22回目旅行　湯郷温泉・季譜の里

4/12-13と湯郷温泉・季譜の里に行きました。あるあるだと思うが、地元岡山の有名な温泉なのに今回が初めての利用でした。やはり、駐車場には大阪・九州ナンバーが多く、地元は私たちくらいでした。玄関からすぐに靴を脱ぎ、総畳張りの館内を歩く。ウェルカムほうじ茶とわらび餅で歓迎。今回利用した部屋は片栗という当館で一番広いスイート。ずっと畳敷きだがキレイに掃除されている。部屋の扉を開けると、部屋が大変明るい。今までの宿泊先でも一番に明るく感じたのではなかろうか。82平米と言うから、まあ十分な広さ。お風呂も総檜仕立てで2mX1mと足を伸ばせる広さ。ただ、少し深くて、腰湯が出来るような段差が欲しかったかも。
今回は部屋食にしたが、これが結構時間を食った。量より質、と言うだけ有って、いつものこれでもか、と言うほどの大量ではない。ホタルイカやふぐ、桜鯛などとなかなか凝って美味しかったが、今までメインで(牛・ブタ)肉が無かったところは無いので一抹の物足りなさを感じた。美作牛・千屋牛などの地元の銘柄和牛が有るのに。だからか入浴後に小腹が空いた野かもしれない。小ケーキや菓子類、飲み物が部屋に置いてなかったのも、スイートとしては残念。ラウンジにも無かった。
お風呂は檜の香りが漂う、無味無臭・無色透明の湯で、さらさらとした感じで良かった。大きなベッドは、これも自慢だろうが真珠入りの枕が良い塩梅で眠りを誘ってくれた。ただ、両ベッド間が離れ過ぎていたので、ツインベッドなら・・・・とも思った。部屋食混みで10万ちょっと、いつもの高速代を払わないことを考えると、まずまずの料金設定か。ただ、旅館周囲の景観が良い訳でなく、吉井川は見えず家並みばかり。旅館内に閉じこもるのは、大浴場巡りが嫌いな私たち(だから部屋風呂付き旅館に拘る)にとっては、ラウンジもあまり充実して無く、現代版旅館宿泊を楽しむところとなったのは期待外れだったかもしれない。風呂・ベッドが妻は気に入ったらしいので、近いのでまた利用したいと思うが、やはり片栗一択になるだろう。
帰る途中の美作農園で採れたてイチゴを買ったが、今までに無かった程に柔らかく、甘いイチゴ(あきひめ)だった。余りに柔らかいので試乗にほとんど出ていないらしい。摘み立てであったこともその印象をより強くしてくれた物と思われる。

　　　宿泊料金：101,170円