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正岡貞雄のブログ一覧

2017年07月13日 イイね!

ホットハッチ5MTに乗ると人が変わるのか!?

ホットハッチ5MTに乗ると人が変わるのか!?〜続・代打の切り札『ノートNISMO S』登場!〜



 この夏も、わがマンション駐車場入り口の生垣で、白の木槿(ムクゲ)が炎天下にもかかわらず、元気に咲き揃い始め、元気づけられる。癒される。
 花言葉は「信念」。そして、次々と新しい花を咲かせるところにちなんで「新しい美」がつけられるというが、なるほど大ぶりな花びらの傍では、まるで自分の出番を待っているかのように、大きな蕾が群をなして待機中である。



 それでわかった。どうして木槿は、梅雨が終わり、夏になると紫陽花に替わって、毎日元気に、育ち盛りの少年のように、真っ直ぐ背筋を伸ばして、咲いてくれるのかなぁ、と思っていたが、一輪の花の寿命はせいぜい二日だとしても、入れ替わり立ち替わり、順に花を咲かせていたのか。
「新しい美=新しいクルマ」。こんな花言葉はいかがかな。
    ⭐︎      ⭐︎      ⭐︎      ⭐︎      ⭐︎
 さて、このところの日産車のNew Car試乗会は、横浜みなとみらい地区にあるグローバル本社をベースにして開催される。だから、こちらもすっかり慣れてしまって、その車の本質を嗅ぎとるにはどの試乗コースを選べばいいか、即座に対応できるようになってきた。

 SWIFT RS 5MTの代役に選ばれたノートNISMO S。そのステアリングを預けた飯嶋洋治さんも心得たもので、ゆったりと1速→2速→3速とギアをアップさせながら、上り勾配のアプローチから、光の溢れる横浜の街へと繰り出したところで、前回(6月15日アップ)は終わっている……。



 それを受けて、今回、陽の当たらない地下1Fの暗がり基地から、表通りへ走り出したところから、スケッチを再開しよう。

 一旦、左折して次の交差点を右折する。あとは口を開けて待っている首都高速湾岸線の「みなとみらいIC」から首都高速湾岸線に乗って南下する。左手に横浜スタジアムを見たあと、右手から合流してくる首都高神奈川3号狩場線と石川JCで一つになった。



「このルートを真っ直ぐ行くと、本牧から磯子、そして八景島シーパラダイスの方へ繋がっているンでしたね」
「そう。でも今日はそちらではなく、次に本牧ICの手前で大黒パーキングへおりて行く案内板が出ていて、大きなループが待っているはず。そこでどうぞライントレースの具合を試して結構ですよ」
 
 東京湾に浮かぶ人工島に特設された大黒ジャンクションへ向かって、ベイブリッジを渡り始めた。やがて鶴見・生麦方向への分岐とパーキングを兼ねた「一服地点」へ下って行くノートNISMO S。

 セレナの時も、ノートe-Powerの時も、ここの谷底へ下っていくような勾配のループは絶好のテストフィールドであった。ほらほら、NISMOバッジの魂を嗅ぎとるのは今だよ。そんな悪魔の誘惑に51歳(1965年生まれ)の飯嶋さんが乗ってしまうかどうか。今や貴重な存在となったテンロク+5MTのホットハッチの乗り手として、どこまで彼が自制できるものか、実は興味津々だったのだ。

 残念ながら、飯嶋さんは涼しい顔でレッドセンターのアルカンターラ巻きのステアリングに軽く手をそえ、そのまま3速キープで、クルマなりにループを下って行く……。まるで、自動運転お任せ装置の「プロパイロット」が作動しているのか、と思えるような教科書通りのドライビングであった。少し低重心にして足腰を強化させると、ホットハッチでもこうなるのか。いや、なるほど、なるほど。





 7分後、パーキングエリア付設のレストラン2階の「吉野家」コーナーで、仲よく「塩ネギ豚丼」(¥450)+杏仁豆腐をいただく。

『スピードマインド』誌の編集長でありながら、率先してダートラやジムカーナーに親しんだ飯嶋さんのドライビング・スキルには年輪を感じさせる信頼感がある。加えて、日頃から3ペダルのE30 M3に親しんでいる。だから当初は、ここでドライバー交代して、真っ直ぐ、首都高湾岸線を突っ走って、この日、立ち寄りを予告してあるベストカー編集部の江戸川橋まで担当するつもりだったが、結構、この5MTホットハッチが気に入った様子。そこでコロリとわたしの気が変わった。

「よかったら、このまま行きましょう」
 
 ポンとKEYスイッチホルダーを渡す。飯嶋さんに異論のあるはずもなく、少年のような笑顔で受け取る。近頃、似たようなシーンが多すぎるな、とちょっと寂しくなったのはなぜだろう。



 厚い雲が覆いかぶさっている。羽田空港の脇を抜け、鈍く光る東京湾を右手に見ながら、都心へ向かうNISMOノートSが少しばかり本性を剥き出したのは、お台場の先の有明JCTからレインボーブリッジを渡り、さらに首都高速1号羽田線に合流した時である……。先方にちらりと赤いスポーツカーらしきものの後ろ姿を認めた。

「ちょっと失礼します」
 わたしに断ってから、5速から4速へシフトdown。エンジンがひと吼えする。おお、いよいよクルージング・モードから臨戦体制に突入か。
 
 しっかり腰回りをホールドしてある助手席から、そのホットなダッシュを期待した。が、バレンシアレッド・パールと謳われる挑戦的なカラーに包まれた新型NSXの真後ろに追いついた途端、すっと力を抜くように適当な車間距離を保って、ランデブーランに入ったのである。わたしならNSXのドライバーを確認すべく、少なくとも一度は横に並ぶだろうが、飯嶋さんはそんな下品な振る舞いをする御仁ではなかった。



 新型NSXのオーラに包まれながら、首都高速をそんな走り方をするのも乙だなァ、とこちらが気を抜いたのがいけなかった。先行する赤いスポーツカーは汐留ICの手前で銀座・京橋方向へ抜ける都心環状線に入る。車の流れも順調だ。真ん中の車線をキープしながら江戸橋JCに差しかかる。あ、れ、れ、れ。真ん中はまずいよ。ここは左に寄ってなければ、神田橋・北池袋方向へは行けなくなる、ややこしいジャンクションなんだよ。と、声にしかかった時は、もう「飯嶋ノートNISMO S」はすでにNSXと一緒に箱崎・京葉道路へ向かうルートに乗ってしまっていたのだ。

「あれ⁉︎」
 飯嶋さんもすぐに気がついた。
「いや、まぁ、いいでしょ。このまま行って、次の箱崎ICで降りましょう。そこからは下道でいけばいい」
  
 大きく右へターンする感じで一旦、首都高速6号向島線に流入。やがて、NSXは深川・辰巳方向への湾岸線方向へ向かってダッシュ、その後ろ姿はあっという間に小さくなった。こちらは丁寧に最初のIC、箱崎で下道に降り立つ。そこは、東京シティエアターミナルの脇。すぐ先に水天宮。ならば直進すれば人形町から岩本町、神田神保町へと行けるはず……。



「じゃあ、ここからは……」
 素早く助手席のドアを開き、ドライバーズ側へわたしの方から移動した。エンジンはかかったままだ。ちらりとアスリート系の、したたかに引き締まったノートNISMO Sの足元を盗み見してから運転席に収まった。シートベルトが気持ちよく体に吸い付いて来る。期待感がにわかに昂まってきた。

 さて、5MT車をドライブするのは幕張で1月27日にスイフトRSを走らせて以来である。クラッチを踏み、ギアを1速にシフトし、軽くアクセルを入れてから、ミートする。その瞬間、なんとも言えない快感がわたしの右足に伝わってきた。すかさず2速にシフトアップ。とても1.6ℓ、140psという地味なスペックとは思えない、たくましいエネルギーが、さらに次のシフトアップを促して来る。スイフトRSより男っぽいぞ。それが第1印象であった。



「どうやら3速ホールドのままが、この街中走行にぴったりのようですね」
 そんな感想を飯嶋さんに伝えたところで、今回は一旦、休息して、次回に備えることをお許しいただきたい。この後、ベストカー編集部に立ち寄った後、「音羽ニュル」を、この5MTのホットハッチで試走したことだけは告白しておこう。
Posted at 2017/07/13 01:46:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 還暦+青春の21歳 | 日記
2017年07月07日 イイね!

『ドラテク巨匠』に触れる夏にしてほしい!

『ドラテク巨匠』に触れる夏にしてほしい!〜星に願いを!
ガンさん、中谷明彦著の電子書籍をゲットする好機到来〜



 ブログを更改しようと、たびたび取り組もうとするのだが、少しばかり体調と心が噛み合わず、失礼している間に、カレンダーはすでに7月の7日に。



 おお、今夜は七夕祭りか。午後9時になったら東の夜空を見上げてみようか。織姫・彦星の逢瀬が叶うといいね。

 夜空の星か。そう、そう。クルマ好き仲間のために立ち上げている『ぽらりすe-Books名作図書館』に『CONTEN堂』から、同モールの電子書籍を購入決済するだけで電子マネー2000円が100名の方に当たるフェアーを催すのでよろしく、という連絡をいただいていた。詳しくはリンク先からどうぞ。
https://contendo.jp/topics/wm201706/



 すでに、フェアー期間はスタートしているが、2017年7月17 日(月)23:59までとあるから、まだまだ大丈夫。
 ともかく『CONTEN堂』モールのわが『ぽらりす』http://e-polaris.jpにひとまずアクセスし、どれでもいいからともかくワンコンテンツを選んで購入手続きをとる。

 


 ほら、随分とクルマ好きには堪えられない作品が、まさにキラ星のごとく、ズラリと輝いてあなたを待っているはずだ。徳大寺さんの『間違いだらけの……』シリーズ、五木さんの『疾れ! 逆ハンぐれん隊』シリーズ、舘内端さんの『2001年クルマ社会は崩壊する』……。どれでもいいじゃないか。1冊だけ購入して運がよければ、2000円分の電子マネーが手元へ。それを元手に、ガンさんと中谷君のそれぞれのドライビングに関する『名著』を手に入れ、その奥の深さに是非、触れてほしい。好運を祈る!








 さて、暢気に夜空を見よう、なんて不謹慎極まりない、とお叱りを受けそうだ。九州北部の記録的豪雨による被害状況。胸が痛い。朝倉、日田地方には近年、数多く足を踏み入れ、親しんできた。加えて、生まれ故郷の北九州市も、水害の牙に襲われていると、ニュースが速報されている。ざわざわと、心が騒いでならない。
 一刻も早く、平穏が戻ってきますように、とただ祈るのみか。



Posted at 2017/07/07 19:55:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ちょっと一服 | 日記
2017年06月20日 イイね!

豊田章男社長『ル・マン敗戦の弁』に乾杯!

豊田章男社長『ル・マン敗戦の弁』に乾杯!〜さすが、ニュルの24時間耐久を走った男は違う〜



*TOYOTA GAZOO RACINGより
社長就任が2009年。当方はすでに現場から退いていた。歴代社長とは親しくお話する機会が多かったのに、と。公式の席で、名刺を交換しただけなのが残念。


 2017年WEC第3戦ル・マン24時間レースを闘い終えたところで、豊田社長のコメントがメールで届いた。一読、胸が熱くなった。ここまでモータースポーツの本質を理解され、すでにそれが血となり肉となっている61歳のメッセージである。そのまま、そっくり、手を加えずに「みんカラ仲間」にお届けしたい。
  ★           ★           ★
「思いっきり走らせてあげられなくてゴメン…。」
本来であれば、応援いただいたファンの皆さまへの感謝の言葉が
先ず最初に発せられるべきですが、 今回のル・マンだけは、どうしても…
この言葉を私からドライバー達に一番に掛けてあげなければいけないと思っています。
ドライバー達は、初めてル・マンに来る私に、
「一緒に表彰台の真ん中に上ってほしい…」「そのために絶対に負けたくない…」
「だから共に戦ってくれ…」と言ってくれました。





だからこそ、私からは、
「思いっきり走れ。メカのつくったクルマを信じて、ル・マンを楽しんで。」
という言葉を返していました。
それなのに、思いっきり走らせてあげることが出来なかったことが本当に悔しい…
私たちのクルマを信じて走ってくれていたのに…本当に申し訳ない…。
その気持ちでいっぱいです。
おそらく、この気持ちは、この戦いに向けクルマをつくってきた
トヨタのエンジニア、メカニック、
そしてパーツサプライヤーの方々、
皆、同じ想いなのだと思っています。
なので、そのみんなの気持ちも背負い、代表して、ドライバー達へ
もう一度、改めて言います。





「思いっきり走らせてあげられなくてゴメン…。」
そして、その9人のドライバー達も含めて、
トヨタチームに関わった全ての人の想いを二つ、私から述べさせてください。
ひとつは、ファンの皆さまへ。
トヨタの勝利を信じて応援してくださったファンの皆さま、
期待に応えられず本当に申し訳ありませんでした。
そして、24時間、最後まで我々を信じ、熱く応援いただけたことに
心から感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました。
再び、皆様と共に笑顔になれる日を目指してまいります。



ひとつは、ポルシェチームへ。
昨年の戦いの後、ポルシェの皆さまから
我々をライバルと認めて頂けるような嬉しい言葉を数々いただきました。
“ライバル”と言っていただけたことに応えるためには
今年また、ファンの皆さまを魅了するような素晴らしい戦いをさせていただくことだと
考えていました。
だからこそ、チームは新しい技術・技能を生み出すことにも
果敢にチャレンジして来ることができました。
ポルシェチームの皆さま、おめでとうございます。
そして、ありがとうございました。
しかし、昨年のようにファンの皆さまを魅了させるような戦いを
実現することが出来ませんでした。



今回、ポルシェも、我々トヨタも…
ル・マンの道に挑んだハイブリッドカーは
24時間を無事に走り切れませんでした。
優勝した2号車でさえも、完走した我々の8号車も
トラブルにより時間のかかる修理を余儀なくされて、ようやく辿りついたゴールでした。
世界耐久選手権を通じて高めてきたハイブリッド技術は、
6時間レースでは、その能力を発揮しきれても、
ル・マン24時間の道のりでは、まだまだ歯がたたないということかもしれません。
電気の力は、クルマがもっとエモーショナルな存在になるために絶対に必要な技術です。
ル・マンは、その技術に挑戦し続け、極限の環境で試すことの出来る貴重な実験場です。
これからも、この場を、大切にしていきたいと思います。
もっともっと技術に磨きをかけ、熟成させ、
お客様に本当に笑顔になっていただける技術を…
そしてもっといいクルマづくりを続けるために、
これからも我々トヨタは、努力を重ねてまいります。
皆さま、ご期待いただければと思います。よろしくお願いいたします。

   2017年6月18日
    トヨタ自動車株式会社      代表取締役社長 豊田 章男

 今年のル・マン。予選で7号車の小林可夢偉が、圧倒的なタイムでPPを獲るなど、ひょっとしたら、という期待も高かった。が、ご存知のような結果に。



 ハイブリッドカーはまだ発展途上のさなかにある。その辺の様子も章男社長は、「敗戦の弁」の中で、きっちりと冷静に説明されている。そしてライバルPORSCHEチームへの感謝を、まっすぐに表明しているのが、なんとも清々しい。

 きっと来年もまた、まっすぐに挑戦するTOYOTAチーム。口惜しいのはわかっている。だからこそ、もっと前進できる、と胸を張る61歳に乾杯だ!
Posted at 2017/06/20 02:51:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | この人に逢いたい | 日記
2017年06月15日 イイね!

代打の切り札『ノートNISMO S(5MT)』登場!

代打の切り札『ノートNISMO S(5MT)』登場!〜パルサーEXA・フレッシュマン時代への回帰・序章〜



 ちょうど『みんカラ』で『つれづれクルマ一代』をスタートさせて満6年。みなさんに支えられて、いろんなテーマに取り組むことができました。深く、厚くお礼を申し上げたい。
 あの時は「そのまんま」の75歳だった。それが今では『還暦プラス青春の21歳』などとほざいている。それでも体調・健康には気をつけながら(闘いながら、と言うべきかな)手応えのある日々を楽しんでいられる。それも『みんカラ仲間』との交遊のお陰です。もう少し、この道を究めてみたい。どうぞ、お力添えを。

 さて、1ヶ月ぶりの「近況報告」は、終点を『ラストラン、菅生に燃ゆ』に設定して取り組むが、果たして完走できるだろうか。シグナルはGO! おっとスタートで逆噴射しないように……。
   ★         ★        ★
《PVランキング第2位》の大異変騒動の発火点となった『5速MT新型スイフトRSを味見しに行かないか?』の続きを書きたくて、SUZUKI広報のミスター神原に連絡を入れたところ、電話の向こうから、申し訳なさそうな女性の声が返ってきた。

「神原は4月から、本社の宣伝部の方へ異動しまして……」


*SWIFT RS 5MTでご機嫌。ひとっ走りしてきます!


*こちらが「北総の小江戸・佐原」の運河めぐり。

 おお、そうであった。ご挨拶のメールをいただいていたのだ。で、早速、浜松の方へ連絡をしなおした。が、会議中とやらで、後刻、電話をもらうことにした。こちらの要件は、改めて5速MT新型スイフトRSを用意してもらい、今度こそゆっくりと、この4月19日に『北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み』として『日本文化遺産』に認定されたばかりの佐倉と、さらに、かつては利根川水運の基地として栄えた佐原(香取市)まで足を伸ばして、運河めぐりでも楽しみたい、とムシのいい注文をするつもりだった。

 時を置かず、浜松から電話が入った。久しぶりの挨拶の後、こちらからの要件を伝えると、ミスター神原の申し訳なさそうな声で答えが返ってきた。
「あの時の5MTのRSは広報車じゃなかったのです。実はアルトの時に5MTを用意したのですが、ほとんどご利用がなかったので、今回は広報車としてのRS5MTは準備してありません。東京広報の方でディラー関係を当たらせますので、ちょっとお時間を……」

 2日経って、東京広報から連絡が入った。2時間くらいの試乗なら世田谷のディラーで調達できます、とのこと。話にならない。で、今回はRS の5MTは諦めることにして、方針変更。かねてから約束していた日産ノート e-POWER NISMOにそろそろ空きが出る頃だが、と日産広報に探りを入れることにした。
ちょうど6月8日に「X-TRAIL」のマイナーチェンジの発表会がある。その時に受けとれれば好都合だが、と。

「う〜ん。残念ながら、まだ出ずっぱりなんです。それよりもノートのNISMO Sならどうですか? マニュアルの5速ですよ」
「え⁉︎ NISMOノートに5MTがあったのか! それいいね!」


*NOTE NISMO SのイメージPHOTO

 ニヤリと笑みを浮かべているに違いない若手広報マンの清水君。チーフの志水氏ではない(念のため)。何しろ彼は熱心なベスモフアンでわたしのBLOGもちゃんとチェック済みのはず。だから、コンパクトハッチの「5MT車」という人参を、わたしの鼻先に突きつけたのだ。

 そんな経緯もあって、6月8日の朝は、午前10時半開催の発表会に出席すべく、浮き浮きと私鉄電車で池袋へ出、9時26分発の湘南ライナーで横浜へ向かった。通勤・通学の時間帯を外しつもりがほとんど満員電車状態。つり革にぶら下がって耐えていると、やっと恵比寿からは座席にすわれて、そこからは一息をつく。実はこのところ、いささか体調が優れず、まだ横浜行きは無理だったか、と悔い初めていたのだ。

 それでも西大井から先の、武蔵小杉、新川崎と快適に走りぬける頃には、これから5日間を一緒に暮らすノートNISMO Sへの期待感からだろう、靄っていたハートに明るいものが射しこみ始めていた。それに、万一に備えて、横浜でノートNISMO Sを受け取ってからの帰路については、同じRJC会員、飯嶋洋治さんにサポート同乗をお願いすることで、手配はちゃんと済ませてある。

 午前10時05分、横浜着。そこからはいつものように中央改札出口から地下街を抜けて、「みなとみらい21」方向を目指した。日産グローバル本社まで、徒歩すでに5分で着くのはちょっときついかな。
 運河に面した1Fのギャラリ・フロアーはすでに報道陣やTVカメラで満席状態。発表会がこうやって賑わうのは、御同慶のいたり、である。

 定刻の10時半、マイナーチェンジしたX−TRAILが紹介される。今回の狙いは、ミニバン「セレナ」に採用して大ヒットした『プロパイロット』を、今度は時代の寵児になりつつあるSUVに搭載し、同時にエクステリア&インテリアの質感を大胆に高めたものだった。いずれ、試乗会がセッティングされるだろうから、「セレナ」搭載時からの『プロパイロット』機能の進化具合を、その際に味見させていただこう。付言すれば、今回のX−TRAILにもNISMOバージョンとAUTECH仕立ての2種類が用意されていて、一味、スープアップされたSUVになっているはずだが……。



 やっとイベントが終了。すぐに飯嶋洋治さんと合流し、広報・志水チーフに先導されて、地下の広報車受け取りの事務所へ、エレベータで降りて行った。去年の11月11日に、もてぎツインリンクでのRJCのカーオブザイヤー・イベント出席のお供としてR35 GT-R 2017バージョンを借り出して以来だったが、あの時はデビューしたばかりのNOTE e-Powerの試乗会が絡んでいたのを思い出す。



 今回はSWIFT RSの代打として登場してくれる特別のNOTE S。その対面が控えているのだ。

 5日間にわたる試乗貸出の手続きが終わった。で、モータープールへ向かうべくドアを開けて一歩踏み出した瞬間、足が止まってしまった。例のNISMOバージョンのアイデンティティであるブリリアント・パールホワイトのNOTE Sが、その小ぶりなプロポーションを自慢げにくねらせて、目の前ですでに待機しているではないか。



 2WD 1.6ℓ DOHC水冷直列4気筒140ps/6400rpm。専用チューンを施された心臓部。5速マニュアルミッション。スピードメーターは260まで刻んである。お値段も、このバージョンは約300万円だと聞く。いやぁ、早く外へ飛び出したくなる。が、ここはサポートをお願いしている飯嶋さんに、とりあえずステアリングを譲るべきだろう。

 当方は助手席にお尻を滑り込ませた。すっぽりと収まりがよすぎて、いささか束縛感が強い。そこが気になった。
 黒のスエード調スポーツシートはRECARO社との共同開発とかで、ホールド部分は赤でまとめている。



 飯嶋さんがギアのシフトパターンを確かめてから、左足でクラッチを踏み、次にエンジンのスターターボタンを捺す。ウォオーンと嘶(いなな)くNOTE S。事前の打ち合わせで、この後、首都高速湾岸線の大黒パーキングエリアまでひとまず走って、それからのことはSAのレストランで昼食をとりながら決めましょうよ、ということになっていた




 
 日頃はBMWのM3、MT車オーナーの飯嶋さんが、ゆったりと1速→2速→3速とギアをアップさせながら、上り勾配のアプローチから、光の溢れる「みなとみらい横浜」の街へと繰り出した。

 さて、今回はここまで。試乗記はわたしがステアリングを握ってからにしたい。それに、あえてサブタイトルとして《パルサーEXA・フレッシュマン時代への回帰》と謳っていながら、まだそのことに触れないままでいる。



 それもやがて謎解きをするつもりだが、これまで35GTRやフェアレディZのNISMOバージョンと、それぞれ1週間を一緒に暮らしてきたときには全く繋がらなかった《プロダクションレース》時代の記憶の数々……。「序章」という2文字を付け加えている所以(ゆえん)である。  (以下、次回へ)
Posted at 2017/06/15 17:12:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | 還暦+20歳の青春 | 日記
2017年06月14日 イイね!

祝・みんカラ歴6年!

祝・みんカラ歴6年!6月9日でみんカラを始めて6年が経ちます!
<この一年のみんカラでの思い出を振り返ろう>


これからも、よろしくお願いします!

最初は[ファーストラン]でした。今読み返して見ると、初心がよくわかります。これからも、真っ直ぐに走りつづけたいものです。



 その[ファーストラン]は、よろしかったら、こちらからどうぞご一読ください。

  [ファーストラン]

Posted at 2017/06/14 11:39:42 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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「ホットハッチ5MTに乗ると人が変わるのか!? http://cvw.jp/b/1135053/40077198/
何シテル?   07/13 01:46
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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代打の切り札『ノートNISMO S(5MT)』登場! 
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2017/07/08 13:32:05
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