『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』
田舎なので、この映画は上映されず、ソフトの発売を心待ちにしておりました。
予告編等からイスカンダルへの航海の途中のエピソードであること、敵がガトランティスであることは知っていましたが、なるべくストーリーを知らずに観たかったので、この半年間は辛い思いをしてきました。
旧作では航海の途中で年越しとなっていたのですが、今作は「2199」とタイトルに付けてしまったので、2199.12月に地球に帰還していますから、旅の途中の話でなければ「2199」とはなりませんよね。
本編のストーリーについては触れませんが、TVシリーズの最終話で劇場版の告知があって以来、自分なりにストーリーを予測していました。以下、私の予測です。2~3部作になることが前提で考えていました。
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暗い宇宙空間。一隻の難破船が漂流している。
その難破船に接近する艦艇がある。ガトランティスの船だ。
難破船内を調査するガトランティス兵。かろうじて生命維持に必要な動力が作動している船内にて、ブリッジと思われる場所で生存者を確認した。その風貌はあの男のようだ。
『宇宙戦艦ヤマト2200 前篇』
小マゼラン星雲
ドメル退任後、ガトランティスがバルゼー提督を派遣すると戦況は一変。ガミラスの防衛線は突破されつつあった。ガミラス艦隊を一蹴し豪快に笑うバルゼーに大帝からの通信があったことが告げられる。「作戦は中止。ただちに帰還せよ。」しぶしぶ撤退命令を出すバルゼー。
ガミラス
ガトランティスの小マゼラン撤退は軍部の総司令官ディッツ提督にも伝わっていた。
しかし、ガミラスは恒星系内に広がりつつある暗黒星雲に悩まされていた。
暗黒星雲に向かった調査船は行方不明となり、第二次調査には武装した艦隊が差し向けられた。調査艦隊は暗黒星雲内で謎の艦隊に遭遇、戦闘になる。
地球
ヤマト帰還から数カ月、地表には緑が広がっていた。地球政府は地上に大型の建造物を作らないことを決定し、自然環境の保護に努めていた。ある小高い丘の上には沖田十三の像と殉職した乗組員の慰霊碑が建てられている。
ヤマト
事実上ガミラスとの和平は成立しているが、遺恨をぬぐい去ることができない地球であった。しかし、恩人であるイスカンダルとの国交確立のため、亜空間ゲートまでの航路探索任務にヤマトを就かせていた。
探索が主任務ではあったが、地球復興のための資源発掘、人材育成のための訓練も行いつつ航海を続けていた。今日も訓練の最中であった。艦内各所で激しく動き回るクルー。ブリッジも例外ではない。
艦長席から指示を出しているのは古代進。副長(筆頭は真田)に昇格していた。「バカ者!」古代の僅かなミスに檄を飛ばすのは艦長に就任した土方竜である。
訓練後、ブリッジに残り、古代と島が雑談中。
古代 「訓練生時代を思い出すな~。あの土方先生のどなり声・・。」
島 「まったくだ。ホントに鍛えられるわ~。」
その時、通信士がある通信を傍受した。
発信者はメルダ・ディッツ。ブリッジ内の空気が変わる。
メルダの艦とランデブーに入るヤマト。
メルダからガミラスとイスカンダルの危機が告げられる。
謎の艦隊の破片を回収、分析した結果、波動エネルギーを転用した兵器が有効であることが判明。しかし、ガミラスはデスラー砲に関する設備、機密を全て破棄しており仮に開発を再開しても実用化には数カ月が必要だった。
ガミラスの民を救うべく、ユリーシャ・イスカンダルは姉スターシャの反対を押し切り、バランでゲートの調整任務中だったメルダを特使としてヤマトの元に送り出したのだ。
果たしてヤマトはイスカンダル、ガミラスの危機に駆けつけることはできるのか?
波動砲は解禁されるのか?
中略
戦闘は終結したが、ガミラスは壊滅的被害を受けていた。もはや人間の住める惑星ではなくなった。
帰還の途につくヤマト。その姿を冷ややかに見つめる目が宇宙にはあった。
暗黒星団帝国、その正体を知る者は地球にはまだいない・・。
ガトランティス
大帝に帰還の報告にきたバルゼー。
大帝は蘇生装置の前。
大帝 「バルゼー、よく戻ったな。帰還させた理由はこの男だ。」
男に繋がれた計器が大きく反応している。男の眼が開く。
上半身をゆっくりと起こした後ろ姿はまぎれもなくデスラーであった。
宇宙空間
「わたしは・・・・のテレ・・・ちゅうのみなさ・・・きが・・っています・・・・・」
何者かのメッセージが静かに響き渡る・・。
つづく
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この続編では劇場版「さらば~」あるいはTV版「2」のストーリーに繋がり、そのさらに続編では「~永遠に」のストーリーとなるのが私の考えでした。自分が想像していなかった内容だったことで、「星巡る方舟」は楽しむことができました。満足です!(^^)!
新しいBGMとして「~永遠に」の曲が仕様され、「完結編」に繋がると思われる設定もありましたので、続編はある! ・・と期待しています☆
Posted at 2015/05/28 22:47:51 | |
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