきも済んだ状態だ。

安定したトレースで、轍を乗り越える時でも振られる事はない。
雨が多く、路面が多少湿っていた事も幸いした。ピレリは伝統的にウェットには強いのだ。
*もう20年もピレリを履き続けている。

前回は走り足りなかったこのダートだが、今日は何とダートの長い事。
時速は20Km以下に落ちて進む。舗装路が恋しくなった(笑)。


いつもはがっかりだが今日だけは、待望のゴールが見えてきた。

 と、その手前にヌタヌタマッドが10mくらい続いている。
タイヤでかき回した跡もある。スタックしたのだろう。

写真をと思ったが、冬にこの峠付近のアイスバーンの急坂で撮影したら、滑って発進出来なく
なり、数十メートルに渡りグリップを失いながらも、バックした事を思い出した。*冒頭の話



泥沼に入っていた前輪を、バックして引き出す。
更に10m程バックして、前後輪のグリップを確保した。

こういう場所では、駆動力をかけずに走り切る。これが一番だ。
この距離なら行けるだろう。スタートして加速した。泥沼の手前でアクセルOFF。
すんなりと、慣性のみで渡りきった。クロカンに興味は失せても、必要な場合もある。

ようやく出口に、たどり着いてホットする。*上写真。ハイカーの車が数台停車していた。


*絶景の笠山峠。後方のお椀状の山が、山頂部だろう。
  これのみ、撮影は晩秋だ。緊張を強いられたので撮影を忘れた(笑)。ご容赦を。

舗装林道に入り、帰路に着く。
少し進むと水場に着く。前回ブログのタイトル写真の場所である。

しめ縄が張られて、神聖な場所のようだ。






まずは、喉を潤す。冷たくて旨い水だった。

次にポリタンクに水を汲む。前回の吾野湧水がまだ入っていた。
手洗い・ライトの汚れ落としなど、林道走行に水タンクは必携だ。  

先に進むと、林道の空中回廊がある。 崖に横支柱が打ち込まれ、道は空中を走る。


空中回廊からの眺望。


下の集落にたどり着くと、そこにも立派な公衆トイレがある。
昔は、山道で用を足すのは大変だった。

今は、山奥でもトイレの心配をしないで済む位、インフラが整っている。
フォトギャラ中の昭和の公衆トイレや、このトイレを毎日掃除してくれている集落の
方々に感謝して山を下りた。



トイレには熊が出たと張り紙がされている。この辺りは熊が多いようだ。


遭いたくないもの それは、クマと事故である。

もう2時だ。結局、買った弁当は食べなかった事を思い出して帰路についた。

終わったから言える、スリリングな久々のダートであった。  
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Posted at 2017/09/11 10:17:26

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