GIGABYTE(ギガバイト) マザーボード GA-Z97X-Gaming7
CPUの次はパソコンの回路の基板にあたるマザーボードを取り上げます。
【非常に重要な注意事項!】
よくご存知の方には馬に念仏ではございますが、
マザーボードの取説にも対応オペーレーティングシステムとして書かれておりますが、この新型のマザーボード (正確にはHaswell世代のCPUと、対応マザーボード全般)、爆速だからといいましてもWindows XP と Vista の各OSはもうすでにハードが対応していないらしく、OS自体のインストールが不可能らしい!ので、ご注意願います。
新OSを販売したいマイクロソフトの戦略なのか、正確にはチップセットを含むWindows XP とVista の対応ドライバーの提供がなされていないそうです。ネットを徘徊すると、それでもXPのインストールに挑戦された方も幾人かおられるようですが、ドライバーのインストールに苦慮されているようで、なかなか安定動作しないようです。
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で、使用するCPUが決まれば、マザーボードの選択肢はおのずからある程度に絞られるわけですが、今回私に合うマザーボードとして、
①とにかくたくさんのHDDを接続するのでS-ATAの端子が多いこと
②ゲームはまずしないので、ビデオカードのスロットは正直PCI Express×16の1本でもよい
③一応過去のものとはなったが、PCIのスロットは1本だけあるものがよい
④補助カード用に、極力PCI Express×1のスロットが多く搭載されていること
⑤搭載コンデンサーが固体形を採用するなどして、とにかく耐久性の高い製品であること
この条件でCPUに合うマザーボードを調べた結果、このギガバイトのGA-Z97X-Gaming7が唯一合致しましたが、あまり店頭には置いていない品種らしくわざわざ取り寄せてもらいました。この品番の一つ下のGA-Z97X-Gaming3なら店頭でよく見かけるものの、S-ATAの端子が少ないので購入は見送りました。
そしてこのZ97のマザーボードから正式にサポートされるようになりましたM.2(読み:エムツー)スロット、転送速度がたいへん激速らしく、将来ここにOS用のSSDをじか挿しした時には、S-ATAの2個の端子が排他利用で使えなくなるので、チップセット分以外に余分に2個S-ATA端子が装着されている製品(合計8個搭載ですべて6Gb/s対応)をチョイスする必要がありました。M.2スロットに対応のSSD、これの装着にはケーブルもなにも要らないので、早く実用的な価格で普及して欲しいものです。
また耐久性と冷却性能がさらに高そうな、同じギガバイトのGA-Z97X-UD5Hのマザーほうが、オーバークロックしない私にはより性に合っていそうでしたが、残念なことにPCIスロットが2つもあり、しかもビデオカードの直下のPCI Express×1スロットはまず使えないので、使えるPCI Express×1のスロットが実質1個だけとなるため、残念ながらこれの購入は見送りました。
ちなみに前回製作したパソコンのマザーボードもほぼ同じ条件でチョイスしましたが
(ギガバイト EP45-UD3R)、
このマザーボードはビデオカード用のPCI Express×16のスロットはわずか1本の装備だった代わりに、逆に旧来のPCIスロットは3本も搭載されていて、当時まだ主流だったPCI接続のカード、カノープスの動画キャプチャーボードのMTVX2004HF & クリエイティブのサウンドブラスター Elire X-Fi Pro を生かすことが出来ました。
5年前はまだまだPCI Express×1の拡張カードは少なかったですね。ちなみに現在も、アナログのS-VHSビデオ映像の取り込みにこのカノープスのカードを使用しています。
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【製作に当たっての注意事項】
後日パソコン製作記で詳しく触れるつもりですが、IBMのMS-DOS機時代から長らく続いてきた、旧来のBIOS(バイオス)に代わるものとして導入されている、最新のUEFI(ユー イー エフ アイ)ですが、Windows 8 のOSインストールディスクを光学ドライブからインストールする際、光学ドライブは必ずチップセットがサポートしているS-ATA端子に接続するようにしてください。
高機能なマザーボードでは、チップセットが提供しているS-ATA端子以外にも別チップによるS-ATA端子があります。
この品番のマザーボードですと、Z97のチップセットが制御しているS-ATA端子は0番~5番ポートの合計6ポートですが、別チップ(Marvell 88SE9172)が制御している6番と7番ポートのS-ATA端子に、光学ドライブをS-ATA接続してUEFIモードでOSをインストールしようとしても、光学ドライブとマザーボードがUEFIを認識せずにUEFIブートにならず、旧来のレガシーBIOSモードでのOSインストールとなりますので、くれぐれもご注意ください。
私は最初これが分からずに、どうしてもUEFIモードでOSがインストールできずに相当に悩みましたので。ネットで調べてもそのようなことは書かれていないし、なぜかマザーボードの取説にもこのことには全く触れられていないので、ご注意願います。
関連情報URL:http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=4959#ov
定価 | 19,980 円 |
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購入価格 | 21,578 円 |
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入手ルート | 実店舗 ※(購入価格は税8%込み) |
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