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息子に使わなくなった携帯電話を玩具として与えているのですが、昨日の夕食の際、その二つ折り携帯電話のヒンジを半開きにして彼がこう言いました。

「これ、おとうさんのユーノシュね」

息子はテーブルの上の食器の間を縫うようにしてそのユーノシュ電話を走らせ出し、仕舞いには家中の二つ折り電話を総動員させて、食事もおろそかに家族3人3台でのツーリングになってしていました。


以下、息子に対して思った事のまとめ

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・そろそろ、ちゃんと発音できるようになりなさい

・食事中に玩具で遊ぶ行為は叱りたいが、これは無理だ

・ちょっとまて、ぼくのユーノスはそんな派手な色ではないだろう

唐突ですが、
「手の甲や手の平に、備忘メモを書いてある」
という様子に興味をそそられます。

皮膚というキャンバスに事務用のボールペンなどで、はかなくも生々しい思考や意識の断片が表現されている様は、もはや精神世界のアートであるとすら感じてしまうくらいです。
できることなら、そのような状態を目にするごとに写真を撮り集めて「手に書いたメモ写真館」といったwebサイトを作りたいとすら考えています。

さておき。

似たような事例として、ユーノスのパーツを外して裏側まで磨いて綺麗にする時に見受ける、
「マツダの組み付け工員が殴り書いたメモ」
にも、大変興味をそそられます。



ぼくはこのメモを見ながら、ぼくのユーノスを組み立て、この世に送り出すための一端を担ってくれた助産師たる多くの工員の中の一人の事にも思いを馳せるのです。

愛らしいシャストホワイトの塗装を指示してくれた伊藤？さん、ありがとう。

言いたい事の本文が、気が触れたようなカミングアウトの前振りにかき消されたような気もしますが別に気にしませんよ。

１年くらい前から、それまで雑草畑だったうちの庭をDIYで手入れしています（ほとんど妻が）。

その過程で、藤棚や塀を増設したりといった木材加工を献身的にこなしていたぼくの妻。
彼女は、成果物を自身の手で形作る日曜大工の面白さに開眼してしまったようで、
「ウッドデッキとガーデンベンチを作る！」
と張り切っていて、先日はついに自分専用のインパクトドライバードリルと電動丸鋸を買い揃えていました。

今日は、近所の大工さんに丸鋸の使い方やら木材加工のノウハウを教わりながら、材木を切ったり穴あけしたりしていたのですが、電動工具を使うことの難しさと面白さをぼくに語りながら、妻が鼻息を荒げて言った言葉が、これ。

「私きっと、次に生まれ変わったときには"右手が丸鋸・左手がインパクト"になって生まれてくると思う！」

マキタはそのような人造人間など決して作らないと思いますが、彼女のその発想は好きです。

妻よ、きみがそう思うなら、ぼくは
"右足が純正アクセルペダル・左足が純正クラッチペダル"
になって生まれ変わろうじゃないか。

え？ブレーキ？
それは、しらふで言えるわけ無いだろう。